記事内に商品プロモーションを含む場合があります

自分の楽しみに全振りした大阪・関西万博2日間の記録

既に閉幕してしまいましたが、大阪・関西万博に2回行きました。パビリオンはコモンズ館以外ほぼ無視(予約チャレンジすらなし)という振り切った参加方法でしたが、大満足!
色んな国に対して好奇心が持てるようになって、参加出来て本当に良かったです。

ほぼ食べ物記録ですが、万博参加レポートです!
※かなり長くなってしまったので、↓の目次から気になるところへ飛んでもら方がいいと思います。

スポンサーリンク

1回目の万博行きを決める

万博は開幕前から行きたいと思ってたのですが、春は体調の問題があったのでやっと行けたのは6月。タイミング悪くすっかり暑くなってしまい両親が一緒に行くということもあり「無理はしない、お散歩するつもりで!」が合言葉になりました。

イマイチ仕組みをよくわかっておらず、直前に日程を決めたため7日前予約は参加できず。3日前予約も、どこかパビリオンを見たいという気持ちよりも予約が取れなかったら感じる徒労感の方が強そうだな…ということで参加せず、当日予約もしないでいいかな、と家族と意見が一致しました。

建物が楽しいみたいだし、ゆっくりお散歩して、大屋根リングも登ってなんか変わったものが1個食べられればいいかなーくらいの期待感での参加です。

1回目:6月後半平日(家族とお散歩)

当日は12時枠だったので、12時少し前でいいかな?と行ってみたら入場まで1時間かかり大誤算でした。
とりあえず何かご飯を食べようと思ったものの、ちゃんと情報収集をしていなかったせいでどこで何が食べられるのかさっぱり。現地での情報収集方法もわからず、とりあえずなんか見つけたら食べよう、ということになりました。

万博ごはん① フードトラックの大きなホットドッグ

フードトラックで大きなホットドッグを見つけ、これを3人で割ったらちょうど軽く食べるにはいいサイズかも?ということでひとまず簡単にランチにしました。

こういった屋台の出るイベントにはほぼ行かないということもあり(とにかく人混みが苦手な家系)、これはこれで目新しい感じではありました。3人で分けても十分なくらい大きかったので、今考えると万博ご飯としてはかなりコスパ良かったです。

ご飯の後は会場をぶらぶら。この時期でもパビリオンは待ち時間があったのですが、コモンズはほぼ並ばずだったのでコモンズ巡りをしながら会場の建物を見て回りました。個人的にコモンズは聞いたこともなかった国がいっぱいあり、「知らないことを知る」楽しみを浴びるように得られたので大満足でした。

万博ごはん② サフラン&バニラアイス(コモンズB ソマリアブース)

大屋根リングも適度に回り、3時間くらいでまず父親が満足して離脱。その後母親とコモンズに再度入り、ソマリアブースの産サフラン&バニラのアイスを食べて「変わったものを食べる」目標もクリア。

このアイスは日本でチェーン展開しているイタリアンのサルヴァトーレクオモ関係のお店が出していて(材料がアフリカ産ということらしい)、それなら食べやすくアレンジされているかなと珍しい味のサフランをチョイス。

サフラン自体、名前は知っているけど風味は気にしたことなかったな…という程度のイメージしかなく、食べてみて特徴が分かるかなーと心配だったのですが杞憂でした。
干した花系の独特な風味は他に例えるのが難しく、ほほーなるほど、こういう味も世の中あるのね、と楽しめる味。おいしいかと言われると「今はそうは感じない」と思いますが、単純に舌が育っていないだけでメジャーになったら普通に馴染みそうなポテンシャルは感じました。
ちなみに帰ってから調べたら、サフランのアイスはイランの伝統菓子とのことでした。

万博ごはん③ ブルーチーズとブルーベリーのスモーブロー(北欧館)

面白い物を食べて満足したので、夕方頃にはもう帰ろうかという気持ちに。その途中で、北欧館のレストランがほぼ並ばずで入れるとの案内されたので、最後に寄り道。

ここで万博価格を初めてしっかりと見て「値段…!!」とはなりましたが、せっかくなのでと好きなものを注文。
値段と味のバランスを考えるなら街のレストランに行った方が絶対に良いので、後は経験にどこまでお金をかけられるかだな…と悟ったので、次回来るときは「絶対に今後行かないであろう国で面白そうなものを食べよう」と決めました。

