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北海道一人旅日記:3日目(ニセコ~ルスツ~洞爺湖~虎杖浜:虎杖浜泊)

北海道旅行3日目。
羊蹄山が間近に見えるニセコを離れ南へと移動します。

本日の旅程
観光:高橋牧場から羊蹄山
移動:ニセコ~ルスツ~洞爺湖
観光:洞爺湖
移動:洞爺湖~(東室蘭)~虎杖浜
夕食・宿泊:民宿500マイル

前日からの厚い雲

この日の天気予報では9時ごろから晴れマークが出ていましたが、できるだけ長く羊蹄山を見たいということで、行動開始は朝方5時。
ペンションから歩いて10分ほどの高橋牧場へ向かいます。

参考サイト:ニセコ高橋牧場

高橋牧場には仕切りがあるわけではないので早朝・深夜いつでも入れます(駐車も可能)。

撮影スポットにはカメラ台が用意されていて、一人でも撮影ができるようになっていました。
基本的にはスマホで撮影するのを想定している造りで、あまり大きなカメラは載らないかもしれません。

早朝で貸し切りの中、写真を撮りながら晴れ間を待ちますが雲が流れていきません。
隙間から青空は見えるんですけどね…。

体が冷えて仕方ないので、いったんペンションに戻ります。

ペンションルポーゼの朝食

ペンションに戻ると、今朝購入したての牧場のミルクが用意されていました。
朝食を待つ間、牛乳をいただきます。
臭みが全くありません!
あまり濃厚なタイプではない、とても飲みやすい牛乳でした。

朝食は7時から。

ディナーとは違って、一度にまとめて料理が提供されます。

和食のおいしいご飯でした。
この日宿泊していたもう一人の方と、宿のおかみさんと会話をしながら、楽しく1時間ほどかけていただきました。

再び高橋牧場へ

朝ご飯を食べ終えてから、再び高橋牧場へ向かいます。

ペンションを出てすぐの道で見えたのがこの光景。

晴れてる! 羊蹄山の姿がチラ見えしてる!

広角レンズなので、写真では実際に目で見てるよりもかなり小さく映っています。
実際に見ると、「こんなに大きく山が見えるの!?」とびっくりするくらいの迫力。

ずっと曇っていたので、「羊蹄山が見えてたらこんなかんじかな?」と思いながら写真を撮っていました。
しかし、実物は予想の3倍くらいの迫力でした。
これは現地に来て見てみないとわからないと思う…。

晴れてくれた嬉しさと、予想外の大きさの羊蹄山に「すごい! 大きい!」と思わず独り言を言いながら高橋牧場へ。

完璧です!!!
写真の現像に困るくらい、嘘のように晴れ渡った晴天です。

TAMRON 10-24mmではどうしても山が小さく撮影されてしまいます。
羊蹄山の迫力をできるだけ表現したいと思い、ここではNikkor DX 35mm(換算50mm)をメインとして撮影をしました。

8時台だと誰もいないので、のびのびと自撮りもできます。

この時便利だったのが、Ricoh GRのセルフタイマー。
指定の秒数間隔で複数枚取れるので、一度セットしたらいろんなポーズの写真を撮ることができました。

高橋牧場のミルク工房が開店したので、さっそくアイスクリームを食べます。

ミルクと期間限定でチーズの入ったラズベリー。
どちらもさっぱりとして食べやすい味でした。

1日目、2日目と雨に降られていたので、「まあこういうのもありかなー」と思いながら写真を撮っていました。
でもね、この光景を見てつくづく実感したのは、「晴天は大正義」。
見たかった景色が見れて、テンションの上がりっぷりが半端ありません。

ニセコ~ルスツ~洞爺湖への移動

前日に予約していたニコッとバスに乗って、ニセコビュープラザへ。
ここは道の駅で、地元の農産物やお土産が売っています。
また観光情報やお店のフライヤー、イベントのチラシも充実していました。

前日ペンションで飲んだニセコワインがおいしかったので、ここで購入して大事に持ち帰ります。

参考サイト:ニセコビュープラザ

ニセコビュープラザで売っていたミネラルウォーターのパッケージが、とってもおしゃれ。

11:29 ニセコビュープラザ発

バスは少し遅れてやってきたのでドキドキしましたが、その後ルスツまでほぼノンストップ(乗降客なし)だったので、特に問題なく移動できました。


バスの中から撮影した羊蹄山。
窓が開けられたので、ガラス越しではなく直接撮影することができました。
少し角度が変わるだけでかなり形が違いますね。

11:54 留寿都

洞爺湖行きのバスに乗り換えるために、留寿都で降ります。
ふと横を見ると、きれいな羊蹄山の姿が。

「なーんだ羊蹄山見えるんじゃん!」と思いながら撮影。
最初に旅行の計画を立てるときに、留寿都から羊蹄山が見えるかがどうしてもわからなくて、観光時間を削ったんですよね。

