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私の手作り石けん作りの要点メモ

手作り石けんも長年作っていると、自分なりの手順やコツが出てきます。
ただ、私はそれほど頻繁に作らないので(消費も追いつかないし)、久しぶりにするとコロッとこの手順を忘れるときがあるんですよね。

ということで、自分なりの石鹸づくりの要点を書きだしてみました。
※他のブログに書いていた内容の再編です

なお、基本的な石鹸の作り方を載せていないので、まったくの初心者がこれだけ見て作成するのは無理です。

レシピ編

  • 基本のレシピは「オイル総量1200~1300g、水分量30%、NaOHディスカウント5%」。私が使用しているアクリルモールドは、カフェ・ド・サボンのカフェタイプとミルクタイプを1つずつ(2つのモールド分まとめて作ります)。
  • それぞれ、内容量が975㎤・1092㎤のため、1200gバッチで作って分けて入れるとちょうどいい感じ。もし個別に作るなら、カフェタイプは550gバッチ、ミルクタイプは650gバッチまでなら入るかな?
  • 糖分を入れると出来上がりの色は茶色になる
  • はちみつを入れると型出しが楽
  • レッドパームオイルに色止めにははちみつ(他の糖分or色つきオイルの組み合わせは未確認)
  • 溶かして使う石鹸はキャノーラオイルをメインオイルにする。ただし、柔らかすぎて型出しが出来なくなるので、タッパーに入れる。
  • キャノーラオイルがメインオイルの場合、かなり泡が小さく持ちが悪いので、レシピで対策する必要がある
  • 溶かして使う石鹸はなかなか減らないので、保存性を高めるために鹸化率を100%にする

ぐるぐる編

  • 水分はあらかじめ冷やしておく。凍らせるのはNG(溶かせない場合がある)
  • 水にNaOHを入れる。逆にすると反応熱が高くなりすぎる場合があって危ない
  • 特に水分を(牛乳などに)差し替えしているときはすぐ沸騰する+異臭がするので要注意
  • 水にNaOHを入れたときに息を吸わない。湯気を浴びない。危険。しっかり冷やしておくことで湯気の発生を抑えられる
  • 入れたらかき混ぜる。入れたまま放っておくと下でガチガチに固まって溶けない場合がある
  • プラスチックのスプーンを使わない。熱で破損する。
  • NaOH水溶液と油を合わせる温度は、それぞれ「触っていられる」程度の熱さならOK
  • NaOH水溶液と油を合わせた後は最低20分しっかりとかき混ぜる。出来上がったときの石鹸の質がよくなる(気がする)
  • こめ油はトレースが早いので型入れの準備をあらかじめしておく
  • インフューズドオイルはトレースが早い
  • アルコールが入っているFOはトレースが一気に出る
  • 全体にモザイクを入れる場合、柄の石鹸は全量の1/3が目安
  • マーブルはかき混ぜすぎない

保温と型出し編

  • 保温前に軽く生地を温めて鍋肌を触って冷たく感じないくらいにすると石鹸の質が上がる(気がする)
  • 生地を型入れ前に温めたら、保温は厚い毛布にくるむくらいでOK
  • 牛乳を入れたレシピは温度が上がる。夏場は保温しない。冬はタオル1枚+軽く毛布くらい
  • 一度保温したらあけないようにすると石鹸の質が上がる(気がする)
  • 保温は2日くらい(生地の温度が自然に下がるまで)しておいても良い
  • 保温時に温かさが残っている場合すぐに蓋のラップを取ると、石鹸上部が白くなる(ソーダ灰がつく)場合があるので、生地が冷え切ってからラップを取る
  • 型出し→切り分け時も、生地に温かさが残っている場合、切ったところから白くなる場合があるので、生地をしっかり冷やしておく
  • 型出し後1ヵ月でも使えるが、3ヶ月程度置くと泡立ちや溶け崩れの面でかなり使いやすくなる
手作り石けん
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