2回目の万博行きを決める

1回万博に行った後そのまま夏に突入し、とてもじゃないけどこの暑さで出かけるのは無理…と思っていたら、あっという間に9月になってました。
9月中旬頃にちょっとだけ気温が落ち着いてきたので、「10月なら行けるかも」「行くなら一人で行って、とにかく食べ歩くだけの1日を過ごしたい」などと考えていたら、ちょうど浮いたチケットが1枚あるともらったので2回目の万博が決定。

しかし(その後ニュースになったように)9月の中旬頃から既に入場予約は粘り勝ちをしないと取れないという状況になってしまいました。
半日粘り何とか10月最後の平日で枠が取れましたが、これ以上チケットを買うのは怖すぎたので、2回目は悔いなく遊ぼうと決めてしっかりと下準備を進めることに。

9月の終わりごろになると色々な情報が出そろっており、何回も万博に行った人がリピートしたりおすすめしたりしているものもすぐに見つかったので、6月頃に比べるとずっと万博の情報収集は楽でした。

2回目 10月最後の平日(食べ歩き)

2回目の目的は「今後も行かないであろう国のごはんを食べる」。ヨーロッパ系は今後もそれなりに機会もあるだろうし、日本にもレストランがあるしレベルも高いし…ということで、とにかく中東・アフリカ系を攻めることにしました。

予約は1回目と変わらず12時枠(ギリギリまで午前枠狙ったのですが無理でした)。
前回の反省を踏まえ、11時頃に夢洲に到着。既に涼しくなってきたし、完全に長時間待つつもりで折りたたみ椅子と本も用意したのですが、10分ほどで列が動き出し12時前には入場できました。色々とオペレーションが仕上がっていたのを体感しましたね。

人が多すぎて全然近くで撮れなかった東ゲートのミャクミャク。(写真だと全然分かりませんが)お辞儀した姿が可愛くて、「あれ、もしかしてこのキャラ可愛い系で愛でればいいの?」と気付かされたので、この造形でミャクミャクを入り口に配置した人は天才だと思います。

この日の行動は後から記録に取りたかったので、LINEで自分だけのグループを作ってメモ代わりにしました。写真も記録できるしタイムスタンプもつくのでお勧め。

本当ならいつもの一人旅のようにトラベラーズノートを持ってきてゆっくり書いたりしたかったのですが、荷物は増やしたくなかったしゆっくり座れるかどうかわからなかったのでこの形式にしました。結果的には、書き物をのんびりできる場所なんてほぼなかったので、この形式で正解だったと思います。

万博ごはん④ グージーブリオッシュ・ルミージュース(バーレーン)

入場したら一直線にバーレーンパビリオンのカフェへ。星付きシェフがプロデュースということで味も悪くないだろうという期待もあり、まずはここから始めました。

混んでいるので一人利用だと相席。相席自体は構わないんですが、テーブルも椅子も小さくて窮屈な感じだったので、ささっと食べて出る感じになりました。インテリアは開放感があって良かったんですけど、狭いところに作られているカフェなので仕方がないですね。

グージーブリオッシュは、「じっくり煮込んだラムショルダー・ブリオッシュパン・カリカリのオニオン」とのこと。
これまでラム肉を食べる機会がほとんどなかったのですが、やっぱり癖がありますねー。個人的には臭みとも感じやすい癖なのですが、ラム肉以外の構成要素が良くできていて、ラム肉自体もにおい以外要素は良いので、これは多分(料理が失敗していて臭いのではなく)普通においしくて私がラム肉の匂いを苦手としているのだな、ということが理解できました。
この匂いと今後和解できることがあるのかなあ…。

ルミージュースはメニューにただ名前だけが書かれていて説明が全くなく何なのか分からなかいまま頼んでしまったのですが(なんと検索しても出てこないし、AI要約は「ライムジュースの誤記と考えられる」とか表示します)、別の席からブラックライムという単語が聞こえてきたので多分そういう系のジュースなのかと思います。
柑橘系の香りが良く、甘めの味付け。なんだかラムネのような後味で、口当たりの良いさわやかなお菓子のようなドリンクでした。

万博ごはん⑤ ローズソフトクリーム・フランキンセンスティー(オマーン)

