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【美術展の感想】特別展覧会「国宝」(京都国立博物館)

京都国立博物館で行われている特別展覧会「国宝」に行ってきました。
全部で4期に分かれている大規模な展覧会で、私が見に行ったのは第3期。

展示されているのがすべて国宝というなんとも贅沢な展覧会で、「これ教科書で見た!」というものがたくさん見れますw

※この画像は京都国立博物館のHPからお借りしています
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会場の混雑状況

京都国立博物館の公式Twitterで混雑状況を発信しています。
少し時間を外せば入館自体はそれほど時間は取られないようです。

今回私が訪れたのは土曜日の17時過ぎ。
夕方過ぎなら人も少ないかなと思ったのですが、かなりの混雑ぶりでした。

入館自体は待ち時間もなくスムーズに案内されたものの、会場内は人がぎっしり。
ガラスケースの周りを2重に人が取り囲んでいて、少し低い位置に展示されていると後ろからではなかなか見えません。

図録を購入予定の場合、事前に主な説明を読んでおくことをお勧めします。
図録を購入しない場合は公式サイトの作品紹介がおすすめ。
ジャンル別に多くの作品が掲載されていて読みごたえがあります。

個人的なおすすめ

立体物を様々な方向から見れる

今回とても楽しかったのが、立体物をいろんな角度で見られたこと。
教科書などで見る場合どうしても正面だけになってしまうので、こうやっていろんな角度から見られるのは実物を見るときだけの楽しみです。

「縄文のビーナス」の頭にぐるぐるがあるとかお尻の形が面白いとか、実際に見てみると気づく面白いものが立体物にはいろいろ隠れていました。

実物の輝き

これも実際に見てみないとわからないものだと思います。
特に今回展示されていた金印や刀剣の輝きが素晴らしかった
金印は本当にきれいな金色で(勝手ながら多少くすんでいるものだと思っていました)、大昔にこんなにきれいなものがあったらそれは珍重されるよなあと納得の輝きでした。

刀剣の輝きはまぶしいくらいで、会場のライトが反射しまくってましたw
これは目くらましに使えるなーと思えるくらいのきれいな反射。
きらっきらっと目くらましされるのが面白くて、刀剣の前を何度も行ったり来たりしてしまいました。
「教科書で見たやつ!」

自分が知っているものが展示されていると楽しいのはなぜなんでしょう。

ということで、会場中あちこちに「これ教科書で見たやつ!」というものがたくさん展示されていて、テンションが上がります。
思っていたよりも大きかったり(伝源頼朝像)、小さかったり(金印)くすんでいたり(平家納経)…といろいろなギャップがあるのも楽しかったです。

開催情報

特別展覧会「国宝」
会期:2017年10月3日(火)~11月26日(日)
休館日:月
開館時間:9:30~18:00(入場17:30まで)
※金・土は20:00まで(入場19:30まで)
会場:京都国立博物館

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