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海外SIMをAmazonで購入してアメリカとドイツに行って来たらとても便利でした

ここ数年の急激なスマホと通信環境の発展のおかげで、海外でのスマホ利用も簡単な時代になってきましたねー。

これまで私が海外に行くときはホテルやカフェなどで提供されているWi-Fiのみを利用していましたが、今回はじめて海外SIMを使用してみたところ、特に不満なく便利に使えました

海外SIMというと現地で購入するパターンもありますが、このSIMカードを事前に購入しておけば現地で時間を使わずにすむのは大変なメリット。
容量・期間・金額のバランスを考えて、現地購入かAmazonでの購入かを決めると良いと思います。
少し前まで日本で買うとそれなりの値段がしていた海外SIMカードですが、最近は値下がりして金額的にこなれてきているのでかなりおすすめです。
値段は変動しますが私が購入した2019年5月は3GB/3か月で1800円くらいでした。

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使用したSIM・スマホ・場所

SIMとスマホ

私が使用したのは↑のデータ通信専用プリペイドSIM。Amazonで購入できます。
1GB/30日、3GB/3か月、12GB/12か月の3種類がありますが、イギリスに入国しないと3か月以上使えないとの話があります。
今回私はイギリスに入国せず2か月にわたって使用しましたが、特に問題ありませんでした。

使用したスマホはAsus Zenfone 5(2014年版)Google Pixel 3a
いずれもSIMフリースマホです。
なぜ2台で使ったかというと5月にアメリカ行った後にZenfoneがおかしくなったので、Pixel 3aを急遽買ったんです…。

使用した場所と回線状況

Amazonの説明では、使用できるのは全48か国。
海外旅行としてメジャーなヨーロッパ地域はカバーされているかと思います。
※詳しくはAmazonの商品ページでチェックしてみてください

また、回線状況については「イギリスは4G/3G、それ以外の国では3G/2G」と説明されていましたが、実際にはイギリス以外でも結構回線状況が良かったです。
※回線状況の見方は詳しくないんですが(検索してもまとまってるページがあまりなくて…)以下のような表示になっているのかと思います
【通信速度が遅い】E・3G・H・H+・4G【通信速度が速い】

実際に使えた地域と回線状況

基本的に大きな都市では問題なく使えましたが、都市間の移動中や山間部などは回線がつかめないときもありました。

【アメリカ】
ヒューストン(空港のみ)・ニューヨーク(空港のみ)・フロリダ

いずれもHかH+表示。ニューヨークだけ少し回線をつかむのに時間がかかっていました。

【ドイツ】
ドレスデン・ベルリン・ライプツィヒ・マイセン・ポツダム

ドレスデン・ベルリンは4G表示ですが、博物館に入ると急にH表示に変わったりしていました。
その他はHかH+表示。

【その他】
ヘルシンキ(空港のみ)・プラハ

いずれもH+表示。

実際に使ってみた感想

設定が非常に簡単

SIMを取り換えるので何か設定が必要なのかと思ったのですが、Zenfone 5とPixel 3aどちらもSIMカードを差し込んで電源を入れたら勝手に設定が切り替わっていました
設定方法の紙も同封されているので、もし自動で設定されていなくても問題なく変更できるかと思います。

なお送られてくるのはマルチSIMなので、自分で切り抜いて使用します。
私は手で特に問題なく切り抜けましたがはさみで切ったほうが確実なので、飛行機の中で取り換えるならあらかじめ切っておいた方がいいかもしれません。

基本的にアプリの使用感も問題なし

通信速度については↑にまとめましたが、実際にアプリを使ってみた使用感です。

今回私が主に使っていたのはGoogleMAP・LINE・Uberで、これらのアプリに関しては特に問題なく使うことができました。
Uberは現在位置(出発地)の取得に手間取るときがあったかな、というくらいです。
ただ、現在位置の取得を自動にするとGPSの関係で微妙にずれたりするので手動で住所を入力したほうが確実ですし、手動にすれば特に問題なく使うことができました。

