すごく久々にレンズを買いました。
レンズは買い足すと切りがないし増やしすぎても使いきれないので、あとは日常的に使いやすいパンケーキ1本と、そのうちほしい望遠が決まったら望遠を1本を買い足したらおしまいかな…と思っていたんですよね。
それで、久しぶりにフジフイルムのレンズを調べてみたところ、XF27mmの新型が希望を満たしたパンケーキだったので決めました。
実はXF27mmは以前から気になっていたものの、絞りリングがないのがどうにも気になって購入には至っていなかったんです。
絞りリングがないと、久しぶりにカメラを触るときに「F値を変えるのはどこ??」となってしまってストレスになるんですよね…。
しかし、新型には念願の絞りリングがついた上に、防塵・防滴もついてきたので、私にとって完璧なレンズでした。
ということで、さっそく色々と持ち歩いて撮ってきたので、写真を交えつつ感想を書きました。良いレンズですよ!
※記事内の写真は縮小と垂直、ウォーターマーク以外の加工はしてません
XF27mmF2.8 R WRの感想
素直な広さ
換算41mmは初めてなのですが、最初に撮影した時に驚くくらいすっと自然に撮れました。
ぼーっと見てるとき、ふと目を移したとき、そういったときに見ていた風景をそのまま映すような広さです。
XF27mmを購入した大きな理由は、その携帯性を生かして、「常日頃持ち歩いて気になった風景を切り取るとれるようにしたい」というものだったので、そういう意味ではこの素直な広さはかなり使いやすいですね。
なおXF27mmを購入したもう一つの大きな理由として、「食べるときにあんまり威圧感を出さずに写真を撮りたい」というものがあったのですが、テーブルフォト用途ではちょっと狭いかな。
こんな風に手元の小さな料理だけを撮るならちょうどいい広さですが、いくつかお皿がある場合は寄せてレイアウトを整えないと入らないです(ということで特に寄せたりしなかったためドリンクがはみ出してます)。
小鉢程度なら、狭い飲み屋さんでも後ろに引いたりせず撮ることができました。
割と寄れないということが不満点にあげられるレンズですが、個人的にはこのレンズでがっつりぼかして撮る気もないので、ちょっと寄りすぎないように気を付ければ問題ないかな? という感じです。
ただ、背景も含めて…と思うと途端に狭く感じますね。結構引かないと撮れません。
ちなみに私は換算35mmのレンズを使うと、びっくりするくらいつまらない写真が撮れてしまうのですが、換算41mmのこのレンズではそういったことは起こりませんでした(他の人が私の写真をどう思うかはまた別の問題であって、とにかく自分の中での問題です)。
色が意外にきれい
私がフジフイルムのカメラにほれ込んでいる理由の一つがその色味です。
ただ、これが結構レンズによって違ってるみたいで、例えばXF14mmなどは思った通りの色で撮れずいまだに苦手意識があります。
で、27mmについては特に色が良いとか書いてある記事を見かけなかったのであんまり期待していなかったのですが…これがかなり私の好みの色で撮れるんです!
ちょっと赤色寄りでこってりした色味なのかな。
屋内や日の入り後のように、あまり光量がないような場所でもしっかりと色が出てくれるので頼もしい。
何よりご飯がおいしそうに撮れるのが、個人的にポイントが高いです。
逆に明るい場所で油断するとわざとらしいくらいの色になったりするので、色を強く出しすぎないような設定にしたほうがいいのかな、と思ってます。
色関係の加工なしで、ここまで鮮やか。
軽い、けどコンデジほどじゃない
さて、他のレンズに比べると圧倒的に薄く軽いレンズですが、やっぱりコンデジとは比べられない大きさですね。
私の場合、レンズ保護の目的でフィルターを付けているのでその分さらに厚くなってしまっています。
普段の鞄に入れるにはちょっとなー、でもまあ頑張れなくはないかなという大きさ。
そのまま鞄に入れるのは怖いので何かしらのクッションに入れることを考えると、鞄の中でもそれなりにスペースを取ります。
とはいえ、フジフィルムをこのサイズで持ち出せるなら文句はないです。
良い買い物をしました。ほくほくです。
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