ただ、バス停付近からではどうしても建物が邪魔になってしまうので、高橋牧場のように裾まできれいに見るところは少ないのかもしれません。

12:10 留寿都発

札幌から定山渓を経由して洞爺湖へ行くバスに乗ります。
このバスは「完全予約制」なので、事前に予約をしていました。
しかし当日バスに乗る際予約の有無を聞かれたりしなかったし、地元の学生さんが普通に乗っていたので、予約なしでも乗れるのかもしれません(予約をしておくほうが無難ですが…)。

バスは意外と混んでいて、右側の座席はすべて使われていました。
仕方なく左側に座りますが、バス停を出てしばらくは右手に羊蹄山の姿がきれいに見えていて、ちょっと悔しい思いをしました。
選べるなら絶対に右側がおすすめです!

洞爺湖遊覧船で中島観光

12:50頃 洞爺湖温泉着

予定(12:50着)より少し遅れて洞爺湖温泉に到着。
スムーズに進んだら12:45発の昭和新山行きバスに乗れるかなーと期待してたんですが無理でした。
ここの5分! どうにかして調整して乗り継ぎできるようにならないもんでしょうか。

タクシーやレンタサイクルで昭和新山に向かうという手もありましたが、おとなしく遊覧船に乗って羊蹄山を見ることにしました。
バスターミナルにあるロッカーに荷物を入れ(200円。安い!)、洞爺湖汽船の乗り場へむかいます。

遊覧船は30分ごとに運行されていて、1周50分。
途中で中島に降りることができ、その場合は後続の遊覧船に乗って帰ることになります。

中島の入り口は意外と開けた場所でした。
人のいる建物もあるので、一人でも気軽に歩けます。

中島の奥に入る散策路もありますが、覗いてみたところ割と大きな木が育っている山でうっそうとしており少し薄暗くなっていました。
一人で歩くのは怖いように感じたので、日の当たるところで撮影だけして帰りの船を待ちます。

島から見た昭和新山と有珠山。
水の透明度もなかなかのものなのがわかるでしょうか。

帰りの遊覧船では、中国か韓国の団体客がカモメに餌をやっているのでカモメたちが並走してきます。なぜか数羽のカラスも混じっていましたが…。

素早いカモメはとらえるのが大変ですが、なんとか羊蹄山とカモメを一つの画面に収めた写真が撮れました。

民宿500マイルへ

遊覧船が終わるとその後は多少時間を持て余してしまいました。
洞爺湖到着直後にランチを食べて、その後遊覧船に乗っていたらちょうどよい時間になるんです。
ただ、昨日食べ過ぎていたのと今日も夕食が多い予定なので、この日はランチを抜きました。

洞爺湖から本日の宿に向かいます。

道南バスとJRを乗り継いで虎杖浜へ。
洞爺湖~登別は有料特急が走っているのですが、目的地の虎杖浜が鈍行しか止まらない駅(しかも本数が少ない)なので最初から鈍行で行っても到着時間が変わりません。
※乗る時間帯にかなり左右されます。路線検索大事。

本日宿泊予定の民宿500マイルは、登別までの送迎も可能なようなので、時間を重視するなら洞爺湖~登別は有料特急を使い、登別まで迎えに来てもらうとよいです。

民宿500マイルのディナー

夕ご飯は18時から。
部屋食ということで、かなりの品数を一気に持ってきてくれます。

カニのついた夕食にしましたが、私が一番テンション上がったのがこれ!
北海道の根曲がり竹。しかも宿のおかみさんが採ってきたという採れたて!
えぐみが全くなくて、だしの味が良くしみていました。

関連記事:民宿500マイル(作成中)

一度ご飯を持ってきてくれたら、後は宿の人は部屋には来ません。
(食べ終わった食器は廊下に出しておく)
このほったらかし具合がたまらない。
波の音を聞きながら自分のペースでご飯を食べ進められます。

18時から食べ始めましたが、外は刻々と景色が変わるため目が離せません。
ご飯を食べながら写真も撮ったりと大忙し。

窓から撮影した夕景。
三脚の高さがどうしても足らなくて、手持ちでの撮影です。
海の向こうにかすかに漁火が見えます。

お風呂は内側から鍵をかけて使用できるので、写真撮影も存分にできました!
カメラ初心者泣かせの曇り空でしたが…。

記事一覧:小樽・ニセコ・洞爺湖・登別一人旅の記事リスト [公共交通機関利用]

15:40 洞爺湖温泉発
15:58 / 16:09 洞爺駅着/発
16:55 / 16:58 東室蘭駅着/発
17:21 虎杖浜駅着

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