お天気の良いある日。
家にいるのももったいないけど、しっかり観光するほどの気力はないんだよなあ…と青空を見ながら考えて、ゆるゆるとお散歩をしに行くことにしました。
向かったのは一乗寺。
昔はラーメンのお店が立ち並ぶ場所として有名でしたが、最近では個性的なお店が集まる場所としても有名な場所です(ラーメン屋さん通りも健在)。
本日の起点は、市バス「一乗寺下り松町」から。
5と北8しか通らない、ちょっとアクセスの悪いバス停です。
お散歩コースの紹介
「こせちゃ」で天然酵母のパンを購入
わざわざアクセスの悪いバス停を起点に選んだのは、このお店に寄りたかったから。
日・月・火にしかオープンしておらず、住宅街の中にお店があるため、知らないと絶対にたどり着けないパン屋さんなんです。
以前から評判は聞いていたので、まずはこちらのお店に寄ってパンを買うことにしました。
小さなお店なので、2~3人入ったらそれだけでもういっぱいという感じです。
営業時間は19時までなのでのんびり向かったらいいかなとお昼過ぎに着いたところ、なんとお店に残っているパンはたったの5つ!!
私の前に入ったお客さんが3つ購入したため、私が買えたのは2つだけでした。まさかこんなに早く売り切れるとは…。
さらに、私がお会計を待っている間にも3組ほど来店していました。
たくさんパンを買いたいなら、できるだけお昼前に来た方がよさそうです。
購入したパンは、自家製グミ酵母のカンパーニュと紫芋のクッキー。
個人的にカンパーニュって酸味があってあまり得意ではないのですが、こちらのカンパーニュは酸味が穏やかでうまみを感じる味でした。サンドイッチが作りたくなります。
そして食感がとてもふわふわしていて、でも食べ応えがないわけではなくて、評判のよさも納得のパンでした。また買いに行こう。
「恵文社一乗寺店」で本の世界へ
「こせちゃ」から曼殊院通りを西へ10分ほど歩くと、「恵文社一乗寺店」に着きます。
一乗寺で一番有名なスポットとも言える、本と本にまつわるあれこれを置いているお店。
店内の撮影は許可が必要なので今回はしておらず、外観のみを撮ってきました。
中に入って並べられている本を見ると、一般的な書店で見かけるような売れ筋や話題作を並べるのではなく、お客さんが興味を持ちそうで少しマイナーな本を置いているように感じました。
店内はジャンルごとに分けられているので、自分の好きなコーナーに行くと気になる本がいくつも見つかります。
最近ではこういったセレクトショップのような書店はちらほら見かけるようになりましたが、こちらの書店は昔からこのスタイル。
インテリアにも年季が入っていて素敵だし、こなれた感じの店内に導かれるようにして本をゆっくりと探すことができます。
時間のある休日に、じっくりと自分の好きなものを探すにはぴったりのお店でした。
「アカツキコーヒー」で一休み
さて、せっかく外に出てきたので、帰る前にどこかカフェでも寄りたいところ。
一乗寺には素敵なカフェがいくつもありますが、今回は時間があるので5分ほど歩いて「アカツキコーヒー」へ向かいます。
ナチュラルな明るい雰囲気のカフェで、ドリンクとケーキをいただいて本を少し楽しみました。
小さなお店なのでお客さんの入りを気にしながらになりますが、この日はいい感じに席が回っていたため、1時間ほど滞在して帰宅しました。
観光コースのヒント
今回はお散歩ということで、書店で1時間・カフェで1時間。合計2時間程度のお出かけになりました。
実は起点にした一乗寺下り松町は、徒歩圏内に観光名所のお寺がいくつもあるので、時間がある場合はそちらに寄るのも楽しいです(記事の最後に、以前お寺に行ったときの記事をリンクしています)。
また、今回は市バスを使いましたが、叡山電鉄「一乗寺」駅から徒歩で回ることもできます。
基本的には叡電の方がアクセスが良いですが少し歩く距離が延びるため、他の観光との兼ね合いでどちらを使うか選ぶのが良いと思います。
コメント