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上咽頭炎と副腎疲労を患って治療して、なんとか体が治ってきた話

※この記事は以前運営していたブログの内容を再編したものです

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上咽頭炎と副腎疲労という知名度の低い病気について

上咽頭炎と副腎疲労。
おそらくどちらもほとんどの人が聞いたことがない病気だと思います。

知名度がなく症状も分かりにくいため、まず「病気である」ということに気づくのが難しく、そして治療を始めてもなかなか治らない、さらには知名度がないため周りに理解してもらうのが難しいという、大変面倒な病気です。
※副腎疲労は正確には病気ではなく症候群のようです

私も長い間一進一退していたのですが、最近やっと体がまともになってきたかなと思えるようになりました。
これまでの体験と、自分が実際にやってみたこと、この病気について考えたことを記録しようと思います(大変長文になるので何回かに分けます)。

少しでも多くのこの病気で悩んでいる人が、まず病気であるということに気づき、そして治療することで明るい人生が取り戻せますように。

上咽頭炎に気づくまで

原因不明の体調で病院巡り

一時期、どこの病院に行っても原因不明の不調になっていました。
もうだいぶ記憶も怪しいのですが10年くらい前でしょうか。

鼻が病状の中心だと思ったので、耳鼻科に始まり内科・呼吸器内科・漢方処方の病院をめぐりましたが、一向に原因が分からず。
それどころか、こちらが訴えた症状を「気のせい」で済まされたこともありました(これは思い出すたび腹が立つ!)。
その頃は、さすがに西洋医学どころか東洋医学にすら不信感を抱いていました。

何年も原因不明の不調が続き、しかも年々悪くなっていき、最終的には仕事以外はほぼ寝ている状態になってしまいました。

この頃にはどの病院に行っても時間とお金の無駄だとしか思えなかったので(そして病院へ行くだけの体力がなかったので)、自分なりにハーブやホリスティック医学もかじってみました。
しかしこれもやっぱり効き目がなく、しかも直感ですが「これでは治らない」と思い、こちらでの治療は早々にあきらめました。
(ただ趣味としてはハーブはいまだに継続しています。ホリスティック医療はすっかり遠のきましたが…)

精神科に行くことも何度も考えたのですが、どうしても精神的なものではなく何か体が悪いとしか思えませんでした。
何しろ明らかに「ここ!」と言える場所に炎症の痛みがあるのですから。
しかし内視鏡で見てもなにも異常が見つからない、と言われるのです…。
しかも1軒だけでなく、何件もの耳鼻科で。

この頃は起きている間中鼻の奥や喉が痛く、あと数年この痛みが続いていたら、本当に精神的に病んでしまったと思います。
今考えてもあの頃の痛みと絶望感にはぞっとしますし、絶対にあの頃に戻りたくないという恐怖心は常にあります。

上咽頭炎を検索で見つける

精神科に行こうか、でもマキロンでも塗りつけたいくらい明らかに炎症の痛みがあるのに、精神科でいいの?…と考える日々が続きました。

なんとか治療法が見つからないかとネットで定期的に検索しまくり(何しろ病院に行く元気もないので、寝っ転がってパソコン見るくらいしかできなかったのです)、あるとき「もしかして…」と思える病気がひっかかりました。
それがこの記事のタイトルの1つである、上咽頭炎です。

この上咽頭炎という病気は、ほとんどのお医者さんが知らないのですが、特効薬とも言えるべき薬と治療法があります。
それがBスポット治療。
この治療法を始めたところ、すぐに…とは言いませんが、それでも明らかに体調は良くなって行きました。

上咽頭炎の治療が進み、副腎疲労に気づく

Bスポット治療で上咽頭炎は少しずつ良くなっていったのですが、なかなかすぐには元通りとはいきませんでした。
さらに、少しずつネットに上咽頭炎の情報が出始めたものの、どうも自分が悩んでる症状と少し違う。

しかし、私が治療に通っていた耳鼻科の先生もあまり詳しくないようで、相談してもどうにも納得できる答えが見つかりません。
また検索をする日々が続き、ある日どうやら私の不調の本当の原因はこれではないか…という症状が見つかりました。
それがタイトルの2つ目である、副腎疲労です。

これについては、日本ではまだ知られていないということ、検査も基本的に海外で行われること、保険が全く適用されないということから、本当に正しく西洋医学で治せる病気なのか、ということについては、素人の私では断言できません。

さらに言うと、実は私は副腎疲労の診断は受けていません。
ただし瞳孔を使った副腎疲労のチェック方法があって、それではしっかりと引っかかりますので、「おそらく副腎疲労なのだろう」と考えています。

ちなみになぜ診断を受けなかったかというと、自由診療扱いなので「副腎疲労である」ということを知るだけでも10万単位でお金が飛んでいくから。
副腎疲労に気づいた頃には体がかなり回復していたので、そこまでお金をかけて副腎疲労であるかどうかというチェックをする必要も感じませんでした。
なおチェックだけでその値段がかかるので、治療はさらにかかります。100万超えることもあるみたい。

今の体調は「そこそこいい感じ」

副腎疲労対策をするようになったら、明らかに体の不調が消えて行きました。

上咽頭炎も副腎疲労もまだ完治したというわけではありません。
なので正直普通の人より体力は格段に落ちると思います。

何しろ、不調だった期間が長く、それだけ体もダメになってしまっているので。
それでも確実に良くなってきていますし、近いうちに昔のように元気になれると思います。

病気と治療法は自分で見つけなければならないときもある

元気になってきてしみじみ思うのは、例えお医者さんに「異常なし」と言われても、本人が不調を感じるならば、それはやはり何か原因があるものなのだ、ということ。

自分で自分の不調について調べようとするとき、インターネットは素晴らしいツールです。
病気のことについて情報を提供してくれる実体験に基づいた個人ブログは本当にありがたいものでした。

もし自分で治療法を見つけていなかったら?

もし私が上咽頭炎に気付いていなかったら、最終的に精神科に行っていたと思います。

そして合わない薬を出されて(副腎疲労はうつの症状と非常に似ていて、間違われることも多いそうです)、それを飲むことで更に副腎が疲労して症状が重くなっていたのではないでしょうか。

今なら言えますが、あのとき精神科に行かずに頑張って治療法を探してよかった。

今度は私が情報を還元する番

ブログに書くのはずっとどうしようかと思っていた話題なのですが、自分が検索で情報を見つけることが出来たこともあり、少しでも情報を共有できれば救われる人もいるのではないかと思い、書くことにしました。

この上咽頭炎と副腎疲労については書くことがたくさんありすぎて、どこから手を付けたらいいかな…と考えているところです。
思いついた順になりますが、これから何回かに分けて書いていきます。

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