おいしいもの日記 2021年夏編

そろそろコロナもおさまるかなーと思いきや、なかなかしぶとく4回目の緊急事態宣言が出た夏。あんまり外に出た気もしてなかったんですが、振り返ってみると結構いろいろ行ってました。

今期は以前から気になってた(名前は聞いたことがあった)お店に行けることが多かったですね。名の通ってる店はやはりそれだけの理由があるな…!というのを実感したシーズンでした。ということでちょこちょこと長文になってます。

保存食Lab(出町柳)

以前紹介した保存食Labさん。

保存食lab(京都・出町柳):日常のご飯が楽しくなる保存食のかわいい直売所
出町柳駅の周りの入り組んだ細い路地に、素敵なお店を見つけました。手作りのビン詰めが並ぶ素敵なお店です。カフェかなーと思ってお邪魔してみたら、保存食をメインに販売しているお店でした。保存食を使ったカフェメニューもあるので、カフェ利用も...

インスタをフォローして時折投稿されるお弁当がおいしそうだなーいいなーとずっと見ていたんですが、数量限定・予約のみでお弁当の注文を受け付けるということで早速頼んでみました。
白ご飯が多いのが気になってはいたのですが(白ご飯はたくさんあると食べるのに飽きるんです)なんとこの日のお弁当は混ぜご飯! 別の日は白ご飯が多いのでほんとにラッキーでした。

どの料理も「思ったコースに豪速球」という味。意外な味付けに驚くタイプではなく、しみじみと「ちゃんと作ったごはんっておいしいなー」と感じるお弁当でした。

ナカガワ小麦店(下鴨本通り)

京都のおいしいパン屋さんで大抵名前があがるくらい有名なパン屋さんです。前から行きたいなーと思ってたものの、行くと行列していたり私が好きなシンプルなパンが売り切れたりでなかなか買えなかったんですよね。
しかし、とうとうある日通りがかりに買えました! しかも私が好きなベーグルに、基本の食パン(トースト・モンターニュ)、そしてドライフルーツがいっぱいのパン(フリュイ・ルヴァン)…と、食べてみたかったものがすべて残っている完璧な布陣。小躍りしながら買ってきました。どれも思っていたよりずっとお値段が買いやすかったのに驚きです。

いいパンを買うと生ハムとクリームチーズも食べたくなるよね、ということでいそいそと買ってきてリベイクしていざ実食。とーってもおいしかったです!

ベーグルは表面がバリっとして中はしっとりさっくりという生地。あんまりもちもちはしていません。しかしその表面と中身のコントラストがとても食べていて楽しいんです。ちょっとしっかりめにリベイクがうまくいったのも良かった。ベーグルは断然もちもち派だったんですが、これはザクザク派に転んでしまうおいしさ。
生ハムとクリームチーズと玉ねぎをオリーブオイルで和えたサラダを横に添えてたんですが、挟んで食べたりするとせっかくのベーグルの食感が味わえない! ということで、ベーグルとサラダを交互に食べたほうがおいしかったです。

食パンはふわふわ系で、切るのにとっても苦労しました。太めに焼いて軽くリベイク。
結構甘めかな? 食パンってシンプルな方が好きなので最初は「おいしいけどあんまり好みの方向性じゃないかもなー」と思いながら食べてたんです。しかし食べ進めるうちにじわじわとおいしさを感じるようになって、「あ、これパンドラの箱が開くやつかもしれない」とちょっとぞわっとしました。ハーフサイズで良かった。フルサイズだったら戻れなくなったかもしれません。
個人的には食パンにはミルクコーヒーと思ってるんですが、意外にこのパンと合わなかったのが不思議でした。妙にコーヒーの酸味を感じるようになるんですよね。ワインやフルーツジュースとかの方が合うかも。

フリュイ・ルヴァンは思っていたよりかなりフルーツがぎっしりで、おやつパンのようでした。というか、最初はベーグルとフリュイ・ルヴァンを昼ごはんにして食パンを夜に回すつもりだったのに、フリュイ・ルヴァンを1口食べてベーグルと食パンを昼ごはんに、フリュイ・ルヴァンをおやつに変えました。しっかり硬さのある食べ応えのあるパンで大満足です。

ラマルティーヌ(下鴨本通り)

※真ん中のケーキ割れてます。本来つるっとしたとてもきれいなケーキだったのに申し訳ない…。

自転車で下鴨本通りをシャーっと走ってた時に「聞いたことある名前だぞ!」と気づいて思わず入ったお店。本当は少し南のラ・クラシックを初訪問して買う予定だったんですが、店頭を覗いたところ好みのケーキが残ってなくてしょんぼりしてたところで見つけたので嬉しかったです。

名前は聞いたことあるけどさてどういうお店か分からないぞ、ということで、店頭で気になったケーキを頼みました。後から気づいたんですけど全部ムース系で、選び方にセンスないなーと反省。もうちょっと種類を散らせばよかったです。

どのケーキもかなりあっさりめの甘さ。甘さより素材の味を前に感じるケーキですね。
2,3個は余裕でいける味なのでこれは危険ですよ…!
後から調べたところ、チーズケーキが評判のお店みたいなのでまた買いに行こうと思います。

ベッカライ・ペルケオ・アルト・ハイデルベルク(岡崎)

