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北海道一人旅日記:4日目(登別~千歳空港~京都)

北海道旅行最終日。
「どこか山を見よう!」と思い、登別温泉へ観光に行きました。

本日の旅程
移動:虎杖浜~登別~登別温泉
観光:登別温泉
移動:登別温泉~千歳空港~京都

登別から登別温泉へ

登別駅から登別温泉へ行くにはバスを利用します。
大体20~30分ごとに1本出ており、所要時間も15分ほどと大変便利な交通手段です。

登別には手荷物を預かってくれる場所がいくつもありますが、今回はバス停すぐにある道南バスの登別温泉ターミナルを利用しました(500円)。

荷物を預けて、バス停から温泉街を抜けて地獄谷を目指します。

6月なのにまだ桜が咲いています。
その一方で、本州では7月末にならないと鳴かないセミの鳴き声が響き渡っていました(セミの種類は違うようですが…)。

本州と北海道では気候帯が違うというのは教科書で読んだことがありましたが、実際にこのような季節のずれに気づくと体感できて面白いですね。

観光ボランティアガイドさんのあたたかいもてなし

さて、登別での観光ですが、最初は登別観光協会のツアーを予定していました。

参考サイト:登別観光協会

しかしどのツアーも最少催行人数が2人以上。
平日の午前中にツアーが成立しているだろうか…と不安に思いながら観光協会(ちなみにここでも荷物が預けられます)で聞いてみると、やはりツアーはできないとのこと。

仕方がないから一人で回ろう…と思って地獄谷に行く途中で、こんな看板を見つけました。

参考サイト:登別市観光ボランティアガイド

地獄谷展望台に到着するとハッピを着たガイドの方が3名ほど待機されていて、写真をお願いしたり、散策コースの相談をしたりと、気さくに対応していただけました。

私が訪れたときはかなり手がすいていたようで、「案内してまわりますよ」とのこと!
少し悩んだのですが、とりあえずまずはゆっくり写真を撮りたいので、散策コースを教えてもらってから一人で回りました。

実は一人ですべて回ってからまだバスの時間まで余裕があったので、再度展望台に戻って「30分ほど案内してもらえませんか」とお願いしてみました。
快くOKしていただけて、展望台周辺をぴったり30分で回ることができました。
温泉関連のことだけでなく山の斜面を渡るシカの足跡や道々の花なども教えてもらえて、大変勉強になる楽しめる案内でした。

登別温泉は温泉の種類が豊富で、地獄谷の中でも何種類かの温泉を見ることができます。
資料で読んで知ってはいたのですが、実際にガイドさんに案内してもらって泉種の違いを見てみると「入り比べてみたい!」と思ってしまいます。
今度登別温泉に来たら、ぜひ湯めぐりをしてみたい!

6月頭ということで、新緑の美しい時期でした。
秋の紅葉も美しいそうですよ。次に来るなら秋にしたいな。

山の小路を散策しながら大湯沼へ

登別というと「草木の茂らない山」というイメージが強かったのですが、そういう場所は一部で、多くの場所はこのように木が茂っています。

この森の中を抜けて、登別のさらに奥にある「大湯沼」へ向かいました。

大湯沼に到着。
山の上からも煙が出ているのが見えます。

近づいて見た大湯沼。
右下がもやもやしているのは写真が失敗しているのではなくw湯気が立ち込めているからです。

最後に大湯沼から歩いて、天然の川が温泉になっている天然足湯へ向かいます。

参考サイト:大湯沼川天然足湯(登別観光協会)

晴天ということもあり、非常に美しい木漏れ日と川のせせらぎ、そしてあたたかな足湯。
この旅でもっとも「癒される」と思った場所でした。

この写真の手前にウッドデッキが作ってあり、そこで足を浸して足湯を楽しむことができます。

平日の昼間でしたが、多くの観光客が来ていてそれほど危険は感じませんでした。
しかし山に入った場所にあるので、一人旅の時は様子を見て訪問したほうが良いかと思います。

帰りはバス乗り継ぎで

道南バスの登別温泉ターミナルに戻り、帰りのバスのチケットをこちらで購入します。
バスカードの清算もでき、料金ぴったりになるようチケットを渡してもらえます。

登別温泉から新千歳空港へは大きく分けて3つのルートがあります。
1. 直通バス:登別温泉→新千歳空港
2. JR
3. バス乗り継ぎ:登別温泉→汐見坂(or登別駅)乗換→新千歳空港

1.の直通バスは便利なのですが、本数が少なく時間が合いにくい。
2.のJRはちょっと値段が高くなる、もしくは安くすると時間がかかる。
3.の直通バスはそこそこの本数出ていて、安い。
…ということで、今回は3.のコースを使って新千歳へ向かいました。

13:51 登別温泉 発
14:01 汐見坂 着
14:03 汐見坂 発(高速はやぶさ号)

時刻表を見ていけそうだなと思ったので↑の時刻で乗り換えをして成功しましたが、バスターミナルのお姉さんにも「この乗り換えはオススメしません」ときっぱり言われるくらい時間的に余裕がありません。

バス同士が連携しているわけではないので汐見坂の到着が遅れたら容赦なく置いて行かれます。
そして汐見坂には時間をつぶせそうな場所がありませんでした(乗り遅れたら喫茶店にでも行こうと思っていたのですが、ぱっと見そういう場所がなかった)。

15:12 新千歳着

ちょっと到着が早いかな? と思いましたが、昼食を食べたりお土産を買ったりしていたらあっという間に搭乗時刻になってしまいました。
17:55 新千歳発

帰りは窓からきれいな日本アルプスや、白山を楽しむことができました。 北海道からの帰り、北海道の海岸線にやたらと茶色い山が見えまして、どこかなーと地図で探してみたら、どうやら「恵山」というところのようでした。 初めて聞く名前ですが、面白そうな山なのでいつか行ってみたいな。

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