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私のトラベラーズノートの使い方:旅行編

愛用しているトラベラーズノートの、私的活用法です。

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デザインフィル
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トラベラーズノートは株式会社「デザインフィル」が発売しているノートで、厚手の革に多様なリフィルを挟み込んで使うカスタマイズ性の高さが人気。
私はトラベラーズノートの見た目と、使い込むほどに傷がつき色が良くなっていく革、そして旅行で使う資料を整理するのに便利な形式という部分にほれ込み、旅行に必ず持って行っています。

まだまだ納得できていない部分もあるのですが、現時点での私のトラベラーズノートの使い方をまとめてみました。
そろそろ旅行の予定があるんですが、一度まとめて書いておけば旅行用ノート作るときにこの記事を見ながら書けて便利かなーという思惑があります…。

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旅行前のトラベラーズノートの使い方

私はトラベラーズノートをスムーズな旅程の進行のために使っているので(旅のしおり的な使い方)、旅行前の準備に一番力が入ります。
大まかに書いているのは以下5点。

  • 全体日程表
  • 全日程の予想気温・日の出と日の入り・天気
  • お土産リスト
  • 買ったものリスト
  • 行きたいところ・やりたいこと・気になることのメモ

※私は旅行に行くことがある程度確定してからしかノートを作っていません。
具体的な計画がない旅行関係のメモは、専用のノートを作って書いています。

↑旅行用に使用しているブラウンのトラベラーズノート。
ぼろぼろになりつつも(写真で分かりづらいですが)艶感も出ていて、いい感じになってきました。

全体日程表を貼る

ツアー旅行→パンフレットを貼る

ツアー会社で申し込んだ旅行の場合、パンフレットの日程表を切り取って貼ります。
自分で作ってもいいのですが、写真をふんだんに使っていて見るだけでテンションが上がりますし、コンパクトにまとめられているので自作より圧倒的に情報量が多く、これを使うのが一番いいということで落ち着きました。

旅行会社によっては最終日程表にない情報も載せてあったりするので(食事のメニューなど)、旅行中いつでも参照できるようにしておくとかなり使い勝手がいいです。

使用例

↑ルートマップ、各日程の見どころなどが分かりやすくまとめられています。
海外旅行だと大体2ページ分になっているので、裏表で張り合わせています。

プランを立てた個人旅行→自作日程表を貼る

個人旅行の中でも綿密にタイムスケジュールを組むような旅行は、自分で日程表を作ります。

個人旅行の場合細かいスケジュールが確定するのはかなり後になるので、日程表を貼り付けるページだけあらかじめ確保しておいて他の項目を書き出しています。
私は日程表を必ず一面でみられるように作成するので、よほど長期のスケジュールでない限りトラベラーズノートのレギュラーなら1枚分(2ページ分)で十分。
長期の個人旅行だと、そこまで毎日綿密な日程にはならないですしね。

なぜ一面で作成するかというと、日程をまたいだ修正が楽だからです。
個人旅行の場合どれだけ綿密に日程を立ててもずれてくるところがあるので、できるだけ修正・追記がしやすい形でまとめています。

記入例

↑2017年北海道旅行の時の日程表。
電車とバスの本数が少なかったため、かなりきっちり詰めて作っています。
それでも途中で変更が出たので、余白に修正をメモした跡があります。

計画が立てづらい個人旅行→決まっていることだけ書く

個人旅行というか「出張に行くけどちょっと時間があきそう」とか「別の用事で飛ぶけどたぶん観光できる」というような、事前に予定が立てづらい旅行の時には、決まっていることだけ書くようにしています。
大体、行き・帰りの交通手段とホテルの情報くらいかな。

