PC・スマホに限らず「システム警告」を装って、ソフトをダウンロードさせようとする悪質な宣伝が増えましたよねーという話。
Androidでシステム警告を偽装する広告をちょいちょい見かけてはいたのですが、最近PCでもそういう広告があることを知りました。というかその広告がでてきました。
つい先日とあるサイトを見ていたところクリックもしてないのにいきなりページが読み込み始めまして。
「なーんかあやしい動きしてるなー」と思って数秒待ってたら出てきたのがこちら。
システム警告
Windowsセキュリティシステムが破損しています(当日の日付)
Windowsシステム:Windows 10
ご注意!: Windowsセキュリティによってシステムが壊れていることが検出されました。ファイルは××秒で削除されます
必須: 下の[更新]ボタンをクリックして、最新のソフトをインストールしてスキャンし、ファイルが保護されていることを確認してください
まごうことなく詐欺広告です。
Microsoftのロゴを堂々と使っていたり(いいのコレ?)、日本語が割と自然だったりと「詐欺広告も進化してるなー」とか妙な関心をしてしまいますが、不安をあおるやり方がとにかく悪質。
ネットに疎いうちの家族だったら確実にひっかかってますよ!
うちの家族はいまだにアドセンス広告とWebページコンテンツの区別がついてないですからね。
先日帰省した時に横から見てたら、アドセンスを片っ端からクリックしていてカルチャーショックを受けました。
私はネット黎明期から数々のブラクラ(ギャーっていうやつとか延々ブラウザが開くやつとか)を踏み抜いてきたおかげで今では怪しい広告なんかは見分けられるようになりましたが、それでも疲れてるときとかにうっかりと踏んでしまう可能性はあるわけで、こういう偽装広告は見かけるたびにイラッとします。
昔は怪しい日本語全開で笑えたんですけど、今回のはそこそこ出来がいいし、そのうち見分けるのが難しいくらい巧妙になりそうですしね。
今のところ見分けやすい怪しさとしては「クリックしてないのに勝手にアドレスが変わる」ことでしょうか。
しかしこれもそのうち対策されそうですよねー。そうなったらどうやって見分けたらいいのでしょうね。
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