上咽頭炎がひどくなってから、その後どう過ごしていたのかは、実はあまり覚えていません。
かなり前のことなのと、その頃は毎日仕事をするだけが精いっぱいで、記憶に残す余裕がなかった、という感じです。
仕事のある日は体を引きずるようにして出て行き、帰ってきては倒れこむ。
休みの日は、家で寝て過ごす。
基本的には、そんな感じで過ごしていたと思います。
何か大きなイベントがあるわけでもなく行くこともなく、月日(貴重な20代…っ!)はあっという間に過ぎていってしまいました。
病院めぐり
その間、どういう病院を受診して、どう言われたか。
覚えている限り書いてみます。
耳鼻科
近所の耳鼻科から評判の良い耳鼻科まで、少なくとも4件回りました。
いずれも「アレルギー性鼻炎」か「副鼻腔炎」との診断。
内視鏡を使った病院もありましたが、そのときちょうどかさぶたがついておらず、異常なしとなりました。
内科
夜にいきなり動悸が激しくなったりしたので、相談。
血液検査などもしてもらいましたが、特に異常なし。
漢方医
西洋医学とは違うアプローチをしてくれると期待して、鼻の症状と動悸・呼吸の症状を相談。
動悸・呼吸は気のせいと言われ、鼻に関する薬のみ処方してもらう。
一応薬は出ましたが、私が症状を訴えるから出た、という感じで納得の行く診断ではありませんでした。
脈診や舌診で何かわかれば…と思っていたので、ものすごく落胆したことを覚えています。
ちなみに後にBスポット治療を始めてから、呼吸が苦しくなる時は鼻の奥にかさぶたが付いている時ということが分かったので、この時点で鼻の奥に何かしらの問題はあったと考えられるのですが、何も指摘されませんでした。
歯医者
時々犬歯の上側が痛くなったので、何度か受診するも特に問題ないとのこと。
後から考えると炎症がひどくなったときの関連痛だったのではと思います。
よく考えれば、痛かったのは歯ではなくて、歯の付け根(歯茎)でしたからね。
大学病院
上咽頭炎と判明して治療を開始してからですが、大学病院にも行きました。
そこでも内視鏡で見てもらって、「上咽頭炎で治療中で~」と説明したものの、お医者さんの見立ては「ちょっと鼻の奥が腫れてるような感じですね」でした。
もちろん、鼻の奥を塩化亜鉛でこする、上咽頭炎の簡単な判別方法を行うことはありませんでした。
これは家族がとても残念がったのを覚えています(もっと別の病気があって、それを治療したらすぐに治るのでは、と期待していたようです)。
※この記事を書いているのは医療従事者ではなく、ただの患者です。
※内容はあくまで自分が経験したことと自分なりに考察したことですので、他の方に適用できるかはわかりません。
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