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過去の石鹸:#55-65のうち雑多なもの

※この記事は過去に別のブログに載せていた記事の再編です

過去の手作り石けんの記録のうち、あまり情報が残っていないものや写真がないものを集めています。
基本的に大きな失敗をした記憶はないので、いずれも(多少の好みはありますが)普通に使えるレシピでした。

#55 在庫オイル一掃石鹸
#57 茶油のシャンプーバー
#58 夏の定番 竹炭とメンソールクリスタル
#59 しっとりオリーブ
#60 サンシャインバー的なもの
#63 こめ油の石鹸
#64 髪用液体石けん
#65 デイリー用石鹸

#55 在庫オイル一掃石鹸

レシピ

オリーブ 171g
ごま 173g
マカダミアナッツ 150g
ラード 140g
ココナッツ 202g
ココアバター 184g
キャスター 100g

水 300g
牛乳 80g

NaOH 151g(7%discount)

OP
ゴートミルクパウダー 大2
レッドクレイ 大2
FO チューリップ 2ml
FO マンゴー 2ml
FO プルメリア 2ml

レシピ・作成メモ

中途半端に残っているオイルを中心に組み立てました。

オイル構成からトレースは早いかと思ったのですが、型入れまで3時間程度。
しかし、すこしトレースがでたかなと思っていたら急激に固まっていき、5分もしない間にぼてぼてになってしまいました。
ハードオイルが多いので、タネの温度が下がったら一気に固まってしまった感じかな。
本当はレッドクレイでマーブル模様にしたかったのですが、とてもそんな柔らかさではなくなってしまったのが残念。

#57 茶油のシャンプーバー

*#56はキッチンソープのため省略

レシピ

茶油 1000ml(グラム不明)
パーム 128g
パーム核 233g
キャスター 100g

水 500g
牛乳 50g

NaOH 195g(discount不明)

OP
ヘナ 大2
ハーブパウダー 大1
黒砂糖 大2

FO 小2

作成日:2013.05.29

レシピ・作成メモ

シャンプーバーはずっと試行錯誤しているのですが、今回は茶油をつかってみました。
少し前に作ったマルセイユが今のところなかなかいい感じなので、マルセイユ構成を基本にオリーブオイルを茶油に変えて、ひまし油をプラス。
一部本家レシピからずれているのは、単に計量時に多かったからです。

オプションには、髪によさそうなものを適当に入れてみました。
ヘナは今年に入ったあたりから使うようになったのですが、髪の質感がすごくよくなるんです。
ハーブパウダーは、ヘナと一緒に使うといいということで、ヘナと一緒に購入したもの。
中身はインドハーブ中心です(たぶん)。
アルカリに負けていないといいんですが、さて。

以前つばき油で作ったときは非常に仕上がりが重くなったので、オイルの構成がほぼおなじらしい茶油でどうなるでしょうか。
作った方の感想をみていると、「さらさらする」「軽くなる」といった感想が多いように思ったので、つばき油のときの絶望再来にならないといいのですが…。

作ったあとに気づいたんですが、茶油が1000gではなく1000mlでした。
マルセイユ配合で計算するとき1kgだったけ、おかしいなーとか思ってたんですが気にせず進めてしまったんですよね。
ぼーっとしてるときに作ってはいけない…。
正確なグラムが不明ですが、915gとして計算しても過アルカリにはなっていないので、まあ大丈夫だと思います。
だめなら最悪溶かしてリキッドソープとして使えばいいかな。シャンプーバーだし。

割と気候のいい時期だったのですが、型入れまで約20時間。
型出しの際かなり油が出てしまっていたので、型入れはもう少し遅くてもよかったかな…。
トレース出すのに日をまたぐとは思っていなかったので、用事のある日の前日に作ってしまい、2日目はほとんど手をかけられなかったのが痛かったです。
水・アルカリともに多めなので、使用まで長めにとったほうがよさそうですねー。

解禁直後の使い心地

1ヶ月半ほど乾燥させて使ってみました。
2週間ほど使った感じは、非常によい感触です。
髪が軽くなったのと、手触りがつるつるしています。
茶油なのかヘナなのかわからないんですが、ヘナをしたときの感触に似てるので、ヘナのおかげかなー?

