このブログを立ち上げたとき、Bloggerを使っていました。
続くか分からなかったのでまずはランニングコストの安いBloggerで運営を続けて、ある程度安定したらWordPressに移行してもいいなと考えていたんです。
しかし特に対策をせずに運営をしていたので、今回WordPressを移行する際「ここを注意していれば楽だったのに…」というポイントがいくつもありました。
この記事は「いずれWordPressで運営を考えているけど、まずはBloggerで始めてみようかな」という人に向けて、Blogger運営時に気をつけておけば移行の際に楽なポイントをまとめました。
※移行を決めた理由はBloggerからWordPressに移行した(+はてなブログを選ばなかった)理由に書いています。
※移行の具体的な手続きをBlogger(独自ドメイン使用)からWordPressへの移行方法にまとめました。もし移行を前提にするなら一度目を通してもらったほうが、イメージをつかみやすいと思います。
本題に入る前に…独自ドメインのススメ
私はBloggerを独自ドメインで運営していました。
Bloggerで独自ドメインを使わない場合はblogspotを含むURLを使うことになりますが、このURLは移行すると必ずリンク切れをするので、301リダイレクトなどで対応する必要があります。
移行前提でBloggerを使用するなら、独自ドメインでの運営をおすすめします(年間1000円程度で設置も簡単です)。
関連記事:
Bloggerで始めて独自ドメインを取得した理由
エックスドメインで取得した独自ドメインをBloggerで使用するための設定方法
Bloggerの独自ドメインサイトをSSL化(HTTPS有効化)対応する方法
公開日を修正した記事を覚えておく
URL維持・リンク切れ対策その1。
Bloggerで作成したURLは、自動的に記事公開日の年と月が含まれます。
このURLに含まれた記事公開日の年月は、そのあと記事の公開日を修正しても変更されません。
WordPressに移行する際URLは割と簡単に移行できるのですが、WordPressでは「公開日の年と月を含むURL」となるように指定します。
ここで、Bloggerで公開日を修正した記事(記事に含まれるURLの年月と修正後の公開日の年月がずれている記事)があると、修正した公開日でURLが作成されてしまうんです。
URLが変わってしまう例
2018年1月1日に記事を公開
→記事のURLに2018/01が含まれる
2018年2月1日に公開日を修正
→表示上の公開日は2018/02/01となるがURLに含まれた2018/01はそのまま
その後WordPressに移行
→記事のURLに2018/02が含まれる(2018/01は消えて別URLとなる)
これを防ぐためには、BloggerからWordPressにインポートする前に、Bloggerの設定で公開日の年月がURLと同じになるよう変更しなければいけません。
そのため、公開日を修正した記事は後から再修正できるようにどこかにメモをしておく必要があります。
固有のパーマリンクをつけておく
URL維持・リンク切れ対策その2。
パーマリンクとはURLのことで、Bloggerでは末尾を自分の好きなように変更できます。
これを設定する際、Bloggerでは年月さえ違っていれば同じ末尾が存在できるのですが、WordPressでは年月が違っていても同じ末尾が存在できません。
→Bloggerでは共存できる
→WordPressでは共存できない
同じ末尾の記事がある状態でBloggerから記事をインポートすると、WordPressでは末尾に-2などが強制的に追加されてURLが変わってしまいます。
これを避けるために、最初から末尾に重複がないようなURLになるように設定する必要があります。
※日本語のパーマリンクはうまく変換されないようなので、最初から英数字のみにする必要があります。
※移行後になぜか後ろの1文字だけ消えてしまう記事があったので、最終的にURLのチェックは必要になります。tやlが抜けやすいようなので、避けたほうがいいかもしれません。
画像にリンクを付けない
運用上問題はないのですが、できれば気にしておきたい点です。
Bloggerの標準機能で画像を挿入すると自動的に画像にリンクがつきますが、このリンクが厄介者。
WordPressにインポートすると、画像は自動的に置き換わるのですが、画像のリンクは修正されないまま残ってしまうのです。
リンク先の画像を残しておけば運用上特に問題はないのですが、WordPressのサーバーに同じ画像がアップロードされているので、両方残しておくつもりがないなら画像のリンクを付けないようにしておいたほうが良いです。
※追記※一部画像のリンク先が書き換えてある記事もありましたが、規則性がわからないので基本的にリンクはつけないほうが良いです
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