【私とカメラと写真#2】レンズ沼にはまりかけたけど抜けたと思うので将来の自分に向けての書き置き、そして機材へのラブレター

FujifilmのX-T20を購入してから、2年たちました。
相変わらずお気に入りのカメラで、飽きずにいろいろと撮っています。
2年目ともなると当初といろいろ変わってくることもありますが、今特に変わったと感じているのはレンズ沼にははまらずに済みそうだぞ、ということ。

元々ガジェット系にはまるタイプではないのですが(スマホもPCも過不足なく使えればそれでOKです)、それでも一時期はまりかけたレンズ沼。
正確には3本しかレンズを買い足さなかったので、ちょっと足を濡らしてみた程度です(3本ならこれくらいですよね?なんか感覚が既に良く分からなくなっている…)。

なぜはまりかけたのか、そしてどうして抜けたのかということを残しておこうと思い立って、この記事を書き始めました。

なんで書くのかって?
将来またレンズ沼にはまりかけた自分を正気に戻すためです…。
(これを読んでなおレンズ沼にはまりに行くならそれはそれでよし)

ガジェット苦手だけどレンズ沼にはまりかけた

レンズ沼にはまる理由は人それぞれいろいろあります。
業が深いのは元々ガジェット好きな人でしょうか。私が旅先で見かけたおいしいものを片っ端から食べるように、ガジェット好きな人は気になったレンズを片っ端から試さずにはいられないのですから、そういった人たちがレンズ沼から抜けるためには相当の努力が必要だと思います。

しかし私の場合はガジェット的な魅力を感じているわけではなく、その意味では比較的沼から抜けやすいタイプでした。
私がレンズ沼にはまりかけたのは、「レンズを変えればもっといい写真が撮れるかもしれない」という理想を追い求めて。

今あるレンズを使い倒した後なら健全な考え方なのですが、それほど設定も変えず、2・3回撮影に行ってうまくいかないと「こっちのレンズなら…」と次のレンズを探してしまうという状態でした。
Twitterでいい写真があると、ついつい心を惹かれてしまうんですよね~~。

昔の写真が意外と良かった

そんな感じで次のレンズを物色していたある日、ブログに記事でも書こうかなと初代一眼レフのNikonD3100で撮影した写真の整理を始めました。
D3100はうまく使いきれなかった一眼レフで、結局富士フィルムX-Transの色味や解像感にひかれてX-T20に変えたので、私の中ではこの時期の写真は「あまりできの良くない写真」というイメージでした。

しかし久しぶりに見てみると、これがとてもいい写真が多いんですよ。

ボケのやわらかさとか、色の微妙な違いとか、細部がどうのとかそういうのはぶっ飛ぶくらい「いいなこれ」という写真がざくざく出てきました。

ちなみにこの当時「現像」という概念を知らなかったため、すべて撮って出しです(たぶんRAW保存すらしていないはず)。

この写真を見ているうちに気づいたのです。
私の撮りたい写真は、圧倒的被写体力でぶん殴る写真なのだと。

被写体力を求めて

一言で被写体力とはいっても、個人によってその意味は異なります。
そもそも被写体力ってポートレート界隈でよく聞く単語なので用語の定義から違うのかもしれませんが、ここで私の考える被写体力とは「あんまり考えずに撮っても魅力的な写真が撮れる景色」のこと。

では私にとって「魅力的な写真」とはなんなのでしょう?
これまでの経験を思い返したりいろんな人の写真を眺めながら、何を撮っているときに私は楽しいのか、どの写真を見返したときに楽しくなれるのか、と考えたところ、まだ完全につかみ切れていないのですがこのあたりかなという目星はついてきました。

興味のある情報を読み取れる写真

写真を見ただけで、その土地の文化や風習を感じたり、四季の美しさを感じたりすることのできる写真。特にヨーロッパ文化にはとても惹かれます。

自分の好きなものがたくさん詰まっている写真とも言えます。

ポーランドのティールーム。机の上にろうそくがあったり、レンガっぽいつくりの部屋だったり、カフェなのに薄暗かったり、ティーポットがやたら大きかったりと日本と全然違う文化が垣間見えてたまらんです。自分が行ってるので、飲んでおいしかった経験も上乗せされてさらに楽しい。

美しい色

とにかくきれいな色彩。四季の花や紅葉などには特に惹かれます。
この点では、やはりFujifilmに変えてよかったなと思ってます(好みの色が出やすい)。

色についてはレンズによって出方が違うので理想の色が出ないとレンズ沼やカメラ沼にはまりやすいのですが、幸い私はX-T20と持っているレンズで満足しているので、後は好きな被写体を探すだけとなっています。

