【美術展の感想】ムーミン展(金沢21世紀美術館)と限定グッズ

金沢市の金沢21世紀美術館で開催中の「ムーミン展」に行ってきました。
観光もかねての遠征なので、初日の午前中に突撃です。
京都在住ということで普段は京阪神エリアでしか動かないんですが、ちょっと旅したい気分だったので足を延ばしました(旅の計画を立ててから大阪開催が告知されましたが行きたい気持ちが止まらなかった)。

初めて行く美術館だったので勝手がわからず戸惑うこともあったのですが、比較的スムーズに見られたし、何よりやっぱりムーミンの原画はかわいいので行ってよかった!

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ムーミン展の感想

個人的に良かったところやおすすめポイント、気になった点をまとめてみました。
書いてみたら結構個人語りが多くなっちゃった。

良かったところ

全体的に展示が多く満足できる内容

展示の種類が豊富です。
「ムーミン展」と聞いて期待する内容は十分あるので、行ってみて「なんか違ったな…」という悲しいことにはならないと思います。
ちょっと気になるけど…くらいな感じで見に行っても、十分楽しいかと!

ムーミン関連では何回か展覧会に足を運んでいるので原画も何度も見ているのですが、いつみても魅力的です。
こんなに書き込みされているのかと驚いたり、小さな小さなイラストを目を凝らしてみたり、書き直した跡や消した跡が見えたりと、直接見たときの楽しさは格別

ムーミンの本に使われたイラストの原画・水彩画やそのスケッチはもちろん、小さなムーミンが描かれた風刺雑誌のイラストも多数展示されています。ちょこっとだけ顔を出しているものもあれば、割とメインに近い描かれ方をしているものもあって、探すのがなかなか楽しくてつい足を止めてしまいました。

そういえばムーミンコミックス関係はなかったかな。

ペンとインクを比較した資料の展示

私がムーミンのイラストで好きな点の一つが線の書き込みです。
様々な線を使い分けて濃淡をつけたり素材の雰囲気を出したり、暗闇の不気味な感じを表現したりと、ペンの線でここまでできるんだなーと見るたびに驚きます。

そんなトーベ・ヤンソンが残したペンとインクの比較が展示されています(作品番号285)。
作者のこだわりに触れたようで、見つけたときは嬉しくなりました。
こういう資料を「展示するべきもの」として展示してもらえるのは、とてもありがたいです。

翻訳者についての展示

展覧会に来る前にムーミンの本を読み返していて気づいたんですけど、私がムーミンにはまったのはこの心地よい日本語のおかげもあるんですよね。
良質な児童文学特有のあたたかさと柔らかさとでもいうんでしょうか、ちょっと古めかしく感じるところもありますが読んでいて毛布にくるまれるような安心感があるんです。

アニメも見ていたのですが、何よりムーミンが好きになったきっかけは小さな頃に原作を図書館で見つけて読んでからなので、翻訳者のおかげでムーミンが好きになったといっても過言ではありません
余談ですが、ハリーポッターシリーズやホビットの冒険関係は翻訳が合わずに読み進められなかったんですよ…。ムーミンシリーズは今でも読めるので、翻訳を担当された方が私に合う文章を書いてくださる方で本当にラッキーだったと思います。

話を戻しますが、今回の展示では翻訳者の方々についても展示があるんです(今までもあって単に私がスルーしてただけかもしれない)。
簡単な来歴とムーミンとの関わりがまとめられてるくらいなのですがそれだけでも読んでいて面白いですし、戦前生まれの方も多いので今では考えられないような経歴の方もいて(特に小野寺百合子さん…暗号電報打電作業なんて単語をムーミン展で見るとは!)、今読んでいるムーミンの本は様々な方の思いが乗っているんだなあと改めて感じました。


↑私が持っているのはこのシリーズです。

気になったところ・注意しておきたいところ

見回りスタッフが少ないような?

初日の午前中という一番混乱しやすい時間に行ったからかもしれませんが、会場内の見回りスタッフが少ないような気がしました。

なぜ気になったかというと、床の線を越えている人とか大きな荷物の持ち込みしてる人とかがいて、見ていて作品に当たらないかハラハラしてしまったんです。
声掛けされてるスタッフはいたんですけど、初日ということもあってか会場が混雑していてスタッフの方も回りづらかったのかな、という感じもしました。

万が一事故があったらと思うとどうしても気になりますし(とはいえ声をかける勇気もない…)、安心してゆっくり見られるように見回りと声かけをしてもらえると嬉しいなーと思いました。

グッズだけの購入はできない

こういうキャラものの美術展だとかなりグッズが充実していてグッズ目当ての人も多いと思うんですが(私も半分くらいそう)、今回の会場ではグッズ売り場だけの入場はできなくなっていました

これまで参加したキャラもの美術展って大体グッズ売り場は入場券なしでもはいれるようになっていたので、ちょっと驚きました(とはいえ他の場所での開催のときも入れなかったぽいですね)。
グッズ目当てでふらっと寄ろうという方はお気をつけて。

