海外に出かける時ミニリングノートがあるとひじょーにはかどるのですが、あんまり持っていく人を見かけないのでまとめてみました。
↑メーカーはなんでもいいんですがこういうタイプのものです。
使い捨てが前提なので、高価なものは必要ありません。私は大体100均で買ってます。
荷物を軽くするためにも、ページ数が多いものより少なくて薄っぺらいものがおすすめです。
ミニリングノートの利点は
- 手軽に持ち運べてすぐに書ける
ちょっとしたときにすぐメモできる - ちぎって捨てられる
メモした内容を人に渡したり、いらなくなったページを捨てられる - 開けっぱなしにしておける
メモした内容をすぐに確認できる
というところなのでいろいろと活用法はあると思いますが、私が主に使っている例を紹介します。
海外旅行におけるミニリングノート使用例
海外に限らない内容なんかもありますが(特に後半)、個人的に最初の2項目が非常に便利だと思うので海外旅行には外せないアイテムになっています。
現地通貨の残りを把握する
これが一番活用していて、ミニリングノートを手放せない理由です。
海外に行ったとき意外に管理がめんどくさいのが現地通貨の管理。
足りなくなってしまったら立ち往生するかもしれないし、余り過ぎてももったいない。
残額を把握しておけば、現地通貨の残額が思ったより減ってるからできるだけカードで払おうとか、だいぶ余ってしまっているからしばらく現金を使おうとか調整が簡単になります。
お財布の残り金額を見て把握してもいいんですが、たまたまその日はお土産をいっぱい買ったとか博物館にたくさん行ったとか、旅行中の金額の増減は日によって上下が激しいです。
そしてお財布チェックだけだとお金を使った場所が意外に思い出せず、「なんか思ってたのと残額が違うな…?」ということが頻発します。
- 現地通貨を使うたびにミニリングノートにメモを残す
- 寝る前にお財布の中身を突き合わせて残額を把握する
- 残りの行程を考えながら翌日の予算を大体把握する
という流れで管理することで、余計な心配を減らすようにしています。
ちなみに現地通貨に関するメモは旅行中毎日必ず行い頻繁に開くので、メモ帳の最終ページからさかのぼって使うのが定番になっています。
駅の窓口で切符を購入するときに渡す
次に重宝しているのがこの使い方。
基本的に公共交通機関で移動するので場所によっては窓口で切符を購入するのですが、この時困るのが地名の発音。
日本語のカタカナ発音そのままだと英語圏以外はまず通じないですし、ガイドマップでしか知らない土地の場合そもそも正しい発音が分かりません。
でも行き先がしっかり伝えられないと似たような別の場所の切符が発券される可能性もあります。
というわけで、駅の窓口で切符を購入するときは、「行き先・日時・人数・往復or片道・座席のランク」などを書いてそのまま渡すようにしています。
行き先だけ書いて渡してもいいんですが、いろいろ試した結果、どうせ紙を渡すなら全部書いてしまって渡すほうが楽だったので…。
旅程をメモして確認しやすくする
列車の乗り換えがあったり、盛りだくさんのプランを立ててしまって何かスキップしないようにしたいときに、あらかじめその日の旅程をメモしています。
特に列車の乗り換えは致命的なミスにつながるときもあるので、ネットで時刻表を確認して候補の時間を複数書いています。
ミニリングノートだとメモした場所を開きっぱなしにしておけるので、ある程度の項目ごとにページを分けて書いておくとパッと見たときにわかりやすいのでおすすめです。
例えば「行きの電車の乗り換え(駅名・時間)」「現地で見たい場所の一覧」「帰りの電車の乗り換え」と書き分けておいて、その時の行動に必要なページを開いておくという使い方をしています。
忘れてはいけない時間を書いておく
ツアーに入るとよくあるんですが、「〇〇時に集合してください」と言われます。
これが、結構忘れちゃうんですよ。
特に行程が押してたりすると集合時刻が細かくなって(〇時5分とか25分とか…)、それを何回か繰り返していると「集合時間何時だったっけ…?」ってなるんですよね。
あと翌日の出発時刻なんかも、毎日同じような時間で1回寝るということもあって「今日は9時?9時30分?どっちだっけ?」となりやすいです。
そのため、そういった時間に関してはリングノートに全部書いてしまっています。
後は一人旅の時に、現地について帰りの電車やバスの時刻表を書いておくというのにも便利です。
スマホやデジカメで記録しておくというのもありなんですが、撮影した画像を探すのが面倒で時間ももったいないので候補の時間を2・3個メモっています(念のため撮影もしておきます)。
旅の感想をメモする
カフェやレストランなどでちょっと時間ができたときに、旅の感想を簡単にメモしています。
一人旅もそうですがツアーなんか特に1日にいろんな場所を回るので、寝る前になると「今日の午前中ってどこ行ったんだっけ…」となりやすいんですよ。
あとなんとなく思ったこととかも、残しておかないとすぐ消えてしまいます。
それはすごくもったいないと感じるので、空き時間があったらちょっと思ったことなんかをささっと書き残しています。
後から読むと「あーそうそう、こう思ってたんだよ」とか、意外と忘れていたことを拾えたりします。
大き目なノートでもいいかと思いますが、小さなノートだと目立たないのでどんなところでも気軽にメモできると思います。
あと割とどうでもいいことなんですが、ツアーの集合時間から出発の間にメモするようにしていると、多少集合時間に遅れる人がいてもおおらかに待てるようになります。
せっかくの旅行、他人のことでイライラするのはもったいないですからね。
自分の連絡先を渡す
旅行先では意外と連絡先を交換することがあります。
特にスマホやデジカメが普及してからは、一緒に写真を撮って「後で送るよ!」みたいなことをよく言われるようになりました。
そんな時に、相手の連絡先を書いてもらって自分の連絡先を書いた紙を渡すと簡単に連絡先が交換できるので気に入っています。
余談ですが、最初は捨てメールアドレスを作っておくのをおすすめします。
ときどき変なひといるんでね…。
さらにミニリングノートを便利に使うための方法
外ポケットのあるカバンを使う
ミニリングノートは、すぐに取り出して使えることで格段に便利になります。
というか、毎回カバンのファスナーを開けてそこから取り出してーというのはさすがに手間すぎて使うのが嫌になると思います…。
そのため、私は海外用のカバンには必ず外ポケットのついているものを選び、外ポケットに入れて使っています。
男の人ならジーパンやシャツのポケットに入れて置くのもいいかもしれないですね。
予備を持っていく
取り出しやすい場所に入れておく、ということで無くしやすいです。
実は私も過去2回ほど落としています。
なので、できればノートとペンの予備をスーツケースに入れておくのがおすすめです。
紛失したとき用にメインのノートを作っておく
使用例に旅程を書いておく、と紹介しましたが、そのメモを落としてしまう場合もあります。
ミニリングノートにしか旅程を書いていなかった場合かなり困ることになるので、「なくしたら困る内容」を書いておくメインのノートを別に作ってカバンに入れています。
↑メインノートに使っているのは、トラベラーズノートのレギュラーサイズ。
これの使い方は別の記事にまとめています。
ミニリングノートに書いて残しておきたいけど当面は使わないようなもの(交換した連絡アドレス)なども、その日のうちにメインノートに転記するかちぎってはさんでしまえば安心です。
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