最近またリーフで紅茶を飲み始めたので、以前割ったままほったらかしだったティーポットを新調しました。
とはいえ、改めてティーポットを買うとなると本当にいろいろなタイプがあって、何を買えばいいのかものすごく悩みまして…。
今回は「普段使うのに便利なもの」・「おいしく紅茶を淹れられるもの」を目的にティーポットとメジャーカップを選んだのですが、これが大変良かったので紹介します。
買ったのはこの2点。
※実用一辺倒の話です。おしゃれなティータイムを演出する道具をお探しの方にはお役に立たないかと思いますが、普段づかいにはおすすめですよ!
トライタン樹脂製の「割れないティーポット」
これ茶こしがセットになってるんですが、私が使っているのはガワの部分だけ。
「パイレックスのメジャーカップで茶葉から抽出→出来上がったら茶こしで茶葉をこしながらティーポットに淹れる」という使い方をしているので、茶こしを使った時の使い勝手はよくわかりません。
良かった点
割れない
一番の利点はこれですね。樹脂製なので割れません。
手に実際持ってみると厚手の柔らかいプラスチックみたいな感じで、相当のことがない限り壊すこともないなという感じです。
ティーポットの定番といえばHARIOかカリタかiwakiのガラス製だと思うのですが、私これまでに2、3個割っているのですよ…。
割ってショックな上に掃除の面倒さがさらに気持ちを落ち込ませるんですよね…。
機能的な面で作りがいい
1000円しない程度の値段で安かったので不安だったのですが、機能的な作りはかなりいいです。
まず注ぎ口から紅茶が垂れません。キレが良いです。
蓋も気持ちよくはまりますし、持ち手も持ちやすく作られています。
そして全体的に丸みのある処理がされており、ケガをする不安がありません。
「バリ」のようなものがないので、肌にひっかからないんですね。
洗いやすい
写真を見てもらうとわかりやすいんですが、口が大きいので洗いやすいです。
つるっとした作りになっているので、スポンジでさっと簡単に洗い上げることができます。
ガラスに比べてにおい残りや色移りはどうかな…と思っていたのですが、1か月ほぼ毎日使っていて特に気になるような汚れもなくきれいに使えています。
素材の樹脂の特性で、普通のプラスチックよりも、においなどが残りにくいみたいですね。
軽い
ガラスじゃないし軽いだろうとは思っていましたが、想像以上に軽いです。
軽くてそこそこ弾力があるので、落として当たっても危なくありません。
頭より上に収納しても問題ないと思います。
気になる点
安っぽい
トライタン樹脂製の製品の謳い文句として「ガラスのような」というものがあります。
ですが、ガラスに比べると安っぽく見える気がするんですよね。
見た目には透明ですし、先入観の影響も大きいかもしれませんが…。
ただ実際に手に持ってみると軽いことと、プラスチックのような感触であるということが分かるので、確実に「安っぽい」感じを受けます。
仲の良い友人くらいならいいですが、お客さんに出すのはためらうかなあという感じですね。
一気に注げない
これは構造上の問題なんですが、注ぎ口が小さく蓋に空気穴がありません。
スムーズに注ごうと思うと結構少しずつしか注げなくて、気を抜くとごっぽんごっぽんします。
私がせっかちなだけかもしれませんが、これもお客さんの前で使いにくいなあと感じる点ですね。
なお蓋を取ればざざーっと注げるので、実用上の問題は全くありません。
慣れないうちは軽すぎる
良かった点にあげた「軽い」という特徴ですが、ガラスや陶器のティーポットと比べるとかなり軽いので、慣れないうちは軽すぎて戸惑いました。
想定よりも軽いので持つときに力が入りすぎて、中身が入ったままこぼしそうになることが何回か。
あと机の上の物をざーっと動かすことがよくあるのですが、このときティーポットを巻き込むとまず間違いなくひっくり返ります。
本やPCを見ながらざーっとやって、あっと気づいたときには紅茶の海…というのを何度かやらかしました。
パイレックスのメジャーカップ
こちらは紅茶専用というよりも、これまで大容量のメジャーカップがなかったのでついでに買ってみたものです。
紅茶はお菓子作りのように、計量や時間の計算をきっちりしたほうがおいしく作れると言われています。
今回、真面目にダージリンに向き合ってみようと考えていたのですが、ダージリンは失敗すると私の苦手な紅茶の渋みが出やすいので、いい機会なのでそろえてみました。
良かった点
安定感がある
耐熱ガラス製でガラス自体も分厚いので、持った時びっくりするくらい重いです。
普通のメジャーカップとして使うにはどうだろうという重さ。紅茶用でなければお勧めしません。
しかし重さのおかげで安定感があるため、お湯を注ぐとき手で支える必要がないのはメリットです。
紅茶は基本的に熱湯を注ぎますが、その際「高めの位置から」や「勢いよく注ぐ」など書かれることもあり、手で支えているとかなり危ないんですよね…。
気になる点
ジャンピングしない
これ、私の入れ方が下手なのかもしれないのですが、どうやってもうまくジャンピングしないんです。
さすがにお湯を注いだ直後はふわーっと浮いていますが、1分する頃には大体下に沈んでいます。
丸みのあるティーポットの時は結構長い間上下に動くのが見えたので、どうなんだろうなあと…。
ただ、人によってはジャンピングは不要だという人もいるようですし、個人的にはダージリンなどもきちんとマスカテルフレーバーや旨味を感じられる出来なので問題ないかと思っています。
なぜセットで購入をおすすめするのか
この記事のタイトルにわざわざ「セットで購入」と入れたのはなぜか。
それは、パイレックスのメジャーカップに今回購入したティーポットの蓋がいい感じに収まるからです。
空気の逃げ道がないくらいきれいに収まるので、紅茶の香りが逃げません。
今回は紅茶目的で購入しましたが、香りの逃げやすいハーブティーにもうってつけの組み合わせです。
実はこのティーポットとメジャーカップの購入記事は12月くらいに下書きしてたのですが、いまいち紹介する決定打に欠けてずっとほったらかしてたんです。
でもこれに気づいたときに「絶対記事にしなくちゃ!」と書き上げて今回公開することができました。
スポっとはめ込むと大体500ml線の上くらい。二人分なら問題なく使えます。
※紅茶が冷えると圧力の関係で取りにくくなると思うので気を付けてください
一応パイレックスの蓋って楽天の紅茶屋さんで売ってるんですけど、品切れのこともあるし見た目の割に微妙に高いんですよね…。
でもこの使い方ならメジャーカップとティーポットの蓋を兼用できるので、場所も取りません。
お客さんに出すにはいかがなものかというビジュアルですが、一人で楽しむにはとても便利です。
なお「少しだけ空気の通り道があったほうがいいんだよー」ということであれば、メジャーカップの上にお皿を載せれば大丈夫です(当初この使い方をしてました)。
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