※通し番号が飛んでいるのは、作成して解禁待ちの石けんがあるからです
レシピ
ラード 1000g
キャノーラ 580g
水 500g
NaOH 255g(103%)
作成日:2020.06.01
レシピメモ
以前作った、ラードを消費するためだけに作っているランドリーソープの第2弾。
使い方としては、前回の方法で大体問題ないかなという感じなので、後はいかにラードを消費する使いやすいレシピを作るかというところが焦点になります。
これからの季節は水温も上がってくるのである程度出来が悪くても何とかなるのではないかということに期待して、泡立ち補助や泡持ちキープ用のオイルを一切入れていないシンプルな構成で作ってみました。
作成メモ
前回作った石鹸は、作った直後に使ってみたら結構匂いがきつく、1ヶ月くらいしてから落ち着きました。で、これよく考えてみたら、実はコールドプロセスになってたかもしれないと思いまして。
水溶液と油を混ぜるときこそ温度は高かったんですが、そのあと過熱しないで型入れしてたんですよね。
ということで、今回はしっかり過熱をすることにしました。
温度を調整せずに水溶液と油を混ぜ、ある程度もったりとしてきたところで一度過熱。
ちなみに私は鍋に直接油を入れているので、加熱も鍋肌に直接です。
軽く沸騰するかしないかくらいのところで(沸騰するとタネが飛ぶので注意)火からおろし、後はひたすらぐるぐる。
この時最初は結構匂いがくさいのでマスクをちゃんとして、サーキュレーターなんかで風を飛ばしながら混ぜたほうがいいです。
最初のうちに混ぜるのをさぼると油と水分が分離したようになるし、底からしっかり混ぜないと一部だけやたらと質感が変わるので、とにかく練るようにぐるぐる。
なんとなくふわふわしてきたなーという感じになったら、後は軽く混ぜつつ温度が冷めるのを待って型入れ。
保温は迷ったんですけど(ホットプロセスの保温について書いてるところがみつからなかった)、より鹸化を進めるためにオーブンで焼く人もいるらしいので、型が変形しない程度の温度で保温することに。
軽く毛布を巻いて1時間ごとくらいに様子を見つつ、少し冷ましたりまた毛布を巻いたりしました。
翌日には解禁としたのですが、この時点で結構固くなっていて、このまま放置するとあとあと使うときに削るのが大変になりそうだったので、簡単に切り分けました。
解禁直後の使い心地
作成した翌日の朝に使ってみました。
熱湯に入れてみたところ、作成直後だから溶けは悪くありません。
ただスプーンなどでかき混ぜてあげないと、ちゃんと溶けないかも。
水や放置してても溶けるかなど、いろいろと試してみたいと思います。
泡立ちは悪くないですが、ちょっと泡持ちが良くない感じがするかなー。
「注水中に石鹸を入れて泡立てる→注水が終わったら洗濯物を入れる」という流れで洗濯してるのですが、注水が終わった時には泡がキノコ傘みたいになるくらいしっかり立ってるけど、洗濯物を入れたとたん消えちゃうんですよね。
単純に石鹸の量が少ないのか、泡の細かさが足りないのかよくわかんないんですけど、この辺りも試してみようと思います。
※追記
500mlに対してきちんと石鹸を溶かしたら、問題なく泡立ちキープしました。
水温が上がったおかげかもしれませんが、良い感じに使えています。
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