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連用日記のススメ

数々の記録方法を試しては投げ試しては忘れしてきた私(捨ててきたブログの数は数えられないしたぶん今思い出せない物もある)が、割と長い間コンスタントに続けているものの1つに連用日記があります。
いわゆる「数年ごとの日記がまとめて読める」というタイプの日記ですね。

連用日記の一般的な構造は、同じページに違う年の同じページが続くこと。
なので、毎日書くたびに数年前の今日何をしてかというのが目に入るから楽しいですよーというのがうたい文句です。

ただ、活動的でイベントが多い人はこれだけで楽しめると思いますが、あんまり日々に変化が無いタイプの人は「そうはいっても大体同じような日だし楽しめるのかな?」と思ってためらうのではないかと思います。
何を隠そう私も後者のタイプなのですが、それでも楽しく続けているので色んな人に試してもらえるといいなーと思ってオススメポイントをまとめてみました。

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連用日記のここが楽しい

何か特別なイベントがあったりするのを見て思い出す以外に、私が楽しんでるポイントやお勧めしたいポイントです。

年単位で自分のことが把握できる

年単位で記録を取るので、日単位・月単位では見られなかった自分のサイクルが把握できます。いろんな使い方がありますが、特におすすめしたい内容を紹介。

体調

自分が身体があまり丈夫ではないということもあるのですが、恐ろしいくらい同じ時期に体調を崩します。何年も続けてると「風邪の特異日」まで見つかったりします。これを最初に見つけたときは本当に驚いた…。
同じように割と調子のよい時期も分かりやすいので、長期的な計画を立てるときにとても役に立ちます。

家のこまごまとしたこと

服の入れ替えやシーズン物の片付けタイミングなど。
例えば私はこたつを毎年出すのですが、片づけるのはゴールデンウィーク。これは何年も「寒かった!こたつを片付けるのは早かった」と書き続けた結果、ここがベストだと分かったからです。
後は旬の短いものを買ったときに記録しておくと、次の年以降に買い忘れることが減るのでおすすめです。私は梅仕事が好きなんですが梅のシーズンに体調を崩しやすくつい買い忘れるので、忘れないために書いてます(年によって変動が大きいので、月初に追記してます)。

美味しいレシピ

特に旬の物を使ったおいしいレシピを書いておくこと!
些細なレシピは意外と忘れやすいので、こまめに書いておくことでシーズンインした時に「あれおいしかったからまた作ろう」と思い出せます。

買ったものを把握できる

消え物以外で買ったものをとにかく記録しています。特に服と靴。
服と靴はシーズンごとに入れ替えるので、印象が薄いものは買ったことを忘れてシーズンオフの時に見つける、ということをやってしまいがち(物の管理が苦手なので…)。
しかし日記に書いておけばシーズンの時に思い出せるし、買ってから何年たったかわかるので処分の目安にもなります。

こんな風に簡単なイラストを添えておくとぱらぱらっと見たときに見つけやすいです。

それから、ちょっといいものを買ったときの「商品説明」は、取っておくには小さいしそれぞれ形も大きさも違うのでどこかに保存するのも難しい、しかし捨てるのは躊躇するというタイプのものなので、買ったその日に日記に貼り付けています。

スクラップ帳として使える

上の商品説明にも通じる内容ですが、「取っておきたいけど、管理が難しい」タイプの物を貼っています。後から使う可能性があるという実用的なものだけでなく、可愛いなと思ったものや気になったもの、捨てるのはちょっと…と思ったものはとりあえず日記にペタリ。

一時期スクラップ帳を作ることも考えたのですが、スクラップ帳を作った事実そのものを忘れそうなのと、そこまで貼り付けるものがたくさんないこと、作っても見返す機会が無ければ手に取らないかもしれないということを考えて日記に貼り続け、すっかり定着しました。

買っておいしかったものも、後から自分で作れるように原材料と簡単な感想を書いています。

迷っている人に伝えたいこと

空白の日にも利用価値がある

日記を始める前に1番気になるのが「続けられるか」ということではないでしょうか。
特に日付が書いてあるタイプの場合、その日にかけなければ空白になってしまうので余計にプレッシャーを感じる人もいると思います。

そんな人に知ってもらいたいのは「空白にも利用価値がある」ということ。

詳しくは↓の記事に詳しく書いていますが、元々の記入欄だけでは足りないくらい書きたいことがある日、貼りたいものがある日。そんなときに空白を利用しています。

連用日記を「書けなかった日」の空白の使い方~続けられるか不安な方に送るTips集
普通の日記が続かない私ですが、連用日記は続いています。 昨年の自分の日記が見れるというのは思った以上に楽しくて、機会があれば人に勧めたりしているのですが、「興味はあるけど続ける自信がない」「買ってみたいけど無駄になったらと思うと手が出ない」...