整った構図

これについてはなかなか自分でいいなあと思う写真は撮れないのですが、好きな写真は構図がしっかりしているものが多いので、きっと好きなんだろうなあと思います。
葛飾北斎の絵とか本当に「収まるべきところに収まっている」感があって大好き。

構図に関してはいろいろと理論的な解説も出ているので、少しずつ読んで取り込んでいきたいと思います。

結局旅行に行くのが一番いいことに気づいた

こんな感じで自分の好きなものを分析していった結果、「旅行に行けば解決じゃない?」ということに気づきました。
特に海外なんて見渡す限り新しい情報ばかりで、そこらの路地ですら被写体力があふれてるわけです。

そして試しにチェコ・ドイツ旅行ではレンズを減らしてX-T20のキットレンズであるXF18-55mmをメインで使ったところ、やっぱり大満足な写真がいっぱい撮れました。

そう、レンズを買うより旅行に投資した方が、私はよっぽど満足度が高い!!!

ただXF18-55mmは私にはちょっと重い。めったに行けない海外旅行で持ち出すならまだしも、気楽な旅ではできればもっと軽いほうがいい。
そう考え始めると軽いレンズとかを調べ始めてしまうわけなのですが、試しに軽い単焦点で旅行に行けないかXF35mmF2だけで金沢へ行ってみたら、それはそれでやっぱり問題なく過ごすことができました。

気楽に来れる場所な分撮るか撮らないかの取捨選択がしやすく、このレンズで撮れないならまあいっかという感じで切り捨てられるのが大きいですね。

そんなわけで今は憑き物が落ちたように新しいレンズを探し求めなくなり、かわりに旅行の予定を組むことが増えました。

今持っている機材とラブレター

今現在かなり落ち着いてカメラと向かいあえているので、それぞれの機材についてラブレターを書いてみたいと思います。

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現在のメインカメラ。このカメラを買わなければここまで楽しく写真を撮るようにはなっていなかったと思います。
後継機も出ていますが、今のところなんの不満もないので壊れるまで使い倒します。そして次のカメラは、よほどの心変わりがない限り同じラインのカメラを買うと思います。

富士フィルムのカメラは指名買いで買う人が多いからか(イメージ買いだとやっぱりニコン・キャノン・ソニーが多いですよね…)、富士フィルムのカメラを持っていると結構話しかけられます。お互いカメラに惚れ込んでるので、話も弾みやすいんですよね~。

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X-T20のキットレンズですが旅行で使うには十分な画質なので、なかなか行けないような場所へ旅行するときは大体これをつけっぱなしで動いています。
単焦点と比べるとやっぱりちょっと劣るところはあるかなとは思いますが、ズームの便利さがそれを上回るんですよね。
キットレンズなのに、船上から手持ちでも夜景がきれいに撮れるのでとても信頼しています。

ただ、開始が16mmだったらとは思う…!

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私がメインで使っている単焦点。標準域だけで撮り歩くということに理由もなくとても憧れているので、何かと持ち出すことが多いです。
将来的には国内日帰り~2泊くらいまでの旅行は、これ1本で撮れるようになりたい。

軽くて色乗りも良くて良くボケるので、気に入った写真が撮りやすいという点でもお気に入り。
ぱきっとした描写は風景写真によく合うので、構図がばっちり決まった写真が撮れたら格好いいだろうなと日々妄想しています。

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XF35mmとはまた違う好みの色合いで、特にこのレンズで撮影した青空は本当に気持ちがいい!
16mm(換算24mm)というのも目の前の風景を切り取るときにはとても使いやすいです。

びっくりするくらい寄れるので、カフェの雰囲気と料理を撮るには一番使いやすいレンズ。

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一番使いきれていないレンズ。レンズ自体の性能はすごくいいんですが、私の腕がついていかない。
広角ですが歪みのない描写と、すっきりとした色が出るレンズなので、構図をばっちり決めた迫力のある風景写真を撮れるようになりたいなと思ってます。

レンズ沼から抜けたと言いつつ、実は単焦点で旅に出られる自信がつきはじめたので、X100FとかX70も軽くていいなって思ってるんです。サブカメラにもなりますしね。やっぱり長期旅行に出るときにカメラ1台は怖いしね。
X100Vが出たら本格的に検討します。一番欲しいのはX70後継機なんですけどねえ。

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