ただ前の石鹸(マルセイユかキャスティール)と比べると、ちょっとリンスが難しいかな。
けん化率が高くなったからか、リンスの量を微調整してやらないときしみやすくなりました。
まあでもちゃんと調整してやれば無問題。
(慣れてない人にはあまりおすすめできないけど)

#58 夏の定番 竹炭とメンソールクリスタル

レシピ

オリーブ 907g
パーム 128g
パーム核 230g
ひまし油 102g

NaOH 179g
水 450g
柿渋 50g

メンソールクリスタル 40g
竹炭 小2
FO 小2
作成日:2013.06.16

レシピ・作成メモ

いつもの定番。
今年は柿渋を投入してみました。

保温中、24時間くらいは普通に保温できていたのですが、24時間を過ぎた頃から急に汗をかき始めました。
様子をみてたらどんどん汗をかいて上に水分の層ができたので、あわててクーラーに当てながら水分をふき取り。

この奇妙な保温の様子、以前にも見た覚えがあるんだけど、どれだったかな…。
柿渋を使ったものだった気がするので、もしかしたら柿渋を使うとこういう変則的な保温になりやすいのかも。
次回使うときは気をつけようと思います。
まだ半分以上残ってるので、早く使わないと…。

#59 しっとりオリーブ

レシピ

オリーブ 470g
シアバター 33g
ひまし油 33g

NaOH 69g(5%discount)
水 182g

OP
はちみつ 大1
FO Water Lily 7.5ml

作成日:2013.07.21

レシピ・作成メモ

以前乾燥肌の友人にキャスティールを作ったのですが、非常に気に入ってくれたらしく、再注文が来ました。
ただ、追加要望というのが「もっとしっとりできないかな?」というもの。
最初聞いたときしっとりしすぎの聞き間違いじゃないかと思いました。キャスティールよりしっとりって…。
普通肌の私には想像もつかないくらい、乾燥肌ってのは乾燥するんですね。
(私は普通のキャスティールで十分すぎるくらいしっとりします)

保湿というとたんぱく系オプションが定番なのですが、個人的にあまり効果を感じたことがなく、また夏に作るには避けたい。ということで、バターと糖分を追加。
はちみつはライトトレースが出てからの投入です。
少し泡がたつほうがいいとのことだったので、ひまし油も投入。
解け崩れがすごそうな構成になりました。

FOは余所見してたらいつもの倍量入りました。
顔に使うものなので、あんまり強くしたくなかったのですが…まあ限界量よりはかなり下回ってるので問題ないでしょう。

構成的に私には使えないなーと思ったので、いつもの半量程度での作成です。

#60 サンシャインバー的なもの

レシピ

オリーブ 200g
レッドパーム 300g
パーム核 250g
マカダミアナッツ 175g
ひまし 100g

NaOH 141g(6%discount)
水 308g

OP
はちみつ 大2
FO 7~8ml

作成日:2014.05.11

レシピ・作成メモ

久々のレッドパーム使用。
作ってから思ったけど、この量ってタオルに色がつくんじゃなかったかな…。

型入れ前に加熱しなかったのでどうかと思ったのですが、毛布にくるんでおいておいたら24時間後もほんのり温かさが残ってました。
保温に成功するとよく引き締まった石鹸ができるので嬉しいです。

型出しも非常にスムーズでした。ひっくり返したらするっと抜ける感じ。
さすがハードオイル多め+はちみつ入りのレシピです。

型出し時点でいい香りがします。scent shopさんのMサイズのFOを半分弱入れたのですが、あまり強い香りが好きではない私には十分でした。
scent shopさんのFOは本当にはずれがないなー。

