久々に上咽頭炎と副腎疲労について記事です。
2019年を通して、自分の病状と新しく試した対策を書いています。
上咽頭炎と副腎疲労については最近はかなり情報が多くなってきたので、あまり自分で記事を書かなくてもいいかなと思ってるのですが、個人的な感想などは1年ごとくらいに更新しておこうかと思います。
上咽頭炎・慢性疲労の現在の病状
最近の病状は一進一退という感じで、そこそこの症状はあるもののまあこれくらいなら付き合っていくか…という感じです。
なかなか完治までは遠いですね。
私が悩んでいた症状については↓の記事に書いています。
多くの人と違うところは、後鼻漏にほとんど悩んでいなかったところでしょうか(鼻の奥が乾燥して仕方ないというタイプでした)。
鼻に関する病状
痛みはもう長い間ありません。乾燥するという感覚もほぼありません。
病院でのBスポット治療(EAT治療)はしておらず、病院でもらった塩化亜鉛を使用したセルフBスポット治療だけしています。
血は出ないのですがまだ数日ごとに鼻の奥にかさぶたが張り付くので、綿棒でこすり取るのが目的です。
このかさぶたについては、大阪の田中耳鼻咽喉科で以前相談したところ「原因は不明だが物理的に取るしかない」と言われました。
これがなくなれば完治っぽいんだけどな…と思ってます。
疲労についての症状
じりじり匍匐前進という感じで良くなってきている気がします。
年齢的にそろそろ体力が衰え始めるため、病気が良くなってないのか年齢によって体力が減ってるのかがわかりにくいんですよね…。
事務仕事のフルタイム、週5日勤務できています。週の後半はちょっとばてやすいかな。
週1くらいなら日帰り出張できますし、多少の残業も対応できてます。
土日はどちらかなら遊びに行けますが、2日連続はまだ無理。
2週続けて遊びに行くのもちょっときついので、2週間に1度、1日だけ遊びに行けるという感じです。
一番ひどいときは歩くのすらしんどかったですが、今は歩くのはそこまで負担ではなく、気が向いたら30分くらいお散歩する程度には楽しめています。
ただ時々突然ぷつりと電源が切れたように動けなくなったり、体力が回復しなくなったりすることがあって、これが来ると一気に予定が崩れます。
火事とか地震から逃げるならできるけど、心身共に鉛のように重く普段の活動ができないという感じです。
今はこの症状がどうして出るのか、そしてどうしたら出ないようになるのかを試行錯誤している段階です。
新しく始めた上咽頭炎・慢性疲労対策
今までなんとなくで対策していた基本の部分をいくつか見直しました。
今さら…?と言われそうなことですが、基本をおろそかにするのは良くないと実感しています。
てきめんに効果を感じたのは舌の位置、カフェイン、サプリの項目。
後の2つは「とりあえずやってみました」くらいな記録です。
たぶん今の私は腸が十分に栄養を吸収できない状態なので、大量に栄養を流してあげて少しでも不足分を補いつつ、腸の回復を待つというのが今後の方針になるかと思います。
舌の位置
舌の位置をきちんと意識するようにしました。
というか、今まで「舌の位置が大事」というのは知ってたんですが、舌先が上の歯の裏のすぐ後ろくらいにあるので特に問題ないと思ってたんです。
でも堀田修先生の最新本を読んでいて「私の舌の位置おかしいのかも?」と気づいて見直してみました。
↑この本、上咽頭炎が自律神経や内分泌系に与える影響についてこれまでの本より詳しく書かれているので、いろんな不調に悩んでる方にはおすすめ。
舌先の位置だけでなく、舌の中~奥が上あごにぺったりとくっつくように意識するようにしたところ、すぐに鼻の奥が潤う感覚があって「今まで何やってたんだ」と思ってしまった…。
カフェインとの付き合い方を考え直す
基本的には元気に過ごしているんですけど、時折妙に疲れるときがあって、予定を全部キャンセルにしないといけなくなることがあって困ってたんですよね。
疲れるというか、体力が全く回復しなくなるという感じです。
休んでも休んでも疲れが取れない。
そもそも寝ようとすると寝られない、妙に焦燥感がある、そして一度寝てしまうと今度は起きられない。
それで、いろいろと理由を考えてみたところ、調子が悪くなる1週間ほど前に、家で飲むお茶を麦茶からほうじ茶に変えていたことに気づきました。
家で飲むお茶はもちろん1杯だけではなくて、大体毎日500ml~1リットルくらい。
カフェインが良くないというのは知っていて一時期副腎疲労対策でカフェイン断ちはしてました。
