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【撮影記】ソメイヨシノの前に枝垂桜をXF35mmF2で撮影(京都御苑・高台寺)

1ヶ月半ほど前に桜を見に行った時の記録です。
※この頃はまだ新型コロナの影響も小さく、徒歩・自転車でなら観光に行けそうな時期でした

2020年の京都のソメイヨシノ満開日は3月30日。
その1週間ほど前に、ソメイヨシノはまだ満開ではないから、何か別の桜を撮りたいな、と出かけました。

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京都御苑

季節の花々が広大な敷地に植えられている京都御苑は、桜の季節も有名です。

今回訪れたのは、京都御苑の北西にある「近衛邸跡」。
ここの枝垂桜は「糸桜」とも呼ばれており、ソメイヨシノより一足早く春の訪れを知らせる桜として愛されています。
ただ、敷地には何種類か違う桜が植えられていて、どれが「糸桜」なのかわかんなかったんですよね…(看板とかあったのかな?)。

巨木が多く目の前まで桜の花が垂れているので、桜に囲まれた写真を撮影をする人もたくさんいました。
桜の種類によって少しずつ色や印象が違っていて、好みの桜を探すのも楽しいです。

少し小ぶりで、繊細な印象のある桜。
風に揺れるたびに透けた光がきらきらしていて、とてもきれい。

ころころとした形が可愛らしい、濃いピンクの桜。
女性に人気で、撮影のためにちょっとした行列ができてました。

梅?桜?どっちかわかりませんが、薄いピンクの中で目を引くパキっとした色のお花もありました。

交通案内

御苑は南北約1.3km、東西約700mという広い場所なので、あらかじめ場所を調べておかないと桜を探して歩き回ることになります。
御苑内にいくつか桜のスポットはありますが、今回撮影したのは北西の近衛邸跡。
最寄りは地下鉄「今出川」、市バス「烏丸今出川」です。

※御苑内はほぼ砂利道なので、靴には気を付けてください。

高台寺のライトアップ

大ぶりの枝垂桜が有名な高台寺。
今年はどうしても行きたかったんですが、満開の時期の昼に時間を取れなかったので仕事帰りに寄ることにしました。

個人的にはライトアップした桜って撮影が難しいので避けてたのですが、今回何よりも失敗したのがレンズ選び!
手振れ補正のないボディとレンズで撮影したところ、ほとんどブレてしまいました。

軽さを重視してXF35mmF2だけで行ったんですが、素直に手振れ補正のあるレンズを持っていけばよかったー。夜の撮影を甘く見てました!

それでも何とか撮影できた、目玉の枝垂桜。
ボリュームたっぷりの見事な桜です!

ただ、この桜のライトアップはただ光を照らしているだけではなくて、音楽に合わせて明るさが変わったりスポットが変わったりするので、カメラ初心者泣かせでした。
夜だとどうしても桜の色を楽しめないし、やっぱり桜を見るならお昼の方が好きだなー。

結構賛否両論だったカラー枯山水。
個人的には面白い試みだとは思いますが、好きかどうかと言われると…この配色はあんまり好みじゃないかなという感じ。
でも、来年また別の形になるなら見に来たいです。

結局ソメイヨシノが満開になった3月30日頃には自粛ムードがかなり強くなってしまったので、今年はこの桜で撮影は終わってしまいました。
とても残念でしたが、桜は毎年咲くので、来年また楽しみます。

交通案内

高台寺の最寄りは京阪「祇園四条」、阪急「四条河原町」、市バス「東山安井」など。
いずれも、最寄り駅・バス停から少し離れているのと、高台寺自体も境内に起伏があるので、しっかりとした靴で来るのをおすすめします。

また、最寄り駅・バス停から高台寺へ歩く場合、途中人気のない道に入りやすいので、(特に暗くなってからは)人の流れを見ながらついていった方が良いです。
花街関係のお店が多いようで、道中ちょこちょこと撮影禁止の場所があるので気を付けてください。

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