一眼レフを単焦点カメラの購入で見直してから、写真楽しいな~と撮っていたのですが、実はずっと気になっていたことがありました。
それは「このレンズ、ピントがずれてない?」ということ。
ということで、今回はNikon大阪サービスセンターでピント調整をしてもらったレポートです。
ちなみにすごく長い記事ですが、要点は以下の2点です。
1:ピント調整だけなら1時間程度で終わります(混んでいない場合)
2:ピント調整は保証期間内なら無料です(保証書は持っていこうね!)
※追記※
この記事を書いた時点での情報ですが、その後有料化されたという話も聞いたので最新情報はサービスセンターでご確認ください(私は現在メインカメラをフジフイルムに移しています)
ピントずれてる疑惑
当時こんな感じでTwitterで呟いていました。
紅葉写真をいっぱい撮ってみたんだけど、どれもどーもピントが合ってないような気がする。撮ってるときは「これでいいかな!」って思って撮ってるはずなのになー。コンタクト合ってないのかな…(変えてから微妙に見にくい)。— Akari (@Akari_Mizutani) 2016年11月29日
紅葉の写真を整理しつつ記事にしてるんですけど、やっぱり昔に比べて色もピントもぼんやりしてる気がするなあ…。もっと目が覚めるようなきれいな写真が撮れてた気がするんだけどな。何か設定変えちゃったのかな。— Akari (@Akari_Mizutani) 2016年12月1日
こんな感じで「なんかおかしいな~」と首をひねってはいたんですが、自分の腕が悪いせいかなと思ってたんですよね。
それでいろいろと工夫していたのですが、なかなか改善する様子もないし困ったな~…と思っていたある日、「カメラやレンズのピント設定もずれる」ということを知りました。
慣れてる方には当然のことだと思うのですが、最初にこれを知ったときは目から鱗でした。
カメラだって機械なんだし言われてみればあり得ることなんですけどね。
それで簡単にチェックしてみよう、と家にあった定規を撮影してみることに。
数字の「5」に焦点を合わせて撮影してみたところ…
素人が見てもわかるくらい完全にずれてました。
完全に「4」に焦点が合ってます。
Nikon大阪サービスセンターに持ち込んだもの
私のカメラはD3100というエントリー機種で、自分でピントを合わせることができないようなので、Nikonのサービスセンターに直接持ち込みをすることに。
そのとき持参したのは、カメラと単焦点レンズ、それから単焦点レンズの修理納品書。
実は私の単焦点レンズは一度修理に出しています。
画質が悪い気がするな~というのに気づけたのも、修理に出す前に非常に良い状態で撮影したものを見ていたからだったんですね。
そして修理をして返してもらってから、「こんなだったかな~でも久々に撮影したしこんなもんだったかもな~」と悶々とする日が続いたわけです。
ということで、私の考えとしては「修理してもらったときにピントがずれてしまったのではないか」ということ。
ちなみにレンズの購入と修理の時系列としてはこうなっています。
2016年1月 購入(メーカー1年保証)
2016年11月 修理
2017年2月 ピント調整 ←今回の記事
2016年11月の修理の際に「修理から6ヶ月新しく保証が付く」との説明あったので、「購入時のメーカー1年保証は切れているけど、修理の保証期間内」という状況でした。
D3100については購入が数年前なので、当然本体の保証はなにもありません。
窓口での説明は(素人には)難しい
上記3点を持ち込み、窓口で以下のようなやり取りを行いました(ふんわりとした記憶)。
私:ピントが合わない。AFでもMFでも合わない。どうも前ピンっぽい。
窓口:前ピンのようだということで伝えます。
私:レンズの修理後なのでできれば保証期間内として修理してほしい。
窓口:持ち込んだ「修理納品書」は修理品の納品を知らせるものであり、今回は使えないと思う。調整を無料にするには保証書が必要。
私:レンズに問題がないならカメラのチェックをしてほしい。
↑のように一通りやり取りして、うまく自分の希望が伝えられなかったな~というところもあったのですが、「お任せします」ということでそのままお願いしました。
後述しますが、Nikonの窓口で自分の希望を伝えるのがなんだか難しいのです…。カメラの知識がなくて問題の切り分けが自分でできていないからでしょうか。
ちなみに今回、うまく伝えれなかったのは2点。
1つ目は、「修理納品書」で修理をしているレンズだということはわかるのだから、修理対象なら保証期間としてもらえないのか、ということ。
これについては、別途「修理証明書」みたいなものがあるのかな~とか、「6ヶ月保証」は聞き間違いで実はないのかな~と思って強く要望するのをやめました。
2つ目は、レンズに問題がないとわかってからカメラの点検パックを行ってほしいということ(レンズにだけ問題があるならばカメラの点検分を浮かせたらいいなと思って)。
これについては、片方だけではピントが合ってるかわからないとかそういう事情があるのかな~と思って、「レンズ→(レンズに問題がなかったら)カメラ」という順番でチェックしてほしいといいづらかったのです。
ピント調整は当日中に終了。思っていたよりも早い!
点検にかかるのは1時間ほどということで(混み具合によって前後するようです)、指定された時間以降に再び訪れたところ、点検どころか既に調整済みとなっていました。
調整が必要になったら修理みたいに10日くらいかかるのかな~と思ってたんですが、当日中にできあがるなんてびっくりです。
今回の結果は以下の通り。
・レンズが前ピンだったので調整してもらえました。
・ピントの調整は無料でした(修理納品書が役に立ちました)。
・カメラの点検代はかかりました。
実は修理納品書は、最初にカメラとレンズを預けるときに窓口の方に「こちらは不要です」と言われたのですが、「念のためお渡ししておきます」ということで置いていったところ、それが役に立ちました。
とりあえずなんでも持って行ってみるもんだね!
うまくお願いすればカメラの点検代は必要なかったのかなーとも思ったんですが、単焦点レンズを無料で修理・調整してもらってますし、カメラも一緒に点検してもらっていれば「あとは自分の腕を磨くだけ!」と思えるので、安心料として考えれば不満はありません。
また、今回ピントの調整を行ってもらいましたが、それでも直っていない場合は修理として改めてお願いできるようです。
思っていたよりすんなりあっさり調整してもらえて、しかもチェックしてみたら「あの画質が戻ってきた!!!」とテンション爆上げになったので、思い切って行ってみてよかったです。
おまけ:Nikonの窓口について
Nikonのサービスセンターのサービスに全く不満はないですし、とても丁寧に接客してもらってるのはわかるのですが、どーにも毎回うまく自分の希望が伝えられなくてぐんにゃりします。
もっとカメラのこと勉強しないといけないな~。
あと前回の修理の時も今回の時もそうだったのですが、いったん窓口で「難しいと思います」と言われたことも、お願いしてみると意外と希望通りになったりするので、とりあえず思ったことは何でも言ってみるといいのかも、と思いました。
ちなみに今回、こちらにもらえなかったのですが修理報告書のようなもの(窓口の方がそれを見ながら説明してくれます)に「申し訳ありませんでした」と書いてあったのがとても印象的でした。
窓口の方も言ってくれるのに、それで終わりではなくて技術者の方からもこういう言葉がもらえるのは、お客さんとして大事にされている感じがして嬉しいです。
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