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夏至のプラハと東ドイツ#5: 東ドイツでおいしかったもの

東ドイツで食べたおいしかったものです。
大体ツアーの食事で満腹になってしまっていたのであんまり目新しいものはないのですが、ドイツ自体にほとんど行ったことがなくて、個人的においしかったものやドイツに来たならこれは食べないと! みたいなものをまとめてみました。

フルーツジュースを使ったドリンク

東ドイツを旅行していて一番ヒットしたのが、数種類のフルーツジュースを混ぜたドリンク。
それがいかにも混ぜましたという味ではなく新しい味として成立していて、本当にどれもおいしかったんですよね。

大体どこのレストランにも置いていて”lemonades”や”non alcoholic cocktails”と書かれているものが多かったように思います(アルコールが入っているものもあります)。
ドリンクの欄にあって材料名がずらずらーっと書いてあるものがそうなので、慣れればすぐに見つけられます。

グリーン・オレンジ・パープルの順にそれぞれの中身は、

  • Waldmeister・メロン・パイナップル・桃・みかん・いちご・ハウスワイン・ラム・シャンパン(Waldmeisterはドイツでメジャーな緑色のゼリーやドリンクだそうです)
  • ジンジャーエール・ライムジュース・ハイビスカスシロップ・生のジンジャー・ミント・ライム・オレンジ
  • サマーベリー・梨ジュース・ラズベリーシロップ・ソーダ

中身を見るだけでも面白そう! おいしそう! と思えるラインナップですよね。

ただ困ったことにドイツ語圏なので英語が併記されていないものも多く、またフルーツの名前は英語と全く違うものばかりなので、Google翻訳を通さないと中身がわからないということが多々ありました。
自分の好きなフルーツはあらかじめドイツ語を覚えておくとスムーズだと思います。

あんまりにも楽しい&おいしいので、こういうドリンクの本がほしいなと思って空港の本屋などでも見てみたんですが見つからず、日本に帰ってから検索しても意外に見当たりませんでした。
早くこのフルーツを混ぜてジュースを作る文化が日本にも入ってきてほしいなーと思います。
モクテルという名で広めようとしている雰囲気はあるんですよね。

また、フルーツジュースを混ぜたものではなくて、単純にジュースにサイダーを混ぜたものも多く売られていました。普通のジュースに1/3~1/4くらい炭酸水を入れてるみたいです。
これは簡単に再現できるので、ドイツから帰ってきてからはずっとこういう飲み方でジュースを飲んでました。
さっぱりして飲みやすくなるのでおすすめです。

生肉のカルパッチョ

ドイツだからというより、ヨーロッパに来たら絶対食べたいもののの一つが生肉なので、カルパッチョかタルタルを見かけたら必ず頼んでいます。
日本でも食べられないことはないんですが、やはり肉食文化が長い分香草の使い方も含めてヨーロッパの料理の方が面白いものが多いです。単純に消費者の味覚の問題もあると思いますが…。

ちなみにこのカルパッチョと上の3種のドリンクは、ドレスデンの有名なレストランカフェCoselpalaisのものです。
立地も味も良かったんですが、とにかく注文と料理のサーブが遅かったので、すごく時間があるときでないとハラハラするかもしれません。

ヒルトンドレスデンの朝食

今回のツアーは結構いいホテルばかり泊まったので朝食もおいしかったのですが、その中でも一番楽しかったのがヒルトンドレスデン。

一番心にぐっと来たのがこれ! 巣蜜です。もちろん取り放題。
日本だとなかなか食べられないし高いので、これを見つけたときはすっごく嬉しくてばくばく食べました。
ちなみにこれ、ある程度食べてから撮影したので欠けてますが、最初はきれいな一面の巣蜜でした。贅沢!

そしてもう1つ良かったのが、ケーキがおいしかったこと。

こういうバイキング形式のケーキって大体甘ったるくて食べるのがつらいというものが多いのですが、こちらのケーキはあっさりめでサイズも小さめ。3つくらいぺろっといけます。

ドレスデンの地方菓子にアイアシェッケ [Eierschecke]というチーズケーキのようなものがあるのですが、それが置いてあったのも嬉しいポイント。
今回はツアーの食事がとにかく多くてなかなかカフェに行けず、地方菓子を食べるのも難しかったので、朝食に少し味見程度に食べられるのはとても助かりました。

ごはんもおいしいものが多かったのですが、ある程度良いホテルのバイキングは大体レベルが高いので、食事以外にわくわくするものが置いてあると印象に残りやすいですね。

バウムクーヘン

日本では割とメジャーなお菓子ですが、本場ドイツでは実はあまり知られていないそうです。
そもそも、売っているお店が少ないとか。

発祥の地については諸説あるそうですが、東部ドイツのドレスデンもその一つ。
今回はザクセン王室御用達でもあったコンディトライ・クロイツカム [Conditorei Kreutzkamm] でいただきました。

実は味については、ものすごくおいしいものではないというのは事前に調べて知っていて、実際に食べてみても「ふんふん、なるほど」という感じでした。
日本のものとは違ってどっしりみっちりしていて、飲み物と一緒に食べる感じですね。

すごくおいしかったしぜひ、というほどではなかったのですが、話のタネについでに寄って食べるても損した気分にはならないと思います。
ちなみに(夕飯前という時間も悪いと思うのですが)カフェにいる間、お店に来るのは日本人観光客ばかりでした。地元の人はあんまり食べないんですかね?

白アスパラガス(シュパーゲル)

ドイツに行ったのが夏至の前ということで、白アスパラガスのシーズンも終盤でした。
日本でも割と見るようにはなってきましたがそれでもまだ珍しい食材なので、本場でぜひ食べたいと思ってたんですよね。

最後のレストランで出てきた立派な白アスパラガス。
個人的には、食べ慣れてないからかあんまり風味や味というものを感じることができなくて、ふーんという程度のものなんですが、大好きな人がたくさんいるのだとか。

ドイツは特に白アスパラガスが好きな国民で有名だそうで、空港で買ったレシピ本をよく読んでみたら白アスパラガスのレシピがたくさん載っていて、愛されてる食材なんだなあというのがよくわかりました。
できればもっとたくさん食べて、良さを理解したかった食材です。日本でもメジャーになったら挑戦していきたいな。

夏至のプラハと東ドイツ 記事一覧
2019年の6月、プラハと東ドイツの街を回る旅行へ家族と行ってきました。 その旅行の記事の一覧です。 元々「日の長い夏至にヨーロッパに行きたい」という理由から決めたこの旅ですが、いろいろと行先について話し合った結果、割と渋いルートの選択とな...

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