
東京旅行2日目。宿泊は田原町のアパホテルにしました。大浴場(できれば露天)があって、それなりに安いところで探すとだいたいアパになる気がする…。
朝食:Cafe&Bar 101
メインイベントのミロ展を満喫するために、美術館会館と同時に入館したいと思っていたので、朝早くから開いていたこちらのカフェの朝食を利用しました。
(アパホテルの下にもコメダ珈琲があって朝食セットがあったのですが、コメダは流石に京都でも行きやすいし、ということで)
こちらもアゴーラプレイスという宿泊施設併設なので、宿泊客と思われるお客さんがチラホラといましたが、朝一番に入ったおかげでゆっくりすることができました。
旅行のときは朝からしっかり動きたいので、朝早くからこれだけガッツリ目に食べられるモーニングはありがたいです。そして何より美味しいので大満足!
ベーコンが美味しい肉厚系なんですよ~。焼き立ての上に卵が乗ってたらもうそれだけで満点です。
メインイベント:「ミロ展」
しっかり腹ごしらえをしたら、東京都美術館の「ミロ展」へ出発です!
上野駅が広すぎて、道もわかりにくくつらい気持ちになりながら美術館へ到着。
ミロ展の感想
一言でいうと「見て良かった。でも私ではその良さが説明できない」です。
そもそもなんでミロを見たいと思ったかなのですが、昔「フランソワ・ポンポン展」に行った際にちょっとだけ抽象画についての理解が進んだ気がしたので、「ぱっと見てもよくわからないような絵画も、直接見ればなにかわかるかも?」と思ったんですよね。
それで、強い色が印象的なミロの作品をたくさん直に見てみたいなあ、と考えていたんです。
ただ、今回実際に多くのミロの作品を見て思ったのは、どうやら私が一端を掴んだと思った抽象画の魅力とはだいぶ方向性が違うな、ということでした。
前回の展覧会では「細部を削ることによって、敢えて取り上げたいものが見えてくる」というのが抽象芸術なのかなあと思っていたのですが、ミロの作品にはそういったモチベーション…つまり「これを表現したい」というわかりやすい具体的なモチーフを感じられなかったのです。
それよりも、空間表現から生まれる鑑賞者の心を動かす力、というような、はっきりとはしないけれども広く大きな目的をもった絵画なのかなあ…というように感じました。
でもこの作品は、絶対「美脚」をイメージしてましたよね!(その「美脚」にどんな意味が込められているかは別として…)
ミロ展の様子
久々の東京ということで、本当に混雑を心配しながら見に行ったのですが、驚くほど空いてました。
もちろん、ガラガラというわけではないのですが、基本的に部屋の半数の作品の前には人がいるくらいの混み具合で、見たい作品があれば少し待てばしっかりと前で見ることができる感じ。
わからないなりにミロの生涯を追えるような大回顧展はとても楽しかったので、ぜひいろんな人に見てもらいたいなーと思います。
ただ、どう良かったかが言語化しにくいので、おすすめの仕方が難しいのは確かなんですよね…。

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