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Google Pixel 3aのカメラをFUJIFILMのミラーレスをメイン機にしている私が使ってみた感想

スマホをGoogle Pixel 3aに変えました。

スマホとしての使い勝手はまあこんなもんかなという感じなんですが(特に満足も不満足もないので記事にはしないかも。ただ通知関係が微妙におかしいような気がする)、個人的に気になっていたのがカメラ性能。
私はFUJIFILMのX-T20というミラーレス機をメインとして使っていて、新しいスマホを買うならサブカメラとして使えるとありがたいなーと考えていたんです。

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もともと写真の良さには定評のあるiPhoneにするか、なんとなく面白そうな機能があって写真も良いらしいGoogle Pixelにするか非常に迷って、最終的に周りにだれも使ってる人がいないので試しに使ってみようという理由もあってGoogle Pixel 3aを購入しました。

実際に撮影した写真を交えながら、簡単な感想を書いてみたいと思います。

※私はスマホの操作に詳しくないので感想の中には適切な設定で問題が解決するものもあるかもしれません。気づいたら教えていただけると嬉しいです~。
※記事中の写真はGoogleフォト機能での画像編集と画像ソフトでのトリミング・回転・圧縮をしています

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パンフォーカスの風景はきれいに撮れる

まずは一般的にスマホのカメラでもきれいに撮れる条件である、十分に明るく画面全体にピントが合っている状態。
近くの岩のごつごつとした質感、空のグラデーション(左手側から朝日が差し込んでいます)、遠くの山々の形など、期待していたよりかなりきれいに映りました

そして屋外の昼だけでなく、屋内や夕暮れ時も意外と健闘します。

写真の右側ある窓から光が差し込んでいる部屋です。
白い天井の模様も白飛びしすぎず、ライトアップの色合いもきれいですねー。

日没から30分ほど経って、肉眼では結構暗くなってきた状態でも割と写真ではきれいに映ります。
暗いからどうかなーと思ったのですが、意外に手ぶれしなくて驚きました

※Google Pixelの売りは夜に強いことで夜景モードの評判が大変良いのですが、私自身が夜景をあまり好まないので試していません

ぼかせるポートレートモードは使い勝手がやや悪い

まるで一眼カメラで撮影したようにぼかすことのできるのがポートレートモード
こちらはまだ開発の余地があるかなーという感じで、思ったよりも使い勝手が悪かったです。

撮れる範囲が狭くなる

最初にポートレートモードにしてびっくりしたのが、モードを変えると撮影できる範囲が狭くなること。
これ、買う前に調べた時には全然わかってなくて実際に使って初めて驚いたんですが、一般的には常識なのかスペック表とか見ればわかる部分だったんでしょうか…。

計算方法がわからないのですが、大体35mm換算で50mmよりちょっと広いかなーというくらいの感じでしょうか。
机の上の料理全体を撮影するのは、座ったままではつらいです。
個人的には料理+ぼかして店内の写真という構図が大好きで(大体24mmくらいのレンズ向き)、スマホカメラでもそういう撮り方をしたかったので残念でした。

ボケる範囲の選択がおかしいことが多い

ソフトウェア処理の問題だと思うのですが、結構ボケる範囲がおかしいです。
特に少し離れた場所とかなり離れた場所で差を出したいときは、無理そうな感じ。

↑の写真だと、椅子の背もたれの部分がめちゃくちゃになってます。

今後の学習によって良くなることを期待したいところ。
贅沢を言えばアップデートで改善してくれると嬉しいなー。

料理は撮りやすい

スマホで料理を撮る方は多いと思うのですが、料理の一部にフォーカスするならポートレートモードを使っての撮影はなかなか良い感じです。
寄って撮影するなら、ボケる範囲の処理も割と正確みたいですね。

いい感じに撮れた写真をもう1枚。こちらも寄って撮っています。

この日は薄曇りだったんですけど一粒一粒の光もきれいに反射して、よく撮れてると思いますがいかがでしょう?

個人的に色味がちょっと好みではない

非常に個人的な好みの話なのですが、撮れる写真の色味が好みではないのでメインカメラにはできないなーという感じです。
私のメイン機である富士フイルムの撮って出し写真と比べると、なんとなく味気ない感じがするんです。
あと全体的に暗い&彩度低い感じがして、好みの設定を保存しておけず毎回修正が必要なので面倒です(これどっかに保存できる方法があるんでしょうか?)。

とはいえ加工は充実している

加工は一般的なカメラソフトと同程度には充実しているかと思います。
雰囲気の違うセットが現時点で14個。さらにそのセットを適用してから明るさなどを調整可能。
どのセットも特徴があって結構面白いです。

個人的には加工が面倒で加工前提では撮りたくないのですが、負担にならない人なら楽しめるカメラではないかと思います。

個人的総評

私の評価は「ちょっと使い方にコツはあるけど、それなりに使えるカメラ」です。
スマホについているカメラだと思えば携帯性が抜群ですし十分アリ。
ただ「スマホがあれば高級なカメラはいらない」という話を聞くようになりましたが、個人的にはまだまだかな。あくまでサブカメラの位置づけだと思います。

特にボケた写真はこちらでコントロールできることが少なく、普段一眼カメラを使っているとストレスを感じます。
パンフォーカスの写真ばかり撮るということならメインカメラとしての選択肢もありますが、ボケも取り入れたいというなら、現状では制約がきつくソフトウェアの洗練を待ちたいところ
自分の好きな設定が保存できず、撮るたびに設定を変更しないといけないのもマイナスポイントですね。

悪いところばかり強調して書いたようになりましたが、総合的には撮りやすくて使いやすい、良いスマホだと思いました。サブカメラとして愛用していきたいです。

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