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2017京都紅葉散歩5:圓光寺

京都市街地から少し離れた「圓光寺」へ行ってきました。
地域としては洛北になりますが京都市街地からのアクセスは悪くないので、気軽に観光できる場所です。

周辺に見どころが多いため、のんびり歩いて散策するのにも向いています。

庭園が有名ですが、最近このお地蔵さんの写真もよく見かけますね。
撮影した日が曇っていたので全体的に少し冴えない感じの写真が多いですが、実際に見ると非常に美しい庭園です。

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圓光寺のおすすめポイント

有名な額縁構図の庭園

なんといってもこのお寺で有名なのは、額縁構図で見られる庭園。
拝観に来る方もそれはよくわかっているようで、縁側から少し引いたところに座って楽しんでいる方が多くいました。

ただし、庭園が見える部屋自体はそれほど大きくなく、縁側から距離をとると残りは二列分くらいしかスペースがありません。
座っている列があるため実際に動けるのは一列分で、後ろを行き来するのもスムーズにはいかず、撮影をするのに良い場所を確保するのはなかなか難しそうでした(時間をかければ大丈夫そう)。

私は持って行った35mm(換算50mm)では額縁構図で撮るのはかなり難しかったので断念。
その代わり裏側の庭がなかなかいい感じだったので、撮影してみました。
窓枠を通して見る景色が好きなのです。

広い庭園と散り紅葉

庭園は部屋の中から見るだけでなく、散策することもできます。
入ることのできない場所もありますが、そのおかげで人のいない紅葉の庭園を撮影するのも難しくありません。

こちらの庭園は散り紅葉(落ち紅葉)が美しいと有名なようです。
苔の生えた地面に落ちた赤色が映えて美しいコントラストが見られます。

庭園は広く木々の色づきにはかなり差があるため、美しい散り紅葉を見ながら木自体の紅葉も楽しむこともできます。

また、庭園は紅葉する木々だけではなく、様々な種類の植物が植えられていて変化に富んでいます。

グラデーションが鮮やかな紅葉とピンク色の椿の花のが、可愛らしくコラボしていました。
後ろに見える松の木と赤い葉っぱとのコントラストも美しいです。

庭園の中にはこんなかわいらしい石像も。
この石像は庭園から鐘楼に行く途中の道にあるのですが、像がそれほど大きくない上に少し視線を下げないと気づかない場所にあるため、気づかずに通り過ぎている人がたくさんいました。

ちなみに一番最初のお地蔵さんも庭園の中にあります。
お地蔵さんは石像よりもさらに小さいのですが、いろんな人が撮影のために立ち止まっているので比較的わかりやすいです。

京都を一望できる高台

圓光寺のある場所は市街地よりも少し標高が高くなっています(お寺に来るまでの道がかなりの坂道)。
そして敷地の裏側はさらに階段で登る道になっており、高台からは京都の景色が一望できます。

圓光寺の市街地の東側に位置しているので、夕方になると日の入りが見られます。
とてもきれいなので、時間を選べるならぜひ夕方に来てみてください。

大きな竹の竹林

敷地内には竹林があります。
かなり太い竹があるので古くからの竹林でしょうか。

その中を散策することが出来ます。

圓光寺のアクセス・拝観情報


公式HP
開門時間 : 午前9時~午後5時
紅葉のシーズンのみ早朝拝観(完全予約制)があります。
拝観料:大人500円
最寄り:市バス「一条寺下り松町」(徒歩約10分)、叡山電鉄「一条寺」(徒歩約15分)
ここに南からくる市バスは5系統なのですが、この系統は平安神宮や清水寺・南禅寺・永観堂道など観光地を通るため遅延がよく発生しています。
南からくる場合は、叡山電鉄がおすすめ(ただし叡山電鉄も時期によっては乗車待ちが必要)。
一番時間が読めるのは自転車。拝観者向けの無料駐輪場があります。

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