うさぎの置物で有名な岡崎神社のすぐ近くにあるドイツパンのお店。
京都で本格的なドイツパンのお店としてかなりの有名店ですが、個人的に酸味のあるパンが好きではないので、ずっとお店の前は通るものの「でも酸味のパンだしな…」と思ってスルーしてました。
しかしある日ふと思い立って、京都市京セラ美術館に行く日にここで腹ごしらえをすることに決めて(美術館から歩くとちょっと遠いですが、自転車だと余裕でランチ圏内です)初めて入店。

本来ならモーニングやランチがあったのですが、ドイツの豚コレラやコロナの状況下でセット物はお休みでした。しかし、サンドイッチや購入したパンをイートインで食べることは出来るので、「プロシュット」と紅茶でランチにすることに。

プロシェットは生ハム(プロシュット)とキュウリ(と何か油のもの?)の中身と、ライ麦30%のパンのサンドイッチ。
大きさは、ゆるい握りこぶしよりもう一回り大きいくらいで、最初見たときは「思ったより小さいけどお腹膨れるかな…」という印象でした。

ですが、食べてみたら満足感がすごかった。
まず最初に思ったのは「ハムが美味しい!」ということ。
パン屋のメニューでハムの方が最初に感想になるなんてと思いつつも、熟成したハム独特の複雑な旨味と香り、まろやかな塩気とねっとりとした油の美味しさには相当のインパクトがあります。
しかし半分ほど食べ進めているうちに、(ハムの味に慣れたのか)パンの美味しさにも気づきます。そもそも、これだけ美味しい生ハムに負けないパンというのが良く考えてみればすごいんですよ。苦手かなと思っていた酸味ですが、ライ麦30%の配合のおかげかそれほど気になることも無く、むしろ生ハムとの相性がばっちり。野菜がキュウリしか挟まれてなくて物足りなそうだなと思ったけど、むしろパンとハムの味がしっかり味わえてこれがベストバランスなんだなと納得しました。

以前ドイツ人の奥さんがいる方のコミックエッセイで、奥さんが日本のパンに満足できずドイツパンを食べたがるという話があって(どのマンガか忘れたし詳細は違ってるかも…)、読んだ時は「酸味のあるパンの方が美味しいって思うのか―、まあ故郷の味だしそんなもんかな」と思ってたわけですが、今回のパンを食べて「なるほど、これに慣れたら日本の食パンは味気ないわ!」ということが心から理解できました。
ナカガワ小麦店のパンと言い、小麦の味が美味しいパンはほんとに危険だな…。

味は濃いのですが量は少ないので一気に食べると「なんか少なかったな」という印象になってしまいそうです。ゆっくりと良く噛んで味わいながら食べると「少ないのにお腹いっぱい」になるので、ぜひ美味しい飲み物と一緒に食べてみてください。
あまりにもおいしかったので後日友人にこのサンドイッチをお土産として渡したところ、「生ハム美味しい→パン美味しい→小さいけど満足感がすごくてこれで十分だわ」と全く同じ感想をたどっていて笑いました。

季節の野菜料理 ヒトテマ(北白川)

北白川界隈で気になってたお店。
北白川は「派手ではないけど体に優しいおいしいお店」が集まる界隈だとおもっているのですが、そんな流れを感じるお店です。

ランチの定食はメインを選ぶタイプで、それにたっぷりのお野菜の副菜がついてきます。
この日お願いしたのは、梅味の豚しゃぶ(右のお皿の左下)。

派手な味ではないのですが、たくさんの種類のお野菜をおいしく食べられ、色どりもとても良くて見た目にも楽しいので、ちょっと心身が疲れたときにふらっと寄りたくなるお店です。

TOILO×TANITACAFE京都店(四条)

四条は食べるお店が多すぎて街に出るたびに毎回どこに行こうかとなるのですが、今回はタニタとカフェがコラボしたレストランということでこちらに。
この日はちょっと疲れててあんまりちゃんとした記憶がないのですが、空間が広くとられていて(コロナ対策もあるのかも?)ゆっくりできるカフェレストランでした。

味も悪くなかったんですが、ちょっと私には味が強かったかな。
タニタとコラボということで薄味を想像してたんですが、結構がっつり系で体がびっくりしたというか。食べた後も舌がビリビリしてました。あんまりこういうことってないんですけど疲れてたせいかも。
ごろっとアボカドが入ってるかと思ってアボカドバーガーを頼んだら、ソースに練り込まれてたのがちょっと悲しかったです(笑)。

BABBI GELATERIA KYOTO(四条)

ジェラートが食べたい!という一心で向かったお店。
無難においしいですが、観光地・インスタ向け価格という感じかなー。
ただ京都はアクセスの良いジェラート店が少ないので、今後もちょこちょこ寄りそうです。

床があるのでお手軽に床を体験するにはおすすめですね。良い席が取れるとインスタ向けにもばっちりだと思います。
席数はそこそこあるんですが、満席になったりガラッとすいたりする時間の差が激しいようでした。
店内のオペレーションがそれほどスムーズでないように感じたので、時間に余裕を持って行った方がいいかも。

紅茶と本 ウグイス(茶山)

前回に引き続きウグイスさん。おしゃべり目的のお客さんがいない静かなカフェなので、コロナ禍でも安心して通えるカフェです。
いつもタイミング的にドリンクとケーキしか食べられなかったのですが、やっとランチのプレートを頼むことが出来ました。

香りのよいプレートで(私はとにかく料理の香りがないとダメ)、意外な食材の組み合わせなんかもあって食べてて楽しいランチでした。
本来は手作りパンがつくのですが、この日は売り切れていて市販のパンで提供してもらいました(でも想像よりずっと良いパンがついてきて驚いた)。

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