#63 こめ油の石鹸

レシピ

こめ油 900g (66.1%)
パーム核 223g (16.4%)
パーム 138g (10.1%)
ひまし 100g (7.3%)

NaOH 182g (5%discount)
水 500g

OP
さらしあん 大2
FO 7~8ml Aqua Floral

作成日:2015.10.3

レシピ・作成メモ

オリーブ以外をメインを確認しよう企画その2、こめ油です。
レシピはこめ油のマルセイユ石鹸にしようと思ってたんですが、色々と在庫の兼ね合いもあって、こめ油率低めのレシピになりました。

以前に一度こめ油を使った石鹸を顔に使ってみたら(肌が丈夫な私にしてはめずらしく)、見事にぷつぷつができたので、すっかり敬遠していました。
ただ、今思い返せば、あれはオイルのせいではなくオプションのクレイのせいだったのでは…という疑惑がありまして。
もうレシピは残っていないのですが、初心者のころに作ったので、相当大量のクレイを入れたような記憶があるんですよね。
ということで、たぶん10年(以上)越しのリベンジ。

前回と同じく、見た目に特徴がないと何か分からなくなるので、今まで使って問題なかったOPのさらしあんを入れています。

こめ油率低めのせいか、トレースは想定より遅く、20分しっかり混ぜることができました。

#64 髪用液体石けん

レシピ

茶油 910g
キャノーラ 800g
パーム核 373g
キャスター 300g

水 712g

NaOH 335g(discount0%)

作成: 2016.06.04

レシピ・作成メモ

液体石けんですが、苛性カリを使うのではなく、苛性ソーダを使って作る、溶かして使うタイプの液体石けんです。
以前キャノーラメインで作ったランドリーソープを髪の毛に使ったら非常に使い心地が良かったので、今回は髪用と最初から決めてレシピを組み立てました。
といっても、毎度のことながら、経験と勘による適当なレシピですので、出来上がりが溶けるかどうかも不明です。

溶かして使うし、キャノーラは酸化が早いと聞くので、ディスカウントは0%。
キャノーラを大量に使うとまず型出しが無理なので、今回は100均でタッパーを購入して、そこに直接流し込んでいます。

解禁直後の使い心地

7月の末ごろに解禁。
タッパーから適当に掘って(スプーンで掘れるくらい柔らかい)、ハーブティーで溶かして、EOとクエン酸銀を入れて保存しています。
石けんを溶かすのは、できるだけ限界量近くまで。溶け残ったら次回に使えばいいとばかりに、大量に入れています。
このとき化粧品づくりで余っているパンテノールとかグアガムとか入れると、いろいろ好みに調整できます。
石けんにEOを入れるよりずっと少量で香るので、EO選びが楽しいですね。

結構思い切った量(といっても50mlくらいかな)を使うと、泡立ちはまったく問題ありません。泡持ちもしっかり。
普通のシャンプーの量だと足りない感じで、量が少ないと泡も全然立たないので、思い切りが大事。

クエン酸の調整がうまくいってないのかもしれませんが、ちょっとアルカリが強い気がするんですよね~。
髪がつるつるキシキシする感じ。
次回石けんを溶かすときには、ヘアケア用のオイルを2,3滴たらしてみようかな。

追加メモ

この石鹸を作ってからずっとシャンプーにはこの石鹸を使っています。
削って入れておけば翌日には溶けている感じで、特に問題なくリキッドソープとして使えるレシピでした。

そして、2018年7月現在まだ半分以上残っています。驚異的コスパ。

#65 デイリー用石鹸

レシピ

ラード 500g
オリーブ 501
レッドパーム 161g
パーム核 304g
キャスター 160g

水 500g
NaOH 219g(discount6%)

作成日:2016.08.08

追記

メモが一切残っていませんが、普通に使える石鹸でした。

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