グッズの袋が普通の袋

ただ単に私の好みなんですが、グッズを買ったときの袋がただのプラスチック袋ですごーーーく残念でした。
他の場所での開催レポートを見ると、キービジュアルの入ってる袋があったっぽいんです。
そういう袋がもらえると思ってて、それに展覧会のチラシを入れて手に提げて持って帰ろうと思ってたんですが、普通の袋だったのでぼっこべこになってしまった…。

入場料ちょっと安いから仕方ないのかなー。
チラシは大阪展でリベンジします。

半券は使用済み半券にできない

コンビニとかで前売り券を買うと、ただ普通の紙に印刷された味気ないチケットになります。
ただ以前行った展覧会では絵柄入りの使用済み半券と交換してもらえたため、今回も交換してもらえるつもりで行ったら「交換はありません」とのことでした。
というか後から調べたら交換してもらえない方が普通なんですね(交換してもらえる場合は事前に書いてあることが多いみたい)。

美術展ノートを作っていてそこにチケットの半券を貼る、というのが一つの楽しみになっているので、これなら100円出して当日券を買うべきでした!
ということで、こっちも大阪展でリベンジです。

所要時間

込み具合によりますが、それなりに足早に見て1時間くらい。
1時間半あればそこそこ、2時間あれば十分ゆっくり見て回れるという感じでした。

ただグッズ売り場は時間によっては並んでいたので、購入予定の方はその分時間が必要です。
グッズ売り場の様子自体は外から見えるので、混んでそうだなと思ったら適宜時間を増やした方がいいと思います。

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ムーミン展で購入したグッズ

展覧会の目的の半分はグッズ購入にあるとも言えます。
ということで買ったグッズの紹介です。

ムーミン展が来るたびに財布が狙われてる…!と思うんですが、また展覧会をしてほしいので気になったのもはバンバン買ってます。
※値段はすべて税抜きで書いてます。

図録

展示されているイラストなど収録した図録
これだけのイラスト、これだけの内容で2200円は破格なので、気になった方はぜひ!!(図録は著作権料の関係で書籍に比べて格安なんだそうです)

B6サイズで小さめなので、持ち運びしやすく手にもって読みやすいです。
大きい図録もいいけど、このサイズもいいですね。
ただやっぱりイラストはどうしても小さくなってしまって、細かなタッチなどは見にくいものもあります。
個人的には「このイラストよかったよねー」と思い出せればいいかなと思うので、ぱらぱらとめくりやすいこのサイズ感は気に入りました。

マスキングテープ

原画を使った普通のマスキングテープ(400円)。巻は小さめ。
引き出してみると絵柄が1種類しかないタイプです。なので、好きな絵柄がどうかで購入するかが決まりますね(複数あるとこの絵はいいな…みたいになって結局買ってしまう)。
4種類あったんですが今回は2種類のみ購入。

紙のパッケージがついているのはマスキングロールステッカー(600円)。
マスキングテープ素材のシールみたいな感じですかね?
1キャラずつ切り抜いてあるので、手帳の余白などに貼りやすいです。

その他細めのマスキングテープや、レースがムーミンやミイの形になっているものがありました。

ロルバーンノート

私の中で手帳界のキティちゃん的位置づけであるロルバーンのノート
限定やコラボが大変多いノートで、これまで手を出してこなかったのですが(きりがなくなるんで…)、とうとうこの表紙にやられて買っちゃいました。

はっきりとしたかわいらしい赤色のノート(会場では真っ赤に見えましたが家で見たら赤とオレンジの間くらいの色でした)と、トーベ・ヤンソンの線が楽しめる原画の2種類です(各800円)。
通常のロルバーンポケット付きメモLが430円くらい、限定ものが700円くらいっぽいなので、版権の限定ものとして考えればお値段頑張ってくれてると思います。

中身は方眼ノートで右上に展覧会のロゴ入り。
ロルバーン自体は非常に使いやすいと評判なので、ノートをよく使う方にはいいと思います。
私は帰りの電車の中で「ロルバーン 使い道」とかでぐぐりまくってました。

チケットクリアブック

トラベラーズノートに挟んで使うチケットホルダーがほしかったので購入(400円)。

購入するときに妙にふかふかするな?と思ったんですが、開けてみて納得。
クリアホルダーのように中に透明のページが10枚入ってました。
ということで、収納量は多いのですがその分厚みがあるので、普通のチケットホルダーが欲しい方は気を付けてください。

ちなみにトラベラーズノートに使うとゴムには挟めないので、本当に「挟んでるだけ」という使い方になります。

コットントート

写真では下敷きになってますが少し大きめのコットントートバックです(700円)。

展覧会でよくある薄手のものなんですが、大きさが使い勝手よさそうな感じ。
A4サイズのものを余裕をもって入れられます

薄手で造りも割と荒い感じがあるので、重いものを入れるのは危ないかな。
ただ薄い分たたむと小さくなるので、カバンの隅に入れておいて何か袋が必要になった時に出す、という形で使うのにぴったりだと思います。

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