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世の中の手帳術はすべてこの本の派生かもしれない:【本の感想】人生は手帳で変わる

最近手帳術が一つのブームになっていますが、その中でもこれは押さえておくべきと思った一冊の紹介です。
私も手帳術はかなり好きなのでいろいろ読みましたが、どの方法もこの本の方法につながっているなと思いました。

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ビジネス書としてもかなり有名な本。
向上心のあるビジネスマンには良い刺激になりますし、今現在行き詰まりや閉塞感を感じている人にも視点を変えるきっかけになる良書です。

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「フランクリン・プランナー」、「7つの習慣」で有名な会社が作成しています

有名な手帳「フランクリン・プランナー」と関係のある本

手帳についていろいろと調べると、必ず突き当たる「フランクリン・プランナー
」というなんだか高価な手帳。

ビジネス向けのように見えるので、ゆるい手帳術を求めているようなタイプ(私もその一人)には向いてないかな? と思うかもしれません。
しかし、読んでみると普遍的な手帳術の本だということがわかります。

ビジネス向けだけではない手帳術

かなり忙しい社会人向けっぽい手帳と関係のある会社ということで、「お堅いんじゃないかなー。そんなに仕事が忙しくない私にも役に立つかなー」と思って読み始めていたのですが、意外にもかなり読みやすく、そして私にも使える内容がいっぱいでした。
むしろこの本が提案している内容は、ビジネスだけでなく人生のあらゆる面に応用できるものになっています。

今の自分をより良くしたい、習慣を変えたい。
そんな人はぜひこの本を読んで見てください。

日々が忙しい人にぜひ読んでほしい

3週間のワークブックになっているので何をしたらいいのかわかりやすい

この本の良いところは、ワークブック形式になっているところ。

手帳術の本はいろいろ読んでみましたが、読み終わってから「さて何から手を付けよう」となることが多々ありました。
でもワークブック形式なら「今日はこれをしましょう」というのが書かれているので、それに従って作業をするだけでOKです。

日々の仕事で疲れていたりすると、新しいことを始める段取りを考えるだけでも疲れてしまう…ということはよくあります。
「今のままではだめだけど、でも何かを取り掛かるために考えることもできない」となってしまっているときに、一つ考える工程を省いてくれているのはありがたいですね。

また、ワークブック形式ということで、かなりいろいろと書きます。
できれば手書きがおすすめ。
書き足したり消したりがしやすいですし、手で書くことで落ち着いて物事が考えられる気がします。

自分の役割は1つでなくてよい

私がとてもいいな、と思った内容の1つは、「人には複数の役割がある」ことを前提にこの手帳術が作られていることです。
複数の役割を前提としているので、ワーク・ライフバランスを考えながらスケジュールを組むことができるのです。

仕事のことだけを考える手帳術だと、仕事を詰め込みすぎてその他のことに確実に皺寄せが行きますからね。
短期的には問題がなくとも、長期的にはひずみが出てきてしまいます。

そして何より大事なのは、自分に複数の役割があることを自覚することで、どれか1つの役割で失敗しても他の役割があるということを思い出すことができることです。

仕事のことしか考えられなかったら、仕事で失敗したときに人生すべてが終わったような気になってしまうかもしれません。
最近、仕事が忙しすぎると逃げ道があることにも気づかず鬱になってしまう・自殺してしまう、という話もよく聞きますよね。
でも、仕事で失敗したときに他の役割を思い出すことができれば、他の道もあることを思い出したり、逃げ道を見つけたりすることができます。

良書ですが絶版です

大変お勧めのこの本ですが、実は絶版となっています。
ただ相当売れたのか、今でも中古で手に入れるのは難しくありません。
市場に出回っている間に、1冊確保しておくことをお勧めします。

同じようなタイトルの本もその後何冊か出版されているようなので、そちらを購入するのも良いのかもしれませんが…私はこの本の「ワークブック形式」が非常によいと思っているので、この本をお勧めします。
(ただし他の本はチェックしていないので、もし同じような形式ならそちらの本も良いと思います)

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