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【美術展の感想】マリー・アントワネット展

東京に急に行くことになったので、行ける美術展に行ってきたその2。
20時まで開場しているので、用事を済ませた後でも行けるのが嬉しいですね。


今月の26日までということですが、なかなか良い展覧会でしたので、機会のある方は是非。

HPの待機時間は要チェック

Twitterで評判を見ても、とにかく「混んでるらしい」ということがよくわかる展覧会です。
人の多い時間だと50分待ちとか80分待ちとか珍しくないみたい。

この美術展が人気だからということに加えて、おそらく会場に行くまでにエレベーターに乗らないといけないというのが大きな原因になっている気がします。
このエレベーター、あんまり人を運べないんですよね。
なので、人が押し寄せるとあっという間に待機時間が伸びますが、その後に人がこなければするすると待機時間は解消されていきます。

私も当初日曜日の17時頃に行こうと思っていたのですが、その時点で50分待ちと書かれていたので夕飯を先にして18時頃に向かったところ、待機なしで入れました。

時間を無駄にしないためにも、HPのトップに書かれている待機時間をチェックしたほうがいいですね(でもときどきHP落ちてない?見れないときあるけど私の環境のせい?)。

一人の女性としてのマリー・アントワネットの足跡をたどる展示

私は、マリー・アントワネットってあまりよく知らないんです。
関連する創作物もあまり見たり読んだりしたこともなく、歴史の教科書と「お菓子をたべればいいじゃない」の人というイメージしかありませんでした(別の人が言ったという話ですけどね)。

なので何となく「贅沢をした悪い人」というイメージだったのですが、そういうイメージを払拭する一人の女性の生き方が紹介されていました。

絵や食器・装飾品など展示物の数も多く、満足度はかなり高めの展覧会でした。


エリザベト=ルイーズ・ヴィジェ・ル・ブランという人の絵が多く展示されていたのですが、女性画家と知ってびっくり。
この当時、女性が活躍している(仕事を持っている)イメージがなかったので、そういう意味でも興味深かったです。

音声ガイドの出来がいいですよ!

私はあまり美術展で音声ガイドは借りないのですが、今回は時間もあるということで音声ガイドを借りてみました。
これがとってもよかったんですよ。

1. 解説が充実しています!
美術展の音声ガイドって、中身が壁に貼られている解説のパネルとそう変わらないというものもあって、そういう音声ガイドはかなり損した気分になります。

でもこの音声ガイドは、そんなことありませんでした。
というか、解説パネルが少なめだったかも。

2. 音楽が聞けます!
当時の宮廷音楽を再現、ということで、音声ガイドには何曲も収録されていました。
音声ガイドならではの醍醐味ですよね。

当時の雰囲気を感じることができます。

3. マリー・アントワネット役の声優さんがとても良いです!
音声ガイドでは、マリー・アントワネット役の声優さんが、ところどころでマリーの言葉を再現してくれています。
これがね、とっても情緒たっぷりで、マリーという人物に感情移入させてくるんですよ!

特に音声ガイドの最後が素晴らしいです。
展覧会の最初のマリーと最後のマリーのセリフを続けて読むのですが、その落差にぞっとしました。
可愛らしさだけで生きていたような少女が悲劇の女性に変わってしまったその年月と出来事を一瞬で体感できます。

お目当てのグッズがあるなら早めに!

今回、グッズとしてはマスキングテープだけ購入しました。
ラデュレのマカロンが気になっていたのですが、残念ながら売り切れ。

このコラボマカロン、味が「ローズ&アニス」なんですけどものすごく挑戦的じゃないですか?
ローズもアニスも結構人を選ぶ味だと思うんですけど、今の東京でなら受け入れられる味なのかなー。
1つだけ食べてみたかったです。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

大変満足した美術展だったんですが、この美術展は途中で休憩するところがありません!
なので、体力・気力に余裕をもってお越しになるのが良いと思います。

私は1日の締めに訪れたので、後半のほうは「椅子…椅子はないか…」というつらさが半分くらいありました。

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