上に書いたようなスクラップ的な使い方をするようになると、同じ日だけでは空白部分が足りないことも多いので、多少まとめて空白の日が続いても全然問題無いです。

何を書けばいい?

上で紹介したような内容を書いていますが、他にこれを書いておくと後から楽しいというものをいくつか紹介します。

その時のニュース・情勢

これはよくオススメされる内容ですね。個人的にあまり興味をひかれず書いてなかったのですが、コロナをきっかけに書き留めるようになりました。
月単位で自分や世間の価値観がぐらぐら揺れ、生活が変わっていくのを感じたからです。
日々刻々と変わる状況に、数か月前自分がコロナに対してどう感じていたか、というのがはっきりと思い出せなくなっていたことにも驚きました。

それと同時に、今はコロナで急激に変化しているから可視化されているけれども、よく考えれば数年単位でこういった変化は起こっていて(例えばスマホがない数年前の生活とかもう全然覚えていない)、でもそれがゆっくりなので変化を意識できていないのだ、ということにも気づきました。

こういった変化を残しておいて後から読み返すのは楽しそうだなと思ったので、今の私がどういう風に生活していて、何を思い感じているのか、ということを残すつもりで記録しています。

ここで読み返すときに楽しむコツとしては、事実に対する自分の感想をちゃんと書いておくこと。
「買い占めでトイレットペーパーがない」の一言だけよりも「マジでない、そろそろ在庫がないんだけど困った」みたいな感想を書いておくと、後から読んだ時にもその時の感情を思い出しやすいです。

その時にはまっているもの

上のものと似ていますが、もっとポジティブな内容ですね。
分かりやすくイベントがあればそれを書くのですが、なんとなくはまり始めたものって意識しないと書き留めるのを忘れます。
気づいた時でもいいので書いておくと、後から読んだ時に(その時は既にはまってなくても)楽しく思い出せるし、まだはまってたら「こんなときからはまってたのか」とちょっと自分の歴史に触れることが出来ます。

はまるきっかけは大体何かを読んだり見たりするタイミングなので、そういう意味でも読んだ・見た・聞いたものは走り書きでも残すようにしています(私は後からじわじわハマることが多いのです)。

季節の訪れ

四季の変化を見つけるのが好きなので、その時期らしい何かを見たときに書くようにしています。他には春一番などの気象庁発表の内容も。

「桜が咲いてた!」みたいな内容を自分の日記の中で見つけるとほっとするし、もしその年はまだ桜を見かけていなかったら、そろそろそんな季節だなとワクワクすることが出来ます。

最初の1年目を超えるコツ

連用日記の最初の1年は前の年の積み立てが無いので、要は記入欄の小さな普通の日記です。日記を書いた経験がないと、ここを超えられるか不安に思うかもしれません。

でも「別に超えなくてもいい」と考えてしまえば気楽です。
実際、私もほぼ1年空欄になっている日記があります。

2年目に「今年はちょっと本腰を入れて書いておきたいなー」と思ったので、1年目の大まかな出来事を手帳から抜き出して書きました。あとスマホの写真やGoogleMAPのタイムラインからさかのぼるのも便利ですね(位置情報は常にONタイプ)。
毎日全部埋めるのではなくて大きな出来事だけ書いておくだけでも、次の年に書く時に見つけて嬉しくなるし続ける励みになります。

同じ理由で、1月からちゃんと始めることにこだわらず思い立ったときから書き始めるのもおすすめ。私も1回、自分の誕生日に買い換えたことがあります。

ダメな時は思い切って買い替える

ここまで連用日記をもうプッシュしてる私ですが、実は3回、使い切らずに買い直しました。

10年日記に変えてみたけど書きづらかったので5年日記に変えた年、可愛い5年日記を見つけてしまった年、20年飼ってた猫が死んでしまった日を記録した年。

もったいないかなと思ったのですが自分が楽しく日々を記録できることが大事なので、ランチを何回か我慢すればいいでしょうという気持ちで思い切ってリセットするのもアリだと思います。
ただ途中で空白ができてしまって気になるから新しく買い直そう、という買い直し方は、買い直す前にぜひ予定を抜き出して埋めたり積極的にスクラップブック化したりして使ってみてください。急に空白が気にならなくなるタイミングが来るかもしれません。

興味を持ってくれた方へ

一言に連用日記と言っても色んなタイプがあるので、自分用にまとめたリストがあります。こちらに選び方のコツなんかも書きましたので、良ければ読んでみてください―。

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