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手作り化粧水の作り方:自分に合わせて作る基本的な考え方とおすすめの成分

肌が弱い? 赤くなりやすい? すぐ荒れる?

…それなら手作り化粧水を試してみて!!

ということで、この記事は10年以上手作り化粧水を愛用している私が、自分にあった化粧水を簡単に作れるレシピの考え方とその方法をまとめました。

手作り化粧水と聞くと、ハードルが高いと感じる人もいるみたいですが、慣れてしまえば3分で作れます。

なおこの記事では具体的な化粧水のレシピは紹介していません。
というのも、化粧水の合う・合わないというのは人によって変わるので、「自分に合う化粧水を作る考え方」を知って、それを元にして自分でレシピを組み立てたほうが手っ取り早いと考えているからです。

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手作り化粧水の基本的な構成

手作り化粧水はおおざっぱに分けると以下の成分が含まれています。

1. 水分
2. 有効成分
3. 保存料

これらの成分を自分に合わせてカスタマイズすることができるのが、手作り化粧水の良い点です。

手作り化粧水に含まれる成分のおすすめ

1. 水分

基本は水道水でOK。

ただし、水道水のカルキがダメだったり、水道水自体の硬度が高く肌に合わない場合もあります。
その場合は、浄水器を使ったり精製水を購入したりしたら良いです。

精製水は、大抵のドラッグストアの「コンタクトレンズ用品」売り場で売ってます。

私のおすすめ

私のおすすめは「芳香蒸留水(フローラルウォーター・ハイドロゾル)」。
なんといっても香りが良いので、使っていて満足度が段違いです。

香りをつける方法としては、他に精油(エッセンシャルオイル)を使用する場合もありますが、精油はオイルなので化粧水の中で分離する=肌に直接あたりやすく刺激になることが多いので、あまりお勧めしません。

私が主に愛用している芳香蒸留水はフロリハナ
フランスのメーカーで、旧名はフロリアル。
オーガニック製品の割にお手頃価格。でも品質はとても良いです。

品質が良い分香りが強いので、慣れないうちは水分の3割程度を芳香蒸留水にしないと「くさい」と感じる場合もあるかもしれません。

とりあえず最初に使ってみる場合はローズがおすすめ。
香りがよく、肌質もそれほど選ばず万能に使えます。

2. 有効成分

保湿や美白、アンチエイジングなどを目的として入れる成分。
化粧水の性能を決める核となる成分ですが、星の数ほど選択肢があります。

一気にいろいろと入れたくなりますが、そうすると「どの成分が自分に効いたのか」や「どの成分が肌荒れの原因になったのか」がよくわからなくなってしまいます。
最初は2,3種類から始めて、徐々に増やしていくのが良いです。

化粧水全体に対してどの程度の分量を使えるかは、各有効成分ごとに異なります。
大体はお店の案内に書いてありますので、それに従って使用してください(逆に言うと、成分選びに慣れないうちは、全体に対して使える分量が書かれていないお店は避けたほうが無難です)。

私のおすすめ

よほどの目的がない限り、保湿剤は入れたほうが良いです。

手作り化粧水の作り方では、単純にドラッグストアなどで入手しやすいからという理由で
よくグリセリンが使われていますが、個人的にはおススメしません。
というのも、グリセリンが合わない人って結構いるんですよ。
実は私もグリセリンが合いません(肌がぱりぱりカサカサします)。

私のおすすめはヒアルロン酸。
扱いやすくて相性の悪い成分も少なく、肌に合う人が多いです。
粉末でも買えますが、1%溶液が便利。
ただ、溶液の中身がメーカーによって異なるのでチェックが必要です。

いろんなお店で買いましたが、個人的にはそれほど質の違いを感じたことがないので、購入しやすいお店で入手したらよいと思います。

その他の有効成分は、私はその時の気分によって変えているので、レギュラーとして入れているものはありません。

3. 保存料

無添加をうたう化粧水が増えてきたため、保存料を嫌う人も多いと思います。
ただ、個人で作る以上雑菌が入るのは避けられないので、できれば入れることをお勧めします。

これまでの経験上、保存料を入れないと大体5日持たないかな(もちろん冷蔵庫保存)。
保存料を入れれば、2週間くらいまでは安心して使えます。

私のおすすめ

実はレギュラーで使っているのはありません。
ストックがなくなったときに、適当に一番便利でコスパが良さそうなものを購入しています。

ただ、人によっては肌の荒れなどが出やすい成分ではあるので、肌が弱い人は何種類かローテーションして肌の様子を見ることをお勧めします。

手作り化粧水の注意点

慣れればささっと混ぜて簡単に作れる手作り化粧水。
しかし個人で作るものなので、いくつか注意するポイントもあります。

雑菌対策

まず一番に気をつけないといけないのが、「清潔に保つこと」。
雑菌が繁殖した化粧水を使うと、あっという間に肌荒れの原因になります。

そのため、私は必ず保存料を入れていますが、そのほかに心掛けているのは以下の点です。

容器は消毒アルコールを使って消毒

毎回化粧水を作る前には、消毒アルコールを使って容器を消毒しています。

なお、よりアルコール度数の高い「無水エタノール」という製品もありますが、消毒という点においては消毒用エタノールのほうが優秀だそうです。

こまめに作る

まとめてたくさん作れば楽ではありますが、使い切る期間が長くなるほど雑菌の繁殖のリスクも高くなります。

化粧水の作成は慣れてしまえば大した手間でもないので、こまめに作るようにしています。

自己責任

もう一つ絶対に気をつけないといけないのが、手作り化粧水は「自己責任」の上で使用するということ。
作成した化粧水によってトラブルが起こっても、基本的には自分で対処するしかありません。

例えば、購入した成分の中身が違ったとか著しく劣化していたとかなら企業に責任を求めることもできますが、基本的に手作り化粧水でよくあるトラブルはそういうものではありません。

そのため、以下の2点に注意して使用しています。

1. 化粧水を作ったら必ずパッチテストをする

作った化粧水が肌トラブルを起こさないか、パッチテストを行います。

具体的には、作成した化粧水を二の腕の内側に塗って24時間後までにトラブルがないかを見ています。
※本来のパッチテストは48時間待つ場合もあるのですが、そうすると1日化粧水が使えなくなるので、自己責任で24時間でトラブルがなければOKとしています。

特に新しい成分を試す場合は、絶対にパッチテストを行います。

2. 作成した化粧水でトラブルが起こりそうな予感がしたらすぐに使用を中止する

作成した化粧水がパッチテストで問題なくても、顔に塗ったときに違和感を感じる場合もあります。
また、消毒したと思っていても管理が悪くて、いつもよりも早く雑菌が増殖している場合もあります。

以下のような点が気になった場合、すぐにその化粧水は廃棄しています。

  • 化粧水を顔につけたとき「なんかピリピリする」と感じる
  • 「ちょっと変なにおいがするような…?」と感じる
  • なんだか色が濁ったような気がする

※基本的に明確におかしい場合はもう絶対に使えません。「なんかおかしいな…?」程度でも肌トラブルになりやすいので、ちょっとでもおかしいと思ったらすぐ廃棄と判断します

お勧めのお店

私が良く購入しているおすすめのお店です。

フロリハナ
記事中にも出しましたが、芳香蒸留水はぜひこちらで。
エッセンシャルオイルの質も高いのでおすすめ。

マンデイムーン
有効成分や保存料は大体ここで買えます。

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