記入例

↑仙台の病院に行った時の日程。
診察にどれくらい時間と日数がかかるかわからなかったので、「全体日程」としてはこれだけしか書いていません。

予想気温・日の出・日の入り・天気を書く

全体の情報として、次に書くのが以下の内容。

  • 正確な日付と曜日・行動予定地・宿泊地
    祝祭日やお店の定休日を把握するために必要です。
    行動予定地と宿泊地は↓の項目を書くときに必要なので書いておきます。
  • 天気・予想気温
    旅の前日になったら、パッキングの前に調べて書きます。
    持っていく洋服や現地での旅程作りの参考にします。
    日本で調べて行ってもずれることはよくあるので(特にお天気)、あくまで参考程度です。
  • 日の出と日の入り
    この時間を把握しておくと、旅先でどれだけ歩き回れるか計算しやすいです。
    特に複数の国を移動するためタイムゾーンが変わる場合日の出と日の入り時刻がずれることになるので、旅程全体ではなくすべての日程について正確な時間を書いています。
    参考サイト:日の出日の入り時間検索(ページ内の検索が使いにくいのでGoogleでサイト指定検索するほうが楽です)

全体日程表に書き込めたらそこに書くのが一番いいのですが、書けない時もあるので(ツアーのパンフレットを利用したときなど)、そういう時は別のページを用意しています。

お土産リスト

旅の途中で思い出そうとすると結構抜けが出るのと、旅行中に日常を思い出したくない(義理のお土産先もありますしね…)という理由から、必ず先にリストアップしています。
念のために余分なお土産を買うようにしているのですが、それもリストアップしておきます。

お土産を買えた人からリストに消去線を引いて、旅の最終日に確認しています。

買ったものリスト

これは旅行中か旅行後に書くリストですが、お土産リストと対応させるため、お土産リスト・買ったものリストで1ページもしくは見開きになるよう事前にページをあけています。

旅行中ってテンション上がっちゃって、ばーっと買い物しちゃうときがあるんですよね。
でも、予算をオーバーしなければ気になるものはどんどん買っちゃえーというタイプなので、旅行から帰ったら何を買ったか忘れることが多いのでリストにしています。

アイテム名・買った場所・値段をリストにしておき、旅行後余裕があればイラストや写真や感想を加えています。
これを見るだけでも旅の思い出がよみがえるので、買ったものリストを作るのはおすすめですよー。

行きたいこと・やりたいこと・気になること

旅行先で行きたいことややりたいこと、気になることなどをメモします。
図書館からガイドブックを借りてきたり、ネットで旅行記を読んだり、テレビで旅番組を見たりしながら、ちょっと気になったことや面白そうだと思ったことをどんどん書き込んでいます。

リストにしてしまうと、その内容がこなせなかったときになんとなく不満足感が残ってしまうので、あくまで「旅先アイディア集」のような位置づけにしています。

旅行中のトラベラーズノートの使い方

旅行に持っていくのは、書き込みしたリフィル1冊のみ。
後はとにかく旅で使う書類を挟んでます。

旅の記録を書く

持って行ったリフィルに書き込みをするかどうかは、旅のスタイルによって変わります。

同行者がいる場合

基本的に旅行中に書き込みはほぼしません

というのも、大抵時間があいたら同行者とお話するため、ノートをじっくり書いている暇がないんです。
そういう旅のとき、トラベラーズノートは「記録するノート」というよりも「書類をわかりやすく持ち運びする書類入れ」という役割が強く、頻繁に取り出しません。

ただ、旅行中の細かい動きやリアルな感想は時間がたってしまうと薄れてしまうことが多いのも事実。
そこで、細かいメモや感想などは一緒に持ち歩いているミニリングノートに書き、後日転記するという形を取っています。


ミニリングノートの使い方は別の記事で書いています。
関連記事:海外の旅でミニリングノートがめちゃくちゃ便利なのでおすすめしたい

↑の記事にも書いていますが、もし日程が詰まっていてこまめにチェックしたいときはミニリングノートに書きだして見やすいようにしています。

一人旅の場合

以前は一人旅の時も↑と同じパターンで動いてたのですが、最近はリフィルに直接記録しています。

というのも、以前はノートをきれいにまとめるよりも旅行に来た場所を少しでも多く見て回りたいという気持ちが強かったので、現地にいる間はとにかく動き回ってました。
ただ最近は適宜休憩をした方が後々楽だということが分かったので、積極的にカフェに入るようにしているんです。
そうすると、ちょこちょこと待ち時間ができるので、そんなときにささっと書いています。

