お茶を始めると、欲しくなるのが色無地の着物。
袷に関しては理想通りの1着が作れたのですが、単を作るときに「淡色が似合わない問題」にぶつかったので、とあるイベントで着物のパーソナルカラーを受けてきました。
洋服のパーソナルカラーと比較して書きたいので、私のパーソナルカラーについて最初の方に少し詳しく書いて、後半で着物のパーソナルカラー診断について書いています。
着物の話に飛びたい方は目次からどうぞ!
洋服のパーソナルカラーと着物の悩み
私の洋服のパーソナルカラーについて
以前、効率よく洋服を購入したいなーと思ってパーソナルカラーを診断してもらいました。
2時間くらいかけて行う通常の診断とデパートのイベントの2回行い、両方とも結果は「春」と「冬」。1stと2ndの差がつけづらく、強いて言うなら1st「春」だけれども、フォーマルな雰囲気を出したいなら「冬」を選ぶのもあり、というタイプでした。
イエベ・ブルベで分類されなくて面食らったのですが、調べてみると結構そういう方もいるようです。
そしておそらくこのタイプ共通だと思うのですが、イエベ・ブルベよりも「くすみは避けて、とにかく明るい色を!」「薄い色よりも明るくて鮮やかな色を!」ということを念押しされました。
バーゲンで最後まで残ってるような、ちょっとギョッとするほど派手で鮮やかな色が似合うというタイプなんです。ベストカラーは、輝かんばかりのオレンジと黄緑色でした。
確かに診断用のドレープをかけると派手な色でも驚くほど顔に馴染むのですが、お店でもあんまり見ないような色が似合うと言われても最初は「本当に??」という気持ちでいっぱいでした。
しかし、何度か「派手過ぎない?」とおっかなびっくり買った服を着ていくと周りの受けが良く、日和って買ったものは無難になるということが繰り返され、今ではすっかり派手色の服を買うことに抵抗がなくなりました。まあそういう色って全然売ってないんですけどね…。
ということで服に関してはばっちりパーソナルカラーが合っているのですが、お茶用の着物を買うときに「とにかく明るい鮮やかな色」を買うのはさすがにどうなのか、という問題があったわけです。
単の色無地が欲しい
袷の色無地は、購入する前に「暖色系で黄色寄りの薄めの色ならいけるかな」と考えていて、ちょうど思った通りの色の反物が見つかったので、それで仕立てました。
そして次に単を買うにあたって、違う色がいいし暑い季節に着るのでできれば寒色の薄い色が欲しいと考えたのですが…前述のように淡い色・薄い色・落ち着いた(濁りの入った)色はかなり苦手で、どんな色なら自分に合うか全く想像ができなかったんです。
そんなにたくさん仕立てるものでもないから失敗はしたくない。けど自分の目だけで決めるのは信用できない。
更に、着物と洋服は布の質感が違うことや、お茶の着物の場合必ず半衿が顔周りに来ることなどから、着物のパーソナルカラーは洋服と全く同じにならない場合もあるというのを読みまして、着物のパーソナルカラーも受けたほうがいいかなと考えていたんです。
そんな時にイベントでの枠を取ることができたので、「単の色無地を作る」という相談をするべく着物のパーソナルカラーを受けてきました。
着物のパーソナルカラーについて
着物のパーソナルカラー診断と結果
イベントでの診断なので通常診断より手短にされていると思うのですが、大きな流れとしてはまずは似合う半衿を決めて、その上から着物用のドレープを当てていくという方法でした。
色のグループ(白系・赤系など)ごとに4つの季節に似合う色のドレープをあてて、それを順番にめくりながら顔移りを見ていきます。このあたりは、洋服の場合と変わらないようですね。
で、実際にドレープをいくつもあてていって、「似合う色」として取り出されたのが以下のドレープ。見事に明るめ鮮やかめ・濃いめの色ばかり残りました。
薄めの色と言えるのは、右から2~4番目でしょうか。
実は、この中の黄色と薄紅色を合わせたような色が袷の生地の色なので、必然的に単の候補は残った右から2番目の色。
この色なかなか面白くて、最初に布だけで見たときは「いい色だけど似合わないだろうなー」と思ってたのですが、顔と合わせて見たら意外なほどすっきり見えて驚きました。
そして、なんとこの色「秋」分類の色なんです。同じグループのうち「春」「夏」の色が候補から落ちたのですが(「冬」は一番右に残っている色だったはず)、なんで落ちたかというと「色が薄すぎるから」という理由。
色がある程度しっかりしていないとだめ、というのが良く分かった色でした。
ちなみに「夏」分類の色は全滅でした。着物らしい色が多いグループなので残念。
洋服と着物のパーソナルカラーを比較して
着物のパーソナルカラーは、洋服と大体は同じでしたが違うところもあるので両方見ておいてよかったと思います。
特に、洋服では無視していた「秋」分類の色でも意外と似合う色が見つかったので、選ぶ時の幅が広がったのは大収穫。
基本的には洋服と同じく「グループ」を意識するよりも、「明るくて色味がしっかりしていて、くすみが無いか少ないもの」という特徴の色を探すと良いようです。
また、洋服では「冬」分類の色を選ぶとフォーマル感が増して便利だったのですが、着物ではフォーマルすぎる印象になり、断然「春」分類の色の方が人間らしさが出てくるなということもわかりました。
「冬」分類の色も、その色単体で見たら「きりっとしていいじゃない!」となると思うのですが、ドレープで似た系統の色を比較することで「より良い色」に気づくことができました。
それから、最後に似合う色のシートがもらえるのですが、これが全部和名で書いてあるのがとても助かりました。
和物の色って複雑なものが多いので、着物屋さんで相談するときに「グレーっぽくてちょっと緑?かな?みたいな色が…」というのは困るよなーと思っていたんです。
でも、今回で「利休鼠色を探しています!」と言えるようになりました。
最後に、先生と着物談義できるのがとても良かった!
着物をたくさん着てお仕事をされている方なので、どういう色が便利か、夏の暑いのはどうしているか、こういう帯を使いたいが…みたいな雑談がたくさんできて、とてもためになりました(これはもしかしたら先生にもよるかもしれません)。
着物のパーソナルカラー、おすすめです!
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