前々から茶道をやりたいなーと思いつつ何もしてなかったのですが、1年ほど前にふと思い立って検索したら近所に通いやすい教室が見つかったので通い始めました。
最初は続くかわからなかったし家で練習するつもりもなかったので、家用の道具で購入したのは茶筅と茶筅直しくらい（さすがに、これがないとお茶を楽しめないので…）。
けれど、1年経ってみてもまだまだ楽しく続けられるし、お点前も複雑になってて家で復習したいなという気持ちが出来たので、ちゃんと道具をそろえようと思って茶箱とそれに伴うお道具を購入しました。
ただ購入にあたって他の人がどうやって選んだのかなーとかいろいろ読みたかったんですが、検索しても全然見当たらなくて。
好きなものを買うときに迷った話とか、買った後のうきうきした話とか読むのが好きなんですよね。
ということで、今回の記事は茶箱を買ったのでそれをうきうき話すだけの記事です。
お道具購入のきっかけとお稽古の状況
そもそもお道具を買おうと考えたきっかけが、家でお点前の流れを復習していたら「お盆か炉や茶箱の蓋がないと、茶巾を置く場所がない」ということに気づいたからです。
この時点で棗も茶碗もいろんなものを代用していたので茶巾を置く場所についても何かを代用すればよかったのですが、お稽古を始めて1年経っていてちゃんとしたお道具買うにしてもちょうどいい時期かなと思ったこともあり、購入を決めました。
お稽古の状況としては、お教室に通い始めて1年過ぎたくらいの時期で、仕覆を使ったお点前が始まった頃。
細かい作業が苦手なので、これはそろそろ家でちゃんと復習しないとわからなくなるやつだな…と思ったのも、お道具を買おうかなと思った理由の一つでした。
何を買うのか問題
最初は実はお盆か千歳盆を考えていたんです。
お稽古に通い始めたときにしばらくこの2つを使ったお点前をしていてシンプルなお点前で好きだったのと、実は実家に塗りのいい茶箱があると言われていたので、茶箱が2個あってもなあ…という事情もありまして。
それでお盆か千歳盆どちらかを買うつもりでいたのですが、よく考えたらお盆や千歳盆は今習っているお点前が1種類で、茶箱はすでに3種類。
家で練習するなら茶箱にした方が良いのでは？と考え直しました。
ただそのとき実家の茶箱をすぐには取りに行けないという状況で、でも家で練習したいしやっぱりお盆か千歳盆？いや2つ目になっても茶箱を買う？と色々検索しながら考えること数日。
卯の花点前をすると茶箱の蓋が傷つくと書かれているのを見つけて、「普段使い用の木目の茶箱」を買うことに決めました。
それを決めたときに使い込まれた木目の茶箱をイメージしちゃって、素敵だなーと思ったんですよね
どこで買うのか問題
買うものを決めたら次はどこで買うのか問題。
お茶の先生に聞けばよかったんですけど、なんかすっかりそんなことが思いつかなくて（そもそもお稽古はじめるときの数寄屋袋も「買いたいところで買ってきてくださいね、一応うちにもあるけれど」という押し売り感のまったくない先生なので、物を買う相談をする頭がなかったのです…）、とりあえずいつものGoogle検索。
さすがの京都、何件かすぐヒットしたのでその中から行きやすそうなお店を何件か回ってみようかなと思い、いくつかピックアップしました。
ただ1軒目で木目のきれいな茶箱があり、店員さんの感じがとてもよく、実際に色々合わせて見せてもらえたということで、そこで買ってしまいました。
なお写真に乗せてませんが、香合や羽？なんかもちゃんとセットになってます。
道具を合わせてみることの大切さ
買い物をした時に思ったのは、単品で見たときと色々な道具と合わせてみると印象が全然違うな、ということ。
今回茶箱の中に入れて使う三点セットは黄瀬戸の物を購入したのですが、単品で見たときはいまいちピンとこなかったんです。
でも、茶箱に合わせてみたらなんとも落ち着いたかわいい色。和敬点用の薄板に合わせてみたらきりっとした面も出てきて、これは楽しめそうと思って決めました。
他にも仕覆や和敬点用に合わせてお茶碗を買いましたが、他のお道具と合わせてみることで意外な面が見えて、これを使いたいなと思える組み合わせで買うことができました。
大きい方のお茶碗はかなり迷ったんですが、実際に持ったときに驚くほど柔らかくて「これでお茶が飲みたい！」と思ったのが決め手だったんですよね。
通販ヘビーユーザーですが、やっぱりこういう長く使うものは実際に見て買いたいなーと実感しました。
ちなみに今回お世話になったのは原田茶具商店さんです。
買ってからやっぱり色々気づく問題
なおうっきうきで買って家で使おうとしてから
- 道具が床に直置きになる問題（なんかそういう専用の敷物ってあるんですかね？）
- お盆買い忘れた問題（木目を買った目的である卯の花点前ができない）
に気づきました。
近いうちにまたもう1回お店に行こうと思います。
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