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Googleはどこへ行き私はどこへ行くのか(最近検索結果がつまらない問題)

この記事は最近のGoogle検索結果に文句を言いつつ、昔のインターネットを懐かしむという大変生産性のない記事ですが、だれか共感してくれたら嬉しいなーと思うのでネットの海に放流します。

ちなみにインターネットのいちユーザーが好き勝手にかいてるだけなので、間違っている部分もあると思う…というか個人的なイチャモンみたいなもんです。

最近のGoogleの検索結果がつまらない

もう結構前から何回もこのブログで書いてるんですが、ここ数年のGoogleの検索結果が大変つまらない。

検索に対するGoogleの方針にも書かれているのですが、Googleが重視するのは、関連性と信頼性の高い情報を提供すること。
そうするとどうなるかというと、いわゆる大企業とか有名な人とかのサイトが上にくるわけです。あと楽天やAmazonなんかのお店とか。
Googleは検索結果に手を入れることを何回かやっているのですが、基本的にこの傾向がどんどん強くなる方向で修正されています。

確かに、良く知らないことを調べるときにこれは便利です。
便利なんですけど…個人的にはインターネットに求める情報ってこういうものじゃないんですよ。

個人の意見が読めるインターネットが好きだった

私は割とインターネットに触れるのが早く、実はパソコン通信の時代からかじってました。
とはいえそれほどディープに使っていたわけではなく、最初のころは自分の好きな小説やゲームのBBS(掲示板)を読んでたくらい。
昔から割とマイナーな趣味が多く、学校で自分が好きなものをがっつり話せる友人いなかったので、自分が好きなものを同じくらいの熱量をもって書いている人がいるというのがとても嬉しく楽しかったんです。

大学に入るとさらに趣味が増え、より深い知識を得るのにインターネットは絶好の遊び場でした。
色んな人が思いつくままに試行錯誤し、情報交換をし、また新しい挑戦を始める。
あらゆることにたいして、様々な立場の人が自由に思ったことを書いている。

それらを拾い集めて自分の糧にしていくのは、広大なインターネットの海を相手にウィンドウショッピングをするような感覚で、なんてすばらしい技術なんだろうと思ったものです。

しかしそんなインターネットの利用者が増え始めることで、徐々に異変が起こり始めました。

インターネットが大衆のものになってしまった

こう書くとなんかすごく偉そうな書き方ですが、つまり多くの人がインターネットを使うようになってしまい、求められるものが変わってきてしまったんですよね。

今までは相対的には少数の人間が楽しく遊んでたのに、スマホの普及も手伝って相対的に多数の人間が使うようになることで、マスメディアへのアンチの場が、いつの間にやらマスメディアそのものになってしまったのです。

それと同時に、インターネットという媒体を通してお金を得られることに気づいた人々が、お金を得るためにあらゆる手段を駆使して、自分たちの情報を発信し始めました。

個人サイトの質が落ちた

個人的には、インターネットがお金もうけに使われるようになったのが致命的でした。

それまでは熱意がある人しか発信していなかったのに、お金目的の人が流れ込んできた結果、いかがでしたかブログ・キュレーションサイトをはじめとしてコピーのコピーのコピーのコピー(以下続)のような情報があふれかえる惨状に。
ネットの海には集客目的の情報が大量に投げ込まれ続け、あっという間にオリジナルの面白い情報を見つけるのが難しくなってしまいました。

さらに宣伝目的のサイトが増えた結果、情報発信ではなくビジネス発信が主目的となり、情報をチラ見せだけするブログが増加。
「詳しいことが知りたければ教室で…」と書かれた趣味ブログを一体いくつ見送ったことでしょうか。

情報の出し惜しみに関しては、人が霞を食べて生きているわけではない以上、仕方がない面もあります。
ただ個人的には、マイナーな趣味の発展を目指して細々と情報交換をしていたところに、お金を目的とした愛のない(ように少なくとも私からは見える)人たちが大量に流れ込んできたことが悲しかったんです。

そしてインターネットには、どこかで見たような粗悪な情報ばかりが並ぶようになってしまいました。
それでもいまだに、昔ながらのインターネット魂を持つ人のサイトが見つかることがあり、そのときには「よくぞ生き残ってくれた…!」とばかりにブックマークをさせていただいています。

これからどこへ行けばいいのか

質の悪い情報を載せたサイトが増えてしまった以上、Googleが大手のサイトや権威あるサイトを優先するのも仕方ありません。
この方向性はもう変えられないものなのでしょう。

昔のようなインターネットを求めるためには、どこへ行けばいいんでしょうか。
SNSが一部その役割を果たしている部分もありますが、検索がしづらくまとめた内容も読みづらいので、個人的には、やはりブログが好き。
今こそ古の、管理人のいるウェブリングが求められてるのかも…と最近真面目に考えてます。

あとはね、Googleは今の方針の検索方法と、個人の意見を拾いやすいような検索方法を切り替えられるようなタブを作ってくれるといいと思うんですよ。
コスト的には難しいと思うんですけどねー。

※ちなみにこのブログにもGoogle Adsenseなどのお金もうけシステムが入っているため言ってることが違うじゃないかと思われるかもしれませんが、お金もうけを否定しているのではなく、お金もうけが目的になって情報が雑に扱われているものが嫌なのです…(むしろ情報がしっかりしてるなら継続的な運営のためにお金もうけシステムは積極的に入れておいてほしい派)。

雑エッセイ
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あかりlog

コメント

  1. 匿名 より:

    go duckで来ました。わかります。このようなサイトは検索結果で上位に表示されなくなりましたね。でも、個人的の意見のほうが大衆意見より読んでいて面白いです。

    グーグルさんには個人意見重視と企業情報重視で検索できるようにしてほしいですね。