必要書類を挟む

旅行中必要になりそうな大事な書類をリフィルとトラベラーズノートの間に挟んでいます。

  • 移動に関係するもの
    e-ticket控え・電車のチケットなど
  • 宿泊に関係するもの
    宿の予約控え・地図・連絡先
  • 保険の控え
    保険会社からもらえる予備分(なければ自分で作成)

この3つは定番です。

その日に必要なものは前側、その日は必要ではないけどそのうち必要になるものは後ろ側に挟み、不要になったものはその都度捨てていきます。

旅の記録に使えそうなものを挟む

旅行から帰ったら旅の記録ノートを作るので、その時に使えそうな素材を放り込みます。
これもリフィルとカバーの間(その日必要ではない書類を挟んでいる場所)に入れています。

そして寝る前に取り出し、日付を書いてジップロックに入れます
ミニリングノートに感想や記録などを書いていたら、これも一緒に入れておきます。
旅行日数分ジップロックを持ってきて、とにかく旅行中は素材集めに集中します。

旅行中に取捨選択はせず、とにかく目に入ったものはどんどん放り込んで全部持って帰ります。
私は物の要る・要らないを判断するのが苦手で、旅行中にその判断で頭を疲れさせるのはもったいないですし、帰ってから選別すればいいと割り切っています。

直接ジップロックをカバンに入れてもいいんですが、パンフレットや薄い紙製の物が曲がりやすかったので移動中はトラベラーズノートに挟んでおくことにしました。

旅行後のトラベラーズノートの使い方

ここに関しては、実はまだ納得のいく使い方ができていません

一般的に「旅ノート」といわれるような、写真やイラストを使った記録を残したいなーと思ってるんですけど、なかなか理想的なページにならないから書いてる途中で嫌になっちゃって…。
中途半端になったまま放り出しているノートがたくさんあります。

今は旅の思い出が中途半端になってしまっても、その次の旅が決まったら次の旅の日程表を貼りつけて強制的にリセットしていますw
旅の思い出を残していなくても、旅程表を見るだけでいろいろ思い出せますしね。
ただ、もっと細かく残していたら見返すのも楽しいんだろうなーと思うんです。

もらってきたパンフレットを全部貼り付けてみたこともありますが、見返してみてもあまり面白くなく、もっと旅先の雰囲気が感じられるようなノートを作りたいなーと毎回いろんな方法を試しています。
個人的にはリフィルの書き心地が好きなので、貼り付け3割デコレーション2割手書き5割くらいのバランスで書けたらいいなーと思っているんですが、なかなか…。

旅行後のノートの書き方については、またいい感じにまとまったら、きちんと書きたいと思います。

その他トラベラーズノートに関する使い方

予備の書類を作ってスーツケースに入れる

ここまで書いた中で無くした困る書類(全体日程表とトラベラーズノートに挟む予定の書類)は、一部ずつ印刷してパスポートのコピーと一緒にスーツケースにまとめて入れています
トラベラーズノート自体をなくさないとも限らないのでね。

これは念のために印刷している書類なので、旅行が終わるまで出さずに終わることが多いです。

最終ページに緊急時に必要な事を書いておく

私は旅行ごとにリフィルを分けておらず、リフィルで書き終わったところから次の旅行のページにしています。
なので、毎回新しいリフィルをおろすとまず最終ページに

  • クレジットカードの番号と緊急連絡先
  • パスポート番号

を書き、万が一見られたら嫌なので上から紙を貼っています

紙は直近でもらってきたいい感じのチラシや包装紙、地図などを適当に使います。
はりつけるときに糊を使ってもいいんですが、緊急時だと慌ててびりびりにしそうなのでマスキングテープで止めています。

旅ノートの実例

作成した旅ノートの実例です。
上に書いたものとはちょっと違う使い方をしているものもありますが、大体同じように使っています。

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先日行った金沢日帰り旅行の裏テーマには「旅ノートをちゃんとつくる」というものがありまして、これがなんとか形になったので紹介します。 今まで事前準備はわりとちゃんとしてたんですけど、行った後まとめることがなかなかできなかったんですよね。頑張っ...

まだ国内一人旅のものしかありませんが、また描けたらまたリンクを増やしますー。

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