けど、元々紅茶が好きだったのでちょっと調子が良くなったころに少しずつ紅茶とコーヒーは解禁していて(1日1~2杯)、それでも調子を崩さなかったのであまり気にしないようになってたんです。
おそらく私の場合、紅茶やコーヒーを1日1~2杯飲むくらいならよかったのだけど、そこにほうじ茶が加わったことで許容量オーバーで副腎疲労が悪化し、体力が回復しない症状が現れたのではと思います。
正直ほうじ茶って別に飲みたくて飲んでたわけではなくて、単にそのときスーパーで安いお茶パックを買ったらほうじ茶だったというだけ。
これで体調崩すのは不本意すぎるので、すぐに麦茶に買い換えました(ほんとは一番いいのは白湯だとは思うのですが、味がないのはどうも苦手で)。
思い返せば調子が悪くなる頃ってまるで体中を毒が巡っているようなぴりぴりした感覚があったんですけど、これもカフェインのせいで低カリウム血症にでもなってたのかもしれません。
そんなわけで改めてカフェインとの付き合い方を考え直しました。
ちなみにほうじ茶をやめてから2,3日はかなり頭痛がしました。私は普段ほとんど頭痛に悩まないタイプなので、カフェインの離脱症状かな、と思ってます。
サプリ
上にも書きましたが突然やる気が出なくなるときがあって、これをどうにかしたいなあといろいろ考えてました。
生理周期と連動しているようだったので、ホルモンの関係かなーとずっと考えていたんですが、あるとき「もしかして鉄分不足なんじゃ?」と思い付きまして。
検索してみたところ、今は鉄不足=うつ症状がでるという本がいっぱい出てることがわかったので、ちょっと本を読んでみました。
↑読んだのはこの本。単に本屋に行っていろいろ比べた中で、鉄だけでなくビタミンB群・Dなどについても書いてあり、副腎疲労にも理解ある先生なので一番自分に合うかなと思って買ってきました。
個人的には妙な略語とか、結局どうしたらいいのかわかりづらいとか気になる点もあるので他にもっといい本があるかもなーとは思いますが、いろいろと考えるきっかけにするには良い本だと思います。
それで本を読んでいるうちに、どうも鉄不足というよりビタミンB群・D不足なのかもしれないと思ったので、両方をサプリで取ってみることに。
※ちなみに炎症があると鉄サプリはとらない方がいいそうなので、上咽頭炎がひどい方はそちらを先に治す必要があります
サプリは近所のドラッグストアで買ったDHCのもの。
鉄は1日2粒が目安ですが、毎日2粒飲んだら便秘気味になったので様子を見ながら1~2粒飲んでます。
ビタミンは1日1粒が目安ですが、摂取量上限を調べて2粒までは行けるだろうと思ったので、自己責任で毎日2粒飲んでます。
飲み始めて変わったのは、「ちょっと動こうかな」ということが増えたこと。
今までだったら「面倒だな…」と思ってそこで終わってしまったことが、「まあちょっとのことだしやっておくか」と動けるようになりました。
鉄とビタミンどっちが効いてるのかわかんないんですが、しばらくは両方飲んでおいて、体調が安定したらどちらかだけ飲んでみて様子を見たいと思ってます。
エッセンシャルオイル
最近鼻・喉の調子がおかしいときにお世話になってるのがエッセンシャルオイル。
なんかおかしいなと思ったら、熱湯にカユプテとユーカリ・グロブルスを2~3滴ずつ垂らしてそばに置いておくと、痛いところに精油成分が張り付いたようなスースーした感じになって楽になります。
ひどい炎症には効きませんが「あれ?」と思ったくらいの時には、効果てきめんでした。
カップはできれば紅茶向けのものがおすすめ。
香りが広がりやすいので、マグカップより効きが良いように感じました。
精油は昔から愛用しているフロリハナのものを使っています。
オーガニックで塗布目的で作られているもので、芳香浴に使ったときに喉に引っかかるような嫌な感じがしないのでお気に入りです。
大量に買う場合は個人輸入の方が安いのでおすすめ。
歯の治療
これは別にしたくてしに行ったわけじゃないんですけど、これまで通っていた歯医者に不信感を持つようになったので新しい歯医者に変えたところ、「治療済みの根に薬が全部入っていない」と言われてやり直しになりました。
/(^o^)\<そんなことあるの
上咽頭炎と歯の関係って結構昔から言われていて、でも自分は治療済みだから関係ないと思ってたのにマジでか…となった瞬間でした。
治療が全部終われば症状も変わるかなと期待したのですが、結局治療後も鼻の症状には変わりなかったので、あんまり関係なかったようです。
ただ歯医者選びの重要性は身に沁みました。
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