データ使用量の目安

使用量に関しては個人差があるので何とも言いづらい部分ですが、大体の目安の話として。
GooleMAPは基本的に道の確認とたまにお店の検索をする程度、LINEはテキストメッセージのみ、Uberは2・3回呼んだくらいで、1週間で1G使わないくらいの使用量でした。
SNS系は一切使用していません。

おすすめのお土産や観光地などを調べてブログなどを読みに行くと、あっという間にデータ使用量が跳ね上がったのでおすすめしません。
ホテルではWi-Fiがつながっていたので、調べ物など通信料を使いそうなものはWi-Fi環境で調べていました

節約する意識を持ちながら街歩きなどに最低限使う程度なら、1週間1Gで計算しておけば良いかなという感じです。
※しかし私は普段から毎月2Gも使わない生活をしているので、普段からがんがん使う人にはあまり参考にならないかもしれません…

心配な場合は、一度海外に行く前に日本でのデータ使用量を確認してみるのをお勧めします。

気になる点・注意点

今回使ってみて特に問題はなかったのですが、調べているときに気になる点や気を付けておいた方がよい点がありました。

SIMフリースマホでしか使えない

スマホには、特定の業者の回線しか使えないスマホ(SIMロックスマホ)と、回線を問わず使えるスマホ(SIMフリースマホ)があります。
一般的にドコモやauなどの日本の携帯電話会社で購入すると、前者のSIMロックスマホになります。
しかし、今回紹介しているSIMカードはイギリスの回線業者のものなので、SIMフリースマホが必要になります。

この辺りの話が↑の説明で良くわからないという人は、SIMロックについて調べてから使用するのをお勧めします。

Amazonで購入しても違う品物が届くときがあるらしい

Amazonのレビューを見てて気になったことなのですが、どうも違う商品が届くことがあるようです。
というのも、同じAmazonの商品ページでも時期によって出品者が変わるみたいなんですよね…。
そのため、たまたま良くない出品者の時に注文してしまうと変な商品が届くようです。

なのでAmazonで購入するときは商品ページのカートを入れるから注文するのではなく、「新品の出品」リンクから評判の良い業者を探して注文するほうが良いと思います。
業者によって値段やお届け日が変わるので、こちらも要チェック。

なお、私が購入したのは「株式会社 ワイズ・ソリューションズ」です。
特に問題なかったので、次回購入するときも(値段に大きな差がなければ)指名買いしようと思っています。

届くまで日数がかかる

↑に少し書いたように出品者によって届く日数が変わりますが、基本的に3日以上かかります。
私の時は注文から到着まで大体1週間程度かかりました。

そのため、ぎりぎりに注文すると出発日までに届かない可能性があるので、もし購入すると決めたら早めに注文しておくのをお勧めします。

データ使用量の確認方法が面倒

今回データ使用量を確認するのに、スマホの標準機能を使用しました。
ただこの使用量は実際のものとずれることもあるので、本来は公式サイトから確認するほうが良いのです。

ただ、当然ですが公式サイトは英語。そして登録が必要。
ということ「使えなくなったらまあそれまででいっか」という気持ちで、今回私は使用しませんでした。
最終日まできっちり使いたいという方は、通信残量の確認方法を事前に調べておいた方が良いです。

データローミングはONにするのを忘れずに

Amazonのレビューを見ているとちょいちょい勘違いしている人がいたのですが、このSIMカードは「イギリスの回線業者と契約し、その業者が提携している各国の回線業者を使用する」という運用をします。
そのためイギリス以外で使う場合は、SIMカードの設定を終えた後に「モバイルデータ(回線をつかむ設定)」と「データローミング(契約している回線がつかめないとき提携している回線をつかむ設定)」をONにする必要があります。

一般的に日本の回線業者では「データローミングは絶対にONにしてはいけない」と言われることが多いので(これは日本の回線業者が提携している業者の利用料が高いため、利用料が高額になるからですね)、回線とスマホの設定の意味が分かっていないとONにすることには抵抗があるかと思うんですよね。

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