続いてはオマーン館へ。Xで情報収集した際「食べ納め」としてここのソフトクリームを上げていた人が多かったので選びました。

ローズの香りのお菓子を最初に食べたのは、愛・地球博の(確か)ブルガリア館のローズソフトクリーム。一口食べて、家族全員で目を見合わせたというくらい衝撃的な味で…。化粧品を食べてるみたい、がその時の感想でした。
ただそれからローズのお菓子も少しずつ市民権を得ておいしいと評する人も増えているので、ここらでもう一度試してみるかというつもりのチャレンジです。

購入したのはローズソフトクリームとフランキンセンスティー(オマーン・ルヴァン・アイスティー)。
フランキンセンスティーは説明を見たときに衝撃的を受けました。あの塊を??焚いて使う樹脂を食べ物に???
同じ名前の違うものかと思いましたが、カフェの並び途中で入れるショップで普通に見慣れたフランキンセンスが売っていたので勘違いではありませんでした。

それで肝心の味ですが、まずローズソフトクリームは本当においしかった!!
普通にお店で売っていたらリピートしたいくらい、ちゃんとおいしかったんです。多分ベースのアイスクリームがそもそもおいしく、そこにローズがふんわり香って乳製品特有の重さを軽くしていました。ローズのお菓子で有名なピエール・エルメもラデュレもイマイチ合わなかったのですが、これは本当に心の底から好きな味でした。

フランキンセンスティーは結構癖強め。濃いめのお茶特有のぎゅっとした後味と薬っぽい香りがあり、そもそも強めのお茶の味が苦手な私としては飲むのが難しい感じでした。爽健美茶や午後の紅茶の無糖ですら濃く感じるので、普段から水と割って飲んでいるのです。
多分もっと薄くして氷もいっぱいにして、香りを楽しみながら少しずつ飲んだら好き寄りのティーだと思うんですよね。

オマーンという国は「中東…だっけ?」というレベルでしか知らなかったのですが、ローズとフランキンセンスを前面に出してくるなんて、なんておしゃれな場所なんだろう!と印象がすっかり変わり、ついつい旅行するならどうだろうと調べてしまったり…。治安は良いらしいですよ。

万博ごはん⑥ アシーダバボー・アイススリマニティー(アラブ首長国連邦)

続いてUAEへ。実はここまでにお土産屋さんを見に行って待機列40分を見て諦めたり、毎回トイレが並んでいるのでそれを待っていたりと結構時間が経ってしまっています。

料理名だけ見ても全く分からないアシーダ・バボー(العصيدة الإماراتية)とアイス・スリマニティー(شاي السليماني البارد مع ماء الورد)をテイクアウト。

アシーダ・バボーは「カボチャ、サフラン、カルダモンを使用したエミラティ風プディング」とのこと。エミラティって何だろうと思ったらUAEの人々のことを指すんですね(だからUAE料理=エミラティ料理)。こういう海外料理を翻訳した時特有の「読めるが何を言っているかわからない」という表現大好き。

この料理は「プディング」との説明だったので、なんとなくかぼちゃプリンにスパイスがかかったようなものかな?と考えていたのですが、全然違いました。
まず、物自体が温かい。そして甘みはかぼちゃ以外はない。あーそうかよく考えたら「プディング」だわ!とここでやっと理解しました。
日本ではプディングというとなんとなくカスタードプリンの言い換えのように使われることが多いのですっかり同一の物のように考えてしまったわけですが、海外でプディングといえばそもそも甘いもの以外が主流なわけで。海外料理に対するカンがすっかり鈍ってました…。

そしてこのプディングを選んだもう1つの理由がサフラン。万博1回目でサフランアイスを食べたわけですが、あの味のどこまでがサフランなのか切り分けきれてないなと思ったので、別料理で再チャレンジ。
結果、サフランアイスで感じた独特の香りは、やはりサフランの物だということが分かりました。2回目でもまだ食べ慣れない感じは残ったので、もう何回か食べてみたいな。

アイス・スリマニティーはUAE風スパイス「バザー」とローズウォーターをブレンドした、
カルダモンとサフラン香る紅茶。こちらはとにかくローズの香りが前面に来ていて、カルダモンとサフランはいまいちわかりませんでした。そして「バザー」というスパイスが調べても具体的な記述に行きあたらず、味も特徴的なものではなかったのでどんなものだったのかはまったくの謎。
ハーブティーでローズを使ったブレンドを作ったことがある人は分かると思うのですが、ローズって扱いが難しくて、香りを強くしようとするたくさん入れると苦いわ酸っぱいわでえらいことになる素材なのですが、こちらのドリンクはバランスが良かったです。
渋みは少なく(アイスだから?)、酸味はしっかり感じられるのですがむしろそれがティーのさっぱり感を増していておいしく感じられました。中東はバラをよく使う国が多いようなので、使い方も上手なんでしょうね。

UAEは他にも気になるドリンクがありすぎたのですが、冷たい物を飲み過ぎて体調を崩したら本末転倒なので1杯だけで我慢して次へ向かいます。

万博ごはん⑦ マフェ・バオバブジュース(アフリカンダイニングホールPANAF’)

本日最後の食事はアフリカンダイニングへ。
マフェ(西アフリカのピーナツバターのビーフシチュー)とバオバブジュースのセットにしました。

マフェは普通においしくて、逆に何を書いたらいいか迷う感じ…。マフェの代表的な国としてセネガルが挙がっていたのですが、旧フランス領なので料理自体のレベルが高いらしいんですよね。今日食べたものの中で一番無難な味でした。
付け合わせのピクルスや甘酢ショウガとかは日本で売っているものと同じ味で、日本の物を使っているのかアフリカの味が親和性が高すぎるのか判断がつきませんでした(多分日本の物を代用したのではないかなーと思っている)。

バオバブジュースは、少しざらっとした薄いピルクルみたいな味で違和感はあるのですが割と飲みやすい味でした。乳製品表示があったので、乳飲料で割っているのかなー。下に行けば行くほど細かい粒子を感じる食感になっていたのが面白かったです。

万博みやげ キャメルレザーのバッグ(コモンズ・スーダン)

日没後になると少しずつ会場の人が減り始め、コモンズ館もほぼ待たずに入れるようになったので、花火とドローンショーの合間に立ち寄ることに。
コモンズはショップ展開している国もいくつかあり、何か思い出になるものがないかなーと見て回っていた時に、目に飛び込んできたのがこのおもちゃみたいなカラフルなカバン。

あんまりにも鮮やかなので合皮?でもコモンズにそんなもの置いてある?と思って聞いてみたら「ラクダの革でとてもお手入れ楽ですよー」とのこと。「ラクダねー珍しいなあ」と最初はそう思ったくらいで、お値段を聞いてみたらポンッと出すにはちょっとどうしようかな、というお値段(この日食費でだいぶ飛ばしたので…)。

そもそも私カバンはたくさん持っているので、どういうサイズでどこで使うものを買い足したらよいかをまず整理しようと思って一旦離脱して考える時間を取りました。
で、よくよく考えるとラクダ革=キャメルレザーか!高級レザーじゃない!!ということに気づきまして。日本でキャメルレザーでこんなキュートなカバンを買えるところはそうないだろうし、キャメルレザーなら値段は格安なのですぐにショップに戻って吟味しました。

色の組み合わせがそれぞれ違って少しずつ印象が違ったので、迷いに迷ってこちらのショルダーバッグを購入。デザイン的に実質2重に革が使わているようなものですが、それでも軽い!

この写真だと少し近すぎて印象が変わるんですが、遠目に見るとグラデーションぽくなっていておとなしい印象になり、おしゃれな格好を求められる場面でも使えそう! ということで決めました。
1枚目の写真にある大柄ダイヤモンドのカラフルなカバンとか、せっかくのキャメルレザーなのでビジネスで使える無地の物とか欲しかったなーと今でも思ってるのですが、今要るものではないので1個で我慢我慢。

このバッグを購入したら、「食べたいものも食べたし思い出になるもの買ったし、もういいかな」と自然に思えてそのまま帰宅しました。

万博反省点と今後生かせるかもしれない覚え書き

今回2日間しか参加できませんでしたが、自分なりベストな楽しみ方ができたと思います。ただ、もう少しうまく立ち回れたなぁというところもあったので、色々と覚え書きを。今後大型イベントに参加するときは反省を生かすんだ…!

参加する時期について

私が実際に参加したのは6月10月でしたが、万博の情報はSNSでちょこちょこ追っていて、結構時期によって特色があったよな…と思ったので、私の印象を。狭い観測範囲なのでずれてたらすみません。

初期(開幕~5月頃まで)

人が少ない。なんとゴールデンウィークですらそれほど混んでいませんでした(この時期行った人曰く「様子見段階だったし連休で混んでるだろうということでみんな避けたのでは?」とのこと)。
SNSでは割と初期からポジティブな意見を出す人も多く、個人的には「他人が何でもないと思っているようなところに自分で楽しみを見つけることが得意な人」に評判がいいように見えました。逆にネガティブな意見を出している人のプロフィールや普段の発言を見に行くと私とはちょっと考え方が違うかも…というタイプの人が多く、このあたりで私向きのイベントだなと思いました。
※どちらの考え方が良いということではなく、単純に自分に合うかどうかを考えたときの基準です。私はいわゆる「受動型エンターテイメント」を楽しむ才能が全くないので…

するする回れる分、パビリオンが準備不足のところも多かった様子(最後に開館したパビリオンはネパール館の7月19日でした)。ただパビリオンの数が多いので1日程度で回り切れるはずもなく、開館していないパビリオンがあっても連日行っているのでなければ問題なかったようです。脳内マップを作るための下見は、この時期に行けてたらよかったなー。

中期(6月~8月頃まで)

パビリオンも出そろいスタッフも慣れてきてSNSでも意見をする人はあらかた意見を出し尽くしたので、大きな話題もトラブルもなくイベントが回っていたように見えました(突発的な人物やイベントの話題は別)。
予約に熟練した人が方法をシェアしてくれたり、ある程度パビリオンの評判やカフェのメニューなども情報として出てきていたので、それなりにしっかり万博を楽しみたい、というのにはよい時期。ただめちゃくちゃ暑かった…。

後期(9月~閉幕)

気温が落ち着き始める時期と同じく駆け込み需要の話が出始め、9月中旬頃には入場枠の争奪戦に。私は9月17日に予約を取ったのですが、「10月最後の方の平日」というざっくりした希望だったのに予約を取れるのに半日くらいかかりました…。

こういう時期限定で招待券も多く出ているイベントで終盤が大変なことになるというのは美術展の特別展で経験しているので(会期中ガラガラだったのに最後の3日ほどはすし詰め、みたいなことがよくある)、気を付けてはいたんですが、1か月前からこのレベルになるとは予想してませんでした…。

終盤になるとSNSなどでも多くの情報が流れていて、「食べ納め」などで検索すると自分のお気に入りを投稿してくれている人も多く、欲しい情報がさくさくと集まりました。インスタの検索機能ももっと賢くしてくれー。

10月入ってしばらくするとセールをするパビリオンが出てくる一方売り切れなどもおそらく出始めていたので、偶然の出会いを楽しむには良いタイミングだったと思います。

イスは何を買うか問題

待ち時間が多いため、あらゆる場所でおすすめされていた折りたたみイス。
6月の参加のときはそもそも並ぶ気が無かったので何も考えていなかったのですが、10月参加は並ぶ必要があると思っていたのと、私も直接話を聞いた万博ヘビーユーザーの方から「とりあえずまずはイス!」とおすすめされたので、購入はするつもりでした。

ただどれを買うか、これは本当に迷いました。
円盤状に収納されていて伸ばして使うタイプのものが一番おすすめされていましたが、重量1kgはどう考えてもつらい。このタイプは、「高さがあるので足が楽」というのが大きなおすすめポイントのようでした。
おそらくイタリア館など長時間並ぶことを想定する場合はこれが良いと思うのですが、私は1時間程度並ぶ→移動を繰り返す予定だったので、軽さも大事。

結局いろいろ探して、LOGOSの折りたたみイスにしました。

created by Rinker
ロゴス(LOGOS)
¥3,300 (2025/10/19 14:38:18時点 Amazon調べ-詳細)

これは大当たりでした! 値段は他のものに比べると少し高いですが、造りがしっかりしていて背もたれがあるので座ったときの安定感がバッチリ。指2本程度で持ち運びできるので、少しずつ列が動くときでも全く負担なく動けました(円柱状のイスは結構重そうに移動してる人が多かった印象)。
この椅子があったおかげで、待機が休憩とほぼ同義。待機時間用に読むための本も持ち込んでたので、完全に時間を気にすることなく待つことができました。

強いて難点を言えば、折りたたんだ形が少し大きいことかな。でもA4が入る大きさのリュックだったので問